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2004.12.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私は会社員時代、ことごとく会社の考えにそむく人間でした。そむくというかどこかひねくれているといったほうがいいのでしょうか。仕事こそ一生懸命すれ、会社の命令にはことごとく背いていたと思います。とにかく上司の言う事なすこと何でも「納得いかへん!」「おかしい!」そんな事ばかり言