Blue Crescent ( in 楽天)

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2007/05/02
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カテゴリ: 物書きへの道標
物語を書く上で欠かせない要素に情景の描写が挙げられる。

結果、作者以外の人間が読むと、どんな場所にどんな位置関係でキャラクターが位置しているのか、はっきりしないまま物語が展開するという、空恐ろしい状況に陥る。
これはシャレにならない。
おそらくプロとアマチュアの最大の差は、この描写に集約されるかもしれない。
無論プロでも描写力の乏しい、プロと名乗るのはおこがましいような書き手も存在する。
そういう書き手は、次のように言い訳するに違いない。
「いちいち描写していたら、文章のテンポが崩れる」
笑わせてくれる。

文章のテンポなどとほざくのは100年早い。
本当にプロなら文章のテンポなど崩さずにきちんと描写ができるはずである。
いや、描写をちゃんと行った上で、テンポのよい文章が書けて当たり前なのだ。

この描写力を磨く方法を今回は少しだけ伝授しよう。

描写力を向上させることは、観察力を磨くことに他ならない。
だが、言葉では簡単に言えても、実際やるとなるとそう簡単には観察力は磨けない。
それでは、どうしたらよいのか?
一番簡単なのは、映像を見ながら、そこに描かれる情景を書き出していくのだ。
それには旅行番組などがいい。
特に外国の街並みを歩くような番組がお勧めだ。
もちろん街並みを歩かないような番組でも観察力を磨けなくはない。

描くのが人間である以上、その基本である徒歩に合わせた描写をマスターするのは必須だろう。
中にはテレビ番組ではなく、実際に街中を歩いて観察力を磨くという人もいるに違いない。
確かにそれも大切な方法だ。
とはいえ、手放しに薦められる方法ではない。
普段我々は意識していないが、外を歩くということは周囲の色々なものに注意を払いながら歩いているものだ。

観察力に集中すれば、普段無意識に注意を払っている身の安全が疎かになる。
逆に普段通りに歩いたら、観察力を養うどころではないはずだ。
つまり集中して観察力を養うのなら、歩き回るよりも映像を活用した方が効率的なのだ。
以前紹介したヒアリングでの描写力の鍛錬と組み合わせれば、より効果が上がるだろう。

私自身、決して他人様に誇れるような描写力はないと自分では思っている。
それゆえに前述した方法で日夜描写力の向上に努めている訳である。
実際、上記の方法で観察力を養った結果、著しく描写力が向上したことを報告しておく。





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Last updated  2007/05/02 10:53:15 PM
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