We're Not Gonna Take It

We're Not Gonna Take It

PR

×

Profile

おおおこうち

おおおこうち

Archives

2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月

Keyword Search

▼キーワード検索

2007年01月15日
XML
カテゴリ: 映画レビュー

主演が木村拓哉なのがネックで今まで倦厭していたが、とりあえず見てみることにした。

ストーリー


ところが、そんな平穏な日々が一変してしまう。
貝の毒に中った新之丞が、一命は取り留めたものの失明してしまったのだ。絶望し、自ら命を絶とうとする新之丞を加世は懸命に思い留まらせるのだった。
しかし、武士としての勤めを果たせなくなった以上、藩の沙汰次第では生きていく事もかなわない。
そこで加世は、嫁入り前からの顔見知りだった上級武士の島田籐弥(坂東三津五郎)に相談を持ちかけるのだったが・・・


やっぱ木村拓哉イマイチだぁ。山形弁(?)かなんか、しゃべってる言葉が所々方言じゃなくなったり、現代語風の発音になったり。
周りの人たちも演技は当然木村拓哉より数倍上手いのだが、言葉については中間の徳平(笹野高史)以外どうも標準語くさい。桃井かおりなんか勢いで方言的な雰囲気を出しているが、実際どうなんだろ?あれで良いのか?
主演となる木村拓哉・檀れいの二人の演技を見ていると、たそがれ清兵衛の真田博之・宮沢りえに比べると、なんか軽く作られてるなぁと言う感想だ。
なんか武士じゃない。普通の現代劇に出てる木村拓哉そのもの。演技の幅が無いのか?この人は。

主題となっている「武士の一分」についても、最終的にハッピーエンドではあるものの一分を守れているのかと考えると正直微妙。
まぁ一分、つまり守らなければならない線引きなんてものは、本人が納得すれば良いだけの事なんだろし、今現在を生きる俺から見ればめでたしめでたしと言った結末なんだが、「武士の」一分が守られたかと言う観点から考えるとあのエンディングはダメなんじゃないだろうか?と思えてしまう。

山田洋次監督は好んで武士らしくない思想の武士を描くが、タイトルが武士の一分なんだから、その辺は武士らしい武士としての武士の一分を描いてもらわないと、武士道に対する正しくない見方が広がってしまう事になるので、今回はまずかったんじゃないか?
タイトルが「人の一分」なら、エンディングも含めて納得できたのに。

あと、時代劇の華である殺陣のシーン。
師・木部孫八郎(緒形拳)と道場で木刀を振り回すシーンと、庭先での素振りのシーンは割りと殺陣上手いなと感心して見ていたのだが、肝心の果し合いのシーンが軽すぎ。
免許皆伝同士の戦いなのにあんな殺陣は無いよなぁ。たそがれ清兵衛の殺陣が良い出来だっただけに残念。

最終的な感想としては、この映画は「夫婦愛と人の尊厳」を描いた映画で、決して「武士」を描いた映画ではないと言う事。
武士道を主題にした訳でもなく、別に時代劇である必要も無い、普通の愛憎劇みたいな映画だった。
木村拓哉を主演に持ってきた事と言い、完全に今まで時代劇に興味が無かった女性を取り込もうとする映画だと言う事だろう。

普通に良い映画ではあったと思うんで、タイトルとのギャップが勿体無い映画だった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年01月15日 21時46分46秒
コメント(2) | コメントを書く
[映画レビュー] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Comments

福田好昭39 @ 所さんのファンは遊んで暮せ どうもはじめましてこんにちわ、日本全国…
tenkinママ @ Re:弁当(05/10) はじめましてヾ(@~▽~@)ノ 素敵なお弁当で…
おおおこうち @ NAKASHI2003-KEKSさん 干物も良いですね! 脂の乗った魚を一夜…
NAKASHI2003-KEKS @ Re:揚げ物(08/30) 酒の肴はやっぱり干物ですかね~・・おっ…
おおおこうち @ 通りすがり子さん 美味しいですよね~。子供に食べさせる時…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: