Blue Crescent ( in 楽天)

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2006/01/07
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カテゴリ: テレビ
昨日は、地上波で「女王蜂」をやっていたので鑑賞。
「女王蜂」といってもテレビドラマの方だ。


ふたりが訪れたのは、修善寺にある松籟荘というホテル。
大きな時計台があるこのホテルは、好事家で有名だった衣笠智仁殿下の別邸を改装したものだという。
金田一と横溝は、洋館と本館を繋ぐホールの一角に、中国から渡来した楽器・月琴が飾られていることに気付く。
これは、松籟荘の現在のオーナー・大道寺家が、伊豆下田の南方に位置する島・月琴島の出身であることにちなんだものらしい。
その頃、世田谷に暮らす大道寺家の当主・欣造は、月琴島にある大道寺家の本家で生活を送っている義理の娘・智子を東京に呼び寄せようとしていた。
するとそこに「智子を東京に呼び寄せるのは止めろ」という内容の怪しい警告状が届く。
「あの娘には、慕い寄る男どもをかたっぱしから死に至らしめる運命にある。彼女は女王蜂である」
警告状にはそう記されていた…

あくる日、欣造は、松籟荘を訪れる。月琴島からやってくる智子を迎えるためだった。
そこにやってきた智子の姿を見た金田一たちは、その美しさに目を奪われていた。
智子は、家庭教師の秀子と一緒だった。
その日、松籟荘で智子の誕生パーティーを開いた欣造は、そこで智子に遊佐三郎と駒井泰次郎を紹介する。
ふたりは、智子の3人の婿候補のうちのふたりなのだという。
もうひとりの候補、九十九龍馬は、急に来ることが出来なくなったらしい。
するとそこに、多門連太郎という美貌の男が突然現れ、強引に智子に近づいた。
連太郎は、智子を口説こうとするが、彼女に拒否されるとその場から立ち去ってしまう。
事件が起きたのはその夜のことだった。
現在は動いていない時計台の鐘が突然鳴り響いた。
金田一や横溝、ホテル従業員の今井が時計台に駆けつけると、そこには、壊れた月琴を手に呆然と立ち尽くす智子の姿があり、その足元には男の死体が横たわっていた。
死んでいたのは三郎だった。
捜査を開始した静岡県警の橘署長と清水刑事は、三郎のポケットから、彼を時計台に呼び出す手紙を発見する。
差出人は連太郎になっていた。
しかし金田一は、連太郎がすでにホテルを後にしていること、そして、金田一たちが時計台に駆けつけた際にすれ違った九鬼と名乗る黒眼鏡の老人も姿を消していることに注目する。
あくる朝、金田一は、橘から意外な情報を得る。
ホテルから姿を消した九鬼という老人が、衣笠智仁殿下の別荘に向かったことがタクシー運転手の証言で明らかになったというのだ。
金田一は、この事件に隠された謎を探るために、欣造から事情を聞く。
すると欣造は、19年前に起きた出来事を話し始めた。
当時、帝国大学の学生だった欣造は、友人の日下部とともに月琴島を訪れていた。
その島に、源頼朝の末裔である大道寺家があると知り、夏休みを利用してそこを訪ねたのだ。
そこで日下部は、大道寺家のひとり娘・琴絵に出会い、恋に落ちた。
ところがそれから数ヵ月後、日下部は、琴絵が自分の子どもを身ごもったことを知り、ひとりで島に渡るが、不慮の事故で亡くなってしまう。
欣造は、生まれてくる子どもを私生児にしないためにという名目で、日下部に代わって大道寺家に婿養子に入ったものの、琴絵の希望もあって、彼女とは別居生活を続けていた。
が、その琴絵も、日下部の子・智子を生むと、彼女が5つの時に他界していた。
そのとき琴絵は、智子が18歳になったら東京にいる欣造の下で暮らし、同じ頼朝の末裔である遊佐、駒井、九十九の三家の何れかの子息と結婚させること、という遺言を残したのだという。
欣造の話を聞いた金田一は、もし智子の結婚を望まない人間がいるとしたら、駒井、九十九にも危害が及ぶ連続殺人の可能性がある、と指摘するが…(公式サイトより)


かなり自由に原作を脚色しているが、時代設定は原作に近いようだ。
稲垣吾郎演じる金田一耕助もさることながら、小日向文世演じる横溝正史がいい味を出している。
もちろん原作の「女王蜂」には、原作者自身が登場する場面などない。
このドラマオリジナルの要素だ。
(ただし他の作品には、原作者自身がこのドラマの設定のように登場するものもあるらしい)
事件解決のエピソードを金田一本人から取材し、それを元に次々と本を書くという設定で、登場するのである。
惜しむらくは、物語中盤からあまり登場しなくなってしまい、ストーリーに絡まなくなってしまった点だ。

面白い試みだけに残念に思えてならない。
余談だが、小日向文世の風貌は横溝正史にまったく似ていない。
これだけは、ドラマならではの御愛嬌だろう。
特筆すべきは、やはりヒロイン智子を演じた栗山千明の存在感だろう。
美しさもさることながら、主役の稲垣吾郎も霞むほどの存在感を出している。
役者としての格の違いを感じさせるほどだ。
この点だけでも観る価値のある作品だった。

DVD化はまだされていない。
未見の人は再放送の折を逃がさぬように…





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Last updated  2006/10/02 10:35:06 PM
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