Blue Crescent ( in 楽天)

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2007/04/06
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カテゴリ: 物書きへの道標
今日は、比較的よくされる質問に対して答えようと思う。

まず「同時進行で複数の作品を執筆する時、混乱しませんか?」というものだ。
答えから言えば「混乱しない」となる。
逆に何故混乱するのか、私から訊ねたいくらいである。
物語の道筋が作者の中でできていて、世界観を含む設定や登場するひとりひとりのキャラクターがきちんと確立されていれば、何を混乱することがあろうか?
そう、混乱する原因は、そこにある。
作者自身の中で、その作品を執筆開始できる要素が揃っていない状態でスタートしたのが原因なのだ。
そんな状態で、同時進行でもう1本書き始めたら、混乱して当然だ。
結果、作品に勢いのある方(=作者自身に対して印象深い方)に引き寄せられてしまうに違いない。

こんなところではないだろうか?
これでは、力量不足の謗りを受けても反論できまい。
繰り返すが、執筆開始前に作者自身の中では99%できあがっていて、あとは執筆するだけという状態ならば、決して混乱することはない。
そこまでできないのなら、同時進行で複数の作品を執筆するべきではないだろう。

次に「登場キャラクターの性格や配置がパターン化しませんか?」というもの。
これは、私の場合「基本的にあまりない」と言える。
確かにキャラクターの言動や考え方が似てしまうことはある。
(作品によっては、伏線でわざと似せてる場合もある)
或いは、登場キャラクターの配置が似通ってしまう場合もある。
これに関しては、定石とか黄金率と言うものがあるので、多少はやむを得ない。
何しろキャラクターたちは、作者の分身なのだ。

だが(例えそうであっても)それが前面に出ないように工夫するのが、作者の腕の見せ所である。
ただし注意して欲しいのは、パターン化云々を論じられるのは、作品を何十本も書いている人間だけだ。
まだ2本しか書いてなくてパターン化云々なんて言うのは、間違いということ。
だいたい2本しか書いてなくてキャラクターが似通ってしまうのは、それは作者自身の想像力が足りない証拠だ。
引出しがないようでは、物書きは続けられない。


これに関しては「すべての事象」としか答えようがない。
ご存知のように物書きは、年中無休である。
定休日もなければ、休業日も基本的にない。
労働時間も24時間フルタイムだ。
食事していても入浴していてもテレビを見ていても仕事中なのだ。
それこそ寝ている時も仕事をしているといっても過言ではない。
四六時中アンテナを張り巡らせて、発想に繋がるものを収拾し続けている。
もちろん、その中には結果的に仕事に繋がらない情報もある。
だが、それだけ玉石混淆だからこそ、思いもよらない発想に結びつくのだ。
ただし、そんな事情を理解できない周囲の人間からは、ぶらぶらして遊んでるようにしか見えなかったりするのが、非常に腹立たしいのは言うまでもない。





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Last updated  2007/04/06 03:36:49 PM
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