Blue Crescent ( in 楽天)

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2007/04/09
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カテゴリ: 日本映画
先日の「 予言 」同様、ビデオに録画したまま観ていなかったので鑑賞。
タイトルから受けるイメージであまり怖くないのではないかと思い込んでいた。
実際観ると、かなり怖い。
救いのないアンハッピーエンドなので、その手の作品が苦手な人は見ない方がいい。


ある者は知らない人間の顔が携帯の画面に映り、ある者はぶつかった人物がいなかったり…
その一方で、ホラー映画作家で知られる松村郁夫は、実話を元にしたホラー映画の準備に追われていた。
その実話とは、昭和45年に群馬県の粕川郡にある尾野観光ホテルで起きた無差別大量殺人を題材としたものだった。
事件の犯人は、とある大学の法医学教授・大森範久。
この大森教授の手による犠牲者は11人。
その中には、大森教授の幼い娘も含まれていた。
犯行直後に大森教授は自殺してしまったため、その動機は解明されず、狂気に走ったという説が有力視された…
松村監督が手がける、この作品には「記憶」というタイトルがつけられていた。
この作品の出演者を選ぶオーディションが行われる。
森田由香、杉浦渚ら女優の卵や新人女優が居並ぶ。
ホラー映画とはいえ、松村監督の作品に抜擢されるということは、注目度も大きくなる。
当然、役者として大きくステップアップすることになるのだ。
杉浦渚は、このオーディションの帰り道、マネージャーの村田忠司に弱音を吐く。
オーディション中、ずっと監督に睨まれていたような気がすると…
そんな渚に「オーディションとはそんなものだ」と村田。
すっかり弱気の渚を叱咤激励する村田だったが、彼の言葉は渚に届いていなかった。
気味の悪い人形を抱いた少女が渚のことをじっと見ていることに気付いたのだ。
「おい、話を聞いているのか?」という村田の言葉に一瞬我に帰る渚。
気付くと少女はいない。
ほっとした瞬間、すぐそばに少女が立っていることに気付く。
その時、電車は駅に着き、降りる客の波に流されて少女が転ぶのが見えた。
駆け寄ろうとする渚。
ホームと電車の間から見つめる少女の姿が見え、ドアが閉まる。
これこそが悪夢の始まりだった…


アバンタイトルに描かれる様々な怪異現象がひとつに収束して物語の本筋に繋がる構成は見事。
「 呪怨 」での凝った構成を昇華させると、こういうスタイルになるのかもしれない。
ただ、ひとつに収束して物語の本筋に繋がる構成ということが、あらかじめ観客には知らされていないため、少々わかりにくく感じる人もあるのではないだろうか。

アバンタイトルに描かれる怪異現象も自分の身に起きることとして考えると、結構ゾッとするのではないだろうか?







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Last updated  2007/04/09 11:38:52 PM
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