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July 27, 2011
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 妻が千葉県柏市で地震に遭遇したことは前回書いた。更に詳しく書く。

 友人というのは小・中学生時代の親友Xさんで、数十年ぶりに再会を果たしたということである。柏の葉キャンパス駅前のららぽーと2階のコーヒーショップで近況を語り合っているときに震度6弱(後に分かったことだが)に襲われたらしい。

その際の様子は次のとおりである。

<突然の揺れに恐怖に慄いていると、ウエートレスさんのテーブルの下に屈んでくださいの大声。暫くして床が波を打ち始め、あちらこちらのテーブルの上にあったカップやグラスが床に落ちて砕け散り始めた。床が崩壊し落下して死ぬのではないかと覚悟し、最後の別れとの思いで貴方に電話をしたが通じなかった。揺れている間中Xさんと互いに呼び合って励ましあった。

揺れが収まると、皆が外に出たので着いていった。一旦駅に向かったが、電車が全面停止でいつ動くか分からないということなので、駅前の広い空地に避難した。避難して暫くして大きな余震が始まった。僅かの間に震度6弱級の地震が相次ぎ生きた心地がしなかった。
親友は傍にいると言ってくれたが、自宅が心配だろうということで帰宅を促した。

 東京へ帰る手段がないと分かり、これからどうしようかと思い悩んでいるところへ、東京の台東区から所用で来ていたという元看護士のAさんが、「近くの国立循環器病センターなら地震に強いし万が一の場合にも安心。そこへ避難しましょう。」とリーダーシップを発揮してくれた。センターでは帰宅困難者が大挙して押し掛けたにも拘らず、親身になって世話をしてくれた。ある人などは空きベットを提供してもらっていたが、余震が頻繁に起きており大勢の人たちと身を寄せ合っているほうが安心と考え、自分は外来の待合のソファで一夜を過ごした。

 その間にAさんは「近くのコンビニでおにぎりを調達してきます。」と場を離れかけた時、「私はかつおとおかか」とリクエストをしたところ、こんな非常時に何をのどかなことを言うのかというような顔をしてコンビニへ行った。そして帰ってくるや「選択の余地はありませんでした。」と強い口調で言われ思わず赤面した。

 ともあれ、その後も同じ東京から所用でという気安さから翌日の東京への帰り方まで相談に乗ってもらった。



 以上が、震災当日と翌朝の妻の身の回りで起きた出来事の顛末である。

 翌日携帯電話が通じるようになっていたので、連絡を取り合い東西線の木場まで迎えに行った。再会した時に互いの無事を喜んだのは言うまでもないが、その時妻が安堵の余り涙したことは敢えて触れない。






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最終更新日  July 30, 2011 09:10:31 AM
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