Blue Crescent ( in 楽天)

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2006/03/04
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カテゴリ: 外国映画
昨日深夜、地上波で「ブレージングサドル」を放映していた。
メル・ブルックス監督作品だ。
となれば、観ない訳にはいかない。
睡眠時間が減るのも構わず、鑑賞した。


とある鉄道の敷設工事現場で、大勢の黒人労働者が使役されていた。
既に黒人たちは奴隷から開放されていたが、まだ差別は消えていなかった。
白人たちは仕事に飽き、真面目に働く黒人たちをからかい出す。
どうにかして黒人霊歌を歌わせようとしていたのだ。
そんな白人の思惑など見透かしている黒人たちは「その曲は知らない」と歌わない。
なんとしても歌わせたい白人たちは、自分たちが歌って見せる。
そこへ現場監督のタガートがやってくる。
彼は、遊んでいる白人たちを一喝。
工事区間の先で流砂が発生しているとの知らせを受けたので至急調査をするように
命じる。
選ばれたのは、黒人労働者のバートと他一名。
彼らはトロッコで調査に出発する。
トロッコを快適に飛ばしていたふたりは、周囲の風景がだんだん切り立っていくのに気がつく。
いや、違う、彼らが沈んでいるのだ。
トロッコごと流砂の中に沈んで行くふたり。
そこへタガートとその部下が駈けつける。
助かったと安堵の表情を浮かべるふたりをよそに、投げ縄でロープをかけられたのはトロッコの方だった。
まだ新しいトロッコが無事回収できて喜ぶタガート。
これには流石のバートも切れた。
彼はレールを伝って流砂から脱出すると、そばに落ちていたスコップでタガートの頭部を殴った。
数日後、タガートは、知事の片腕のへドリー・マーラーの元に呼び出されていた。
へドリーは、その立場を利用して、鉄道工事にまつわる利権で儲けようと企んでいたのだ。
鉄道は流砂を迂回して通すことになり、その区間は大幅な予定変更されることとなった。
これでは、へドリーの懐に入る予定のものが入らない。
へドリーは、区間変更によって鉄道が通る町の地上げをタガートに命じる。
タガートの手下によって保安官は殺され、町を荒らされた人々は知事に新しい保安官を派遣してくれるように嘆願書を送る。
その嘆願書を知ったへドリーは、白人を殴った罪で絞首刑に処せられる予定のバートを保安官として派遣してはどうかと知事に進言する。
へドリーとしては、黒人の保安官に住民が逃げ出すだろうと考えたのだ。
一方、知事は最初こそ渋っていたものの、史上初の黒人保安官を任命した知事として名が残ることから大統領への道も夢ではないと夢が広がり、それを採用してしまう。
かくして、バートは保安官として派遣されることになるのだが…


あらすじだけ見ると人種差別を正面から描いた西部劇のように感じられるかもしれない。
しかし、そんなことは全然ない。
メル・ブルックス節全開の馬鹿馬鹿しいコメディ映画だ。
メル・ブルックス監督作品では常連のジーン・ワイルダーが、かつてはウェイコ・キッドと呼ばれていた伝説の早撃ちガンマンに扮している。
このジーン・ワイルダーがやたらと格好いい。

なお、物語のクライマックスには作品の中から飛び出して、撮影所内にまで拡大する乱闘シーンがある。
無論これは悪乗り以外の何者でもないのだが、ある意味メル・ブルックス監督らしいと言えるかもしれない。
そういう部分は好き嫌いが分かれるかもしれないが、観終えた後の印象は悪くない。


ワーナー・ホーム・ビデオ ブレージングサドル





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Last updated  2006/03/04 03:26:22 PM
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