Blue Crescent ( in 楽天)

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2006/05/15
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カテゴリ: 外国映画
仕事がひと段落し、ようやく映画を鑑賞する時間が取れるようになった。
だが、イマイチはっきりしない天気のため、今日はCSで映画鑑賞…


異なる価値観と異なる思考回路を有する異星人との間に和解が成立するはずもなかった。
多大な犠牲を出しながら戦争は続き、人類は異星人の空爆に備えてドーム都市に居住することを余儀なくされた。
やがて戦争は長期化して2079年。
そんなある日、兵器開発局の局長スペンサーは、自身が中心となって開発した新型爆弾の完成披露を控えていた。
その式典には、地球連邦の議長も出席し、彼ら開発者の労をねぎらう予定となっていた。
議長が訪れるためか、研究所は厳戒態勢にあり、所内へ入る時の保安チェックもいつもより厳重だった。
親友の研究者ネルソンと、できあがった新型爆弾を感慨深く眺めていると、見知らぬ男が近付いてきた。
男は、保安局のハサウェイと名乗るとスペンサーに握手を求めた。
何の疑いもなく握手に応じるスペンサーは、ハサウェイの手首に隠された小型のスタンガンで気絶させられる。
スペンサーの意識が戻ると、彼はどこかの施設に保安局よって拘束されていた。
意識を取り戻したことを知って、先刻のハサウェイが語りかけてくる。
ハサウェイが言うには、スペンサーは異星人のエージェントだというのだ。
もちろん、そんな記憶も心当たりもないスペンサーは、即座に否定する。
だが、スペンサーの話にハサウェイは聞く耳を持たない。
ハサウェイの話によると、異星人は記憶から外観までそっくりコピーしたサイボーグを送り込むというのだ。
そのサイボーグは、体内に爆弾が仕込まれ、標的となる人物に接触すると爆発するようになっているという。
そして、数日前に捕らえた異星人のエージェントが持っていた暗号を解読した中に候補としてスペンサーの名があったというのだ。
寝耳に水のその話を必死になって否定するスペンサーだったが、彼の抗弁はことごとく受け入れられない。
詳細な記憶までコピーされるからだ。
またエージェント本人は、自分がエージェントとは知らないというのだ。
このままでは殺される!
そう思ったスペンサーは、隙をついて通風口から脱走する。
彼が本物であることを証明しない限り、異星人のエージェントとして抹殺されてしまうのだ。
はたして彼は生き延びることができるのだろうか。
そして彼自身は本物なのだろうか。


低予算のB級映画だろうとなめていた。
だが、その考えは間違いであることをすぐに思い知らされた。
おもしろいのだ。
低予算ゆえに野外でのナイトシーンは、照明不足で暗くてよくわからないところもある。
しかし、それが逆に緊迫感を出すのに一役買っているのだ。
基本的に物語は逃亡劇なので、絶望的な状況に追い込まれた主人公に感情移入できれば、かなりハラハラさせられること請け合いだ。
ラストシーンのたたみかけるような展開と、先が読めたつもりの人をあっと言わせるどんでん返しは特筆に価するかもしれない。
ゲイリー・シニーズ 。
「CSI:ニューヨーク」でCSI主任のマック・テイラーを演じた役者と言った方がわかりやすいかもしれない。
疑心暗鬼に陥りながら懸命に自身の潔白を証明しようとする姿は、演技派の彼ならでは役だろう。
しかも原作は「ブレードランナー」の原作でも知られる フィリップ・K・ディック だったりする。
これで面白くなかったら、監督の無能さ加減を如実に物語るに違いない。
なかなかの掘り出し物だった。
「ブレードランナー」の近未来描写との違いを見比べてみるのも面白いかもしれない。


クローン





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Last updated  2008/04/05 08:36:50 PM
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