Blue Crescent ( in 楽天)

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2008/08/12
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カテゴリ: 日本映画

昨晩CSで「 日本のいちばん長い日 」を放映したので観た。
タイトルと内容は知っていたものの、なかなか機会に恵まれず観ることができなかった作品。


日本側がこれを傍受したのが、昭和20年7月26日午前6時。
これを受けて翌27日、当時の鈴木内閣は直ちに緊急閣議を開いた。
当初、閣僚は3カ国首脳の共同声明であることから、このポツダム宣言を軽視していた。
また元首相の近衛文麿を天皇の特使としてソビエト連邦に派遣して和平の仲介を求める構想が進められていたこともあり、それに対するソビエト連邦政府の返事を待つとの見方もあった。
これにより、内閣はポツダム宣言の黙殺を決めた。
この政府の方針を伝えた通信社は「黙殺」を「 全面的に無視 ( ignore it entirely ) 」や「 拒否 ( Reject ) 」と報道。
更に8月6日には広島に原子爆弾が落とされ、政府は再度緊急閣議を開いた。
しかし、この閣議も紛糾し、なかなか結論が出ない。
そうしているうちに長崎にも原子爆弾が落とされ、ソビエト連邦の対日参戦も開始された。
事ここに至っては悠長なことはしていられない。
ついに御前会議が行なわれた。
阿南惟幾陸相が強く主張する“国体の護持”を条件に、ポツダム宣言の受諾に向けて動き出した。
早速政府は、その旨を連合国に打診。
連合国側からの回答は、翻訳によって国体が「制限の下におかれる」とも「隷属する」とも受け取れる内容だったため、阿南陸相からは再照会を求めるべきの声が出た。
ここで再照会などしたら受諾に不同意と受け取られかねない。
やむなく政府は特別御前会議を開き、天皇に御聖断いただくこととなった。
特別御前会議では再び阿南陸相から“国体の護持”が保障されていないことを危惧する意見が出されたものの、ポツダム宣言を受諾し終戦するという天皇の決心は固かった。
宣言受諾が決定されて詔勅が発せられ、スイスとスウェーデンの公使を通じて連合国側に、ポツダム宣言受諾の用意あることが伝えられた。
だが、これは日本のいちばん長い一日の始まりだった…


モノクロ映画ながら、史実に基づく説得力が半端ではない。
何の気なしに観始めた作品だったが、あっという間に物語に引き込まれてしまった。
聞くところによると、昭和20年当時の模様を再現するためにわざとモノクロにしたそうである。
この監督の英断は正解であろう。
モノクロならでは重圧な画面作りと陰影が見事に作品世界を纏め上げている。

この作品を「カラーで見たい」などとほざいている大馬鹿者は、如何に上辺しか見ていないか如実に示しているようである。
全編157分と言う長丁場だが、日本人としては是非一度観ておくことを勧める。








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Last updated  2008/08/12 03:16:13 PM
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