☆★☆ドラマ・ランド☆★☆

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2015.05.12
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カテゴリ: 映画鑑賞

~柘榴坂の仇討~



@中井貴一さん演じる近習の
主君を慕い想う気持ち。。。(。-_-。)ポッ
@修理パパ健在:津嘉山さんの偉大な存在
@“六甲のおいしい水”が恋しくなる
井伊大老の吉右衛門さんの本物?と思う貫録~♪
@BGMが、とても良い~♪
@後半、主に貴一さんと阿部ちゃんの
二人芝居でも飽きさせない脚本と
二人の緊迫した演技!etc





主君:井伊直弼
慕い実直に生きる井伊の近習の志村
雪が舞い散る3月3日、桜田門外の変
井伊直弼の暗殺シーンは籠の頂点から撮り
そしてピストルの音と、そして雪に血痕・・・
何かの作品でも見たような~。。。。。
井伊大老=籠&雪
不適切だけど、井伊直弼の暗殺シーンは
絵になってる。。。
(御免なさい、井伊さん~(-人-)・・・)


井伊:全て天明!
天が行けと言うのなら、それも良し!
生きろ!というならば、それも良し!
その身が尽きる時までは、
懸命に生きろ!と言うことよ!




井伊大老は、まるで、この後の自分の
運命を知ってるかのように受け入れてる事
ヾ(≧∇≦)〃ヤダヤダとは言わず

御免、絵文字が好きなの。。。σ(・・*)アタシ
どんな事をしてでも助かろう!
生き延びよう!ではなく!
宿命に任せて、その時が来たら来たで!
潔い、この考えが何か良い~(井伊)御免



井伊直弼を襲ったのは18名
こちらは60名の警護がいるというのに
雪から刀を守る為か、刀に袋を
被せて紐で縛る!
雪が降り積もる時期、素手では
手が悴んで、なかなか思い通りに
ならないのもあるし・・・
刀を出す時に、紐をホドクまでに
ロスタイムが出てしまった事が致命傷・・・


責任を取る為、志村の父は切腹
母は、喉をついて自害
切腹する事も許されない志村


志村に修理パパから、井伊大老を殺した
人の首を取って来い!と・・・
“命に代えても殿をお守りする!”
井伊直弼を慕う気持ちは変わらない志村!


この事件に携わった人間が少しづつ
判明しても、主犯が分からないまま
ただ歳月が流れ、時代は
@慶応から明治へ
@髷、袴から、洋服へ
@無血開城、そして江戸は東京という名に!

時代が進化すれば、きっと恐らく
輝かしい未来になるはず!と
思っても、いつの時代も何かしらあって
|||(-_-;)||||||どよ~ん



当時の資料を手掛かりに新聞社などに
行っても、時代遅れの、髷と袴姿は
何処か浮いているけど、それが逆に
犯人の首を取るまでは、この格好でいる!
時代が変わろうとも身も心も武士というのが
伺える。。。
時代が、どんどん進化してく中
桜田門外の時で時間と姿が止まっている
志村をバカにした新聞記者


志村:姿、形は変わろうと捨ててはならぬ
物がある!
それも文明ではござらぬか?

┃電柱┃_・)ジー



月命日には、お参りに来ているものの
未だに墓前には手を合わす事が出来ない志村
敵を討つまでは・・・


”新政府軍“と聞けば、何かを思い出す・・・
Tono~
(ノд・。) グスン




あれから13年、残る人物は一人
似顔絵ですら、かなりインパクトがある人間
特徴があるから、すぐ見つけれるかも~!?
(そんな事じゃないんだよね~)


そんな時、司法省の秋元が(藤竜也さん)から
手紙が届き、秋元の元へ尋ねる志村
主君を守りきれず、あれから13年の
歳月が経っているのに切腹も許されず
生き恥を晒して生きている志村に
心が動いたようだ。。。。。


秋元の所へ向かう日、外は雪
ユキダ゚。°。°。°。个o(・_・。)゚。°。°。°。


志村:~雪になったか~・・・


そう言って、家路を後にするけど
ラストに志村の妻が言う
「二度と、逢う事はないと思っていた・・・」
この志村の後ろ姿が、何となく
「もしかしたら帰ってこれないかも
しれないけど~・・・」
というような
背中での表現というか、雪を見て
あの日、3月3日を思い出し、秋元の所に
向かうシーン、何か好きです~(。◕◞◟◕。)


