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2004.11.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
札幌の方はご存知の方も多いことでしょう。

100円ケーキの店リリー

は1976年札幌駅地下街にてオープンした聴覚障害者たちが運営するお店でした。鉄道弘済会(のちのJR北海道キオスク)営業部長の小宮山猛氏と、洋菓子メーカー西村食品工業(2003年倒産)の沢村重一社長との幾度かの話し合いによって実現した店でした。西村食品工業とは、かの有名な洋菓子のニシムラです。そう、愛の鬼才のモデルとなった故西村久蔵氏が創業した会社です。そして、社長の沢村重一氏は西村氏の札幌商業時代の教え子でもある。入学しても学資が続かずわずか3ヶ月で中退を余儀なくされたこの沢村氏を引き取り、のちに小樽高商まで卒業している。西村氏にもっとも心酔した一人でもあり、だからこそ就職先をニシムラに決めたと言う人物である。障害者たちの自立施設も少なかった当時、お店の噂は本州にも広く伝わり、福祉とケーキの店として見学者が絶えなかったそうです。このお店は1981年に『100円ケーキの歌』というドラマにもなっている。

今となっては福祉のお店は世の中に沢山存在する。障害者たちで運営するケーキ屋さん、クッキー屋さんなども多くあり、おいしいケーキ、クッキーは私たちの口に入ることもたやすいですよね。大きな反響を呼んだのはまさにオープン当時の28年前、福祉のお店が皆無に等しかったからではないでしょうか?

そんな折にお店を開いたのは社会貢献という意味が大きかったと思いますし、没後20年を経てしても西村久蔵氏のスピリットが洋菓子のニシムラには脈々と受け継がれていたのでしょう。100円ケーキというのも、多くの人に食べてもらいたいと願った創業当時からのスピリットだったと感じ入ります。

お店は会社の倒産にともない閉店したそうですが、札幌市民のなかで根強いファンが沢山いたそうです。


【商売のヒントが隠れているかも!】

キーワード:人や社会に貢献する

ニシムラのスピリット、戦後の繁栄の原動力はまさにこれだと思います。福祉のお店を考案することが出来たのも、”貢献”するという気持ちが強かったからこそだと推測できます。





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最終更新日  2004.12.08 22:13:01


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