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今更説明するのも・・というくらい有名な作品デスが、
知らない方のために、ちょっと説明しておきましょう。
1957年にアメリカで製作
陪審制度を題材にし「人が人を裁くこと」の難しさを
12人の陪審員による壮絶な討論を軸に描いた傑作
舞台は蒸し暑い陪審員室。
作品の時間経過も観賞時間と同じという徹底さ。
たった1時間半ですが、観だした途端 その映画の中に
あたかも自分も一緒に審判しているような錯覚に陥ります。
まず始まって30分・・この時点では
12人の陪審員のうち8番目のヘンリー・フォンダのみが
無罪を主張します。
つまりこの時点では 11:1
そして、事件の矛盾点を少しずつ解明していくうちに
無実が増えていくのです。
45分経った時点では、9:3
蒸し暑い陪審室では、扇風機も壊れているのに
大雨が振り出し 窓を閉め切り
観ているほうも苛立ちを感じてくる
60分後には、6:6と無実と有罪が半々になるわけです。
そして85分後にはとうとう 1:11になります。
有罪を主張するのはたった一人
つまり最初のシーンと逆になるんですね~
アメリカでは こういう陪審員制度は
かなり前からあったのに
日本ではやっと始めるというではないですか!
果たして どの程度 この映画のように
理性を持って裁くことが出来るのか
とても興味があります。
この1957年あたりの映画はいい作品がたくさんあります。
特にこういうヒューマン物はいいですネェ~~!
残念ながらまだ韓国や日本やアジアでは
こういうものは無理なような気がします。
たまにNHKBSでは、こういうのを放映してくれて
得した気分になります。。
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