しか~し、皮肉にも
“仇討禁止令” が出た日でもあり・・・
O( _ _ )o ショボーン
志村、かわいそう・・・・・



秋元は、どうやら十兵衛の消息を
知っているようで・・・
十兵衛も、また顔をさらす事が出来ずに
生きている!と・・・
お庭で雪の中でも美しく、凛と咲いている
椿を見て



秋元:直向きに生きよ!あの花を見てると
そんな声が聞こえてくる
いてつく寒さの中、雪に埋もれても
ただ直向きに生きよ!
決して死ぬな!
徳川も彦根も、もう無いのだ!
ならば、あの椿のように、この新しい世を
直向きに生きたらどうだ?



敵を取らず、生きる事を勧める秋元
主君が大・大・大好きな志村に
井伊の生き方に否定形を使った時
確かに井伊大老の生き方は・・・(自粛)
志村、秋元を殺めそうになった
この緊迫したシーンも見どころ!


志村:拙者は、掃部様が好きに御座いました。

(わかるよ、分かる~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)


そう言って、

井伊:雪か。。。。ご苦労。。。。。

と、在りし日の主君の映像が映るのだけど
流石プロのプロ!
この二言だけでも、かなりの貫録で~♪(。◕◞◟◕。)


そして後半、人力車の所に行き
志村 VS 十兵衛
(メ-_-) ・・・☆・・・(-_-メ;) バチバチ


傘をあげてはもらえぬか・・・?
志村(やっと見つけた、でも仇討禁止か・・・)
十兵衛(見つかった、でも仇討禁止だよ・・・)



歳を聞いたり、親不孝をした事など
本来なら、おそらく
「この13年間、どのように生きてたのじゃ!」
聞きたい所を、焦点を絞って
最低限の内容で会話のキャッチボールを
する二人からは、仇討禁止だけど
いつ、やるか、やられるか!
とうとう、この日が来たな!という
程よい緊張感が、とても良かった~!



車を弾く前の名前を聞く
“直吉” だと・・・
殺めた人の名前の一文字を使い
ただ惰性で生きている・・・
普通は逆だよ、関わりたくもない
忘れたい人の名前の一文字なんて
使わないし・・・
やっぱり十兵衛にも少しは“良心”が
残っていたのか~・・・


後半は主に、貴一さんと阿部チャンの
二人芝居のシーンが多いのだけど
飽きさせる事なく台詞が少なくても
主君を殺された家臣の気持ち
殺めて堂々と生きる事が出来ない
苦しい二人の男の気持ちがヒシヒシと・・・
特に貴一さんの所作が、とても
綺麗なのです



そして柘榴坂です・・・
回想で、十兵衛は切腹を試みるけど
死ねなかった・・・
苦しんでたのね~・・・
だったら・・・
(それなら物語にはならないから~)



刀を十兵衛にやり、戦う二人
なかなか決着がつかないのは
“その夜の侍”の時と同じく
互いに“心の時効”が有ったのでは!?


志村には主君の命が、今も残っており
悔しくても主君の軍命に背く生き方は
出来ないので、十兵衛を斬る事が出来ない・・・


志村:時代は確かに変わった!
だが、武士を捨てる事はない!
その心を持ったまま、この垣根を
超えてはくれまいか?
生きてはくれまいか?
わしも、そうするゆえ!




志村のこの言葉で呪縛から、ようやく
解放された十兵衛
井伊大老を殺めた事を忘れる事なく
なついてくれる幼子と、その母と
これから新しい人生を歩むでしょう!


一方、妻を向かえに行く志村
この13年間、志村も大変だったけど
影で支えてきた妻の心労も
かなりだったと思う・・・
決して楽な暮らしではないけれど
夕食時の御魚の一部の身を取り
妻にも分けてあげたり
贅沢では味わえない、仲の良い
夫妻でした。(。-_-。)ポッ


妻役に貴一さんが、指名した女優さん
何かの映画のワンシーンを見て
これだ!と思ったのがあったそうで
何の映画だろう・・・


柘榴坂の仇討、とてもトテモ
時代劇らしく、何度も鑑賞したくなる
そんな素敵な作品でした~(。◕◞◟◕。)








柘榴坂.png
























































poster2.jpg






























































































HP 松平容保公.jpg

実在の容保公と井伊直助は。。。(。◕◞◟◕。)






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最終更新日  2015.05.12 21:09:18
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