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2006年03月04日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私のこのHPのトップの写真や、私のHN、dravenの元になっているのが、アメコミ系のちょっとマイナーな映画、「The Crow(日本語では~飛翔伝説~って副題が付いてる)」なのです。

私のように、コアなファン(大体、ゴシック風味の好きな人や、ロックな人なんか)は居て、LinkinparkのVo.チェスター・ベニントンは、この映画を愛するあまり、息子にDravenと名付けて居たりします。(主人公の役名がEric Dravenなのです。私のHNもそこから。別のHNでも~the crowと名乗っていたりします。)

長らく、DVD化されて居らず、私もレンタル落ちのVHSを大事に見ておったのですが、どうやら昨年、知らない間にDVD化が叶っていたようでして、一も二もなく買いに走りました。

なんか、おすぎのコメントが付いてました。

”「クロウ」は大好きな映画です。映画を超えている映画です。”

ビックリww つか意味分かるようでで分かんねぇ(苦笑)

最近テレビは全然見てないのですが、前、土曜の夜にやってる香取慎吾の番組内で、おすぎさんが新作映画の評論してた時は、ミーハーな香取くんと違って(苦笑)話題作でもチャラチャラしたのはバッサリけなして、地味でも内容の良い作品は高得点付けていたりして

”ああ、ピーコのファッション評論と違って(爆)この人の映画を見る目って素敵だわ”

と思った事があります。なんとなく、(まぁ仕事やから当然なのかもやけど)おすぎさんが自分の好きな映画(しかもハリウッド映画あまり好きじゃない方なんで)を見てた事と意外な所でコメント(まぁ頼まれたんだろうけどwそれにしても)寄せてた事にへぇ~って思ったり。



主役をやっていたブランドン・リー(ブルース・リーの息子)は、演じていた主役、エリック・ドレイヴンと同様、結婚を間近に控えて、撮影途中に亡くなります。空砲が装填されていたはずの小道具の44マグナム(※注1)に”誤って装填されたと言われる”実弾に撃たれるのです。無論事故として処理されたものですし、証拠もありませんが、(※注2)ユダヤ人社会のハリウッドで当時とんとん拍子に主役を張って階段を上って行って居たアジア系のブランドンに対して何か思う人が居なかったとは言い切れないでしょう。ねたみ説などの疑惑は残っているなんとも歯切れ悪く哀しい事件なのです。

(※注1:確かアメリカって日本と違って銃社会やから日本のモデルガン〔ちなみにさらに余談ですけど、BB弾が撃てるような発射を目的とした奴はあれは厳密には”モデルガン”とは言わず、本物の銃の構造を限りなく再現し、なおかつ実弾の発射が出来ない程度に銃自体のマテリアルの強度を下げてあるものの事をモデルガンって言います。面白くないじゃん、って感じですが、モデルガンは火薬の装填が出来まして、弾が出ない変わりに、その火薬によって本物に近い銃のアクションを楽しめる、という所に醍醐味があるのだそうです。〕みたいに、”本物に見える”模擬銃禁止されてて、赤に塗らなければいけないっていうのがあったと思うんです。向こうのレンジャーなんかの実弾を使わない訓練なんかでは赤い弾の出ないニセ銃ってのが使われていたように思います。だから小道具も赤い銃使うわけにもいかないですから、小道具でも本物を空砲で使うのじゃないかと。)

(注2:日本のメディアが某一部の勢力に偏向していたり、フランスではカルト指定され日本では最近某保守政党にすり寄ってきている某宗教団体に対して問題視するような報道が事が決して表に出ないように〔憲法9条はよく報道されるけれど、靖国問題以外で政教分離の原則を論じられる事がない事自体奇っ怪じゃないですか?政権が靖国神社の傀儡となり靖国神社が誰か個人の傀儡となって政治を思うがままに動かす可能性は限りなく低いけれど、某政党が万一政権を取ったりしたら、池田○作という個人が後ろで糸を引くことも不可能ではなくなる。それこそメディアがよく批判するファシズムっていう奴へ、今の日本が進み得る、最短距離なのに。それを許すかどうかは国民の意思なのに、芸能界や大晦日に高視聴率を取れる某総合格闘技団体にも食い込んでいる宗教団体の圧力によって殆どのメディアはその為に必要な情報を半故意に流していない、と考えるのは邪推ではないと思うのです。〕、映画に限らずアメリカのメディアって大体ユダヤ系に掌握されてる気がするのですが。ユダヤ人社会と言われるハリウッドで、そりゃぁもう大きな評価を得ているスティーヴン・スピルバーグ監督。ユダヤ人の受難を描いた「シンドラーのリスト」はフィクションなのになんだか実話扱いされて、おいおい嘘やろ?っていうドイツ将校によるユダヤ人虐待虐殺なんかが描かれていながらも、絶賛され第66回アカデミー賞では最優秀作品賞・監督賞ほか7部門を受賞、という偉業を成し遂げたのですが、同じスピルバーグが黒人奴隷の受難を描いた、 アミスタッド はアカデミー賞からそれはもう見事に何も無かったかの如くスルーされ、評論では妙に批判されたりということが以前ありまして、ああハリウッドやねぇ・・・とか思った事があります。)

ん~注釈なげぇ。

さて、話を元に戻して(いや注釈が長いだけなんだけど)

クロウは、最近やとスパイダーマンとかバッドマンのような所謂、正義の味方ではありませんで。主人公は元はロックミュージシャンで強いわけでもなんでもなく。けれど、自分は刺され、抑え付けられ、婚約者を結婚前日に目の前で傷つけられ、犯され、自分も最後には撃たれてアパートの部屋から突き落とされ絶命するのです。

けれど、あまりの哀しみと怒り故、”魂を死の国へと運ぶといわれるカラス”に”不条理を正す為、魂をこの世に戻され”るのです。

が、不条理を正す事が彼の主な目的ではなく、やはり、死者となってもやりきれぬ、怒りと哀しみ、自分の愛する人を目の前で一番彼女にとっても自分にとっても残酷な方法で死に追いやった者達への、同じように残酷な死をもっての復讐こそが彼の目的です。

2日間だけ魂がこの世に戻る間に、彼は残された人達と触れ合い、影響を与えながらも、一人一人自分たちを殺したギャング達を惨殺して、復讐を遂げて行きます。不条理を正すとかってのは、要はあくまで愛する人が死ななければならなかった事に対する不条理であって、彼の復讐にとって世の不条理なんてのは二の次三の次。映画が終わった時、確かに街の不条理が正され、正義が回復するわけですが、それは彼の愛する人の為の復讐の結果にすぎません。

故に、主人公は(大体ギャングとはいえ平気で人を大量虐殺して行きますし)正義ではありませんし、最終的な彼の敵と彼自身というのはかなり紙一重な所もあります。殺す方も殺される方もイカれてる映画とも言えます。けれどそれが、この映画が陳腐な善悪二元論的、正義のヒーローものにせず、故に魅力的なのだと私は思っています。



ま、私が共感するのは、エリック・ドレイヴンという役のヴィジュアルイメージの格好良さであったり、ロックミュージシャンであるってとこだったりという簡単な所もあるのですけどねw

ただ、やっぱり、ミクシにも書いた事なんですが、愛する人を自分の所為で失わざるを得なかった事があったり、救い切れなかったり、見届けきれなかったっていう経験のある人は、なんだか、エリック・ドレイヴンっていう役に感情移入して涙する事が出来ると思います。

所詮はファンタジーであって、現実にはそんな風に簡単に圧倒的な力、もっというと暴力で(個人的にしろ社会的にしろ)不条理を正すなんていうことは叶いませんし、映画と違ってそんなことが出来てしまうと、やり方によっては社会に害さえ及ぼしてしまうかもしれません。悪意ではなく、良かれと思って社会を滅茶苦茶にしてしまった為政者だって歴史のステージには枚挙の暇のない程居ますし。

けれど、何かやはり、私にとってこの映画は傍に愛する人を持てた時、きっと最後までその人を害しようとする者、モノから守り通す力を手に入れたい、っていう勇気をもらえる映画なのです。

秋桜ちゃんは私に人を想う勇気を私がもう一度持っても良いんだと気付かせてくれた。けれど、もっと前に愛してた人、傷つけた人の記憶も、自分の力が及ばなかった人の記憶も消えはしないから。



あ~語っちまった語っちまった。飲み屋のオヤジやな(苦笑)


DVDのパッケージには三つの言葉。



BELIEVE

IN

ANGELS



そして、エリック・ドレイヴンの台詞


”it can't rain all the time ”


が今日は頭に刻み付けられたdravenでした。





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Last updated  2006年03月04日 11時28分36秒
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Re:The Crow(03/04)  
いまから、ツ●ヤに走ります・・。 (2006年03月04日 11時07分29秒)

Re[1]:The Crow(03/04)  
draven  さん
>やまぐちえりさん

>いまから、ツ●ヤに走ります・・。

ファンゲット(違うだろ
レンタルでもあるでしょうし、もし買わはる、なら1000円の差なので、是非デラックス・ディションをw(←回しものかお前は)生前のブランドンのこの映画に対する想いの分かるメイキングでのインタビューやなんかの入った特典ディスクもあるのでさらに感慨深いかもですw

熱くなりすぎだ私www

いやでも、レンタルでもほんと気に入って頂けると、私も嬉しいです。 (2006年03月04日 11時14分51秒)

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