Blue Crescent ( in 楽天)

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2008/08/07
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カテゴリ: 日本映画

CSで「東海道お化け道中」を放映するというので観た。
もちろん初見ではない。


ここは古くからあやかしを封じたといわれる場所で、年に一度日本中の妖怪が集うと言い伝えられている。
この塚のそばに人相・風体の怪しい5、6人の男たちが集っていた。
火車の勘蔵とその腹心の配下たちだ。
彼らは、ここを通る予定の宮守の仁兵衛親分を待ち伏せしていた。
人通りの少ないこの塚の付近が待ち伏せに最適なのだ。
この鬼塚の塚守を務める甚兵衛は「この塚を血で汚すと祟りがある」と懸命に諌めたが、彼らは聞く耳を持たない。
そんな中、宮守の仁兵衛親分がやってくる。
一気に襲いかかる火車の勘蔵一味。
留めに入った塚守の甚兵衛も斬られてしまう。
火車の勘蔵が宮守の仁兵衛親分を襲ったのは、自身の悪行を書き挙げた書き付けを役人に届けられそうになったためだ。
早速、仁兵衛親分の懐から書き付けを取り出す勘蔵。
その時、一陣の風が吹き、書き付けが飛ばされる。
拾い上げた書き付けを持って、その場を立ち去ろうとした勘蔵がふと書き付けを見ると、それは書き付けではなかった。
肝心の書き付けは、少し離れたところにいる幼い少女が持っていた。
勘蔵は、書き付けの奪還と少女の抹殺を部下に命じるのだが…


言わずと知れた大映の妖怪三部作の第三作に当たる作品。
同シリーズの他の2作に比べて地味なためか、極端にオンエアされることが少ない。
近年になり、CSなどの放映媒体が増えてきたことで、ようやく放映されることが多くなってきた。
前2作に比べると確かに地味なことは否めない。
妖怪の登場する場面が意外と少なく、人間に対して妖怪側の描写がほとんどないためである。
だが、これは裏を返せば人間ドラマがしっかりしているということで、実際物語の本筋はかなりしっかりしたものになっている。

ただその部分は、あくまでも大人目線の話である。
子供にしたら肝心の妖怪があまり活躍しないのだから退屈だろう。
結果、大人向けとも子供向けともしない中途半端な仕上がりとなったように思われる。
返す返すも残念である。
とはいえ、前述のようにドラマがしっかりしているので、微妙に怪談要素を含んだ時代劇としては楽しめる。
配役の妙も合わせて楽しむのも一興だろう。








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Last updated  2008/08/07 10:11:17 PM
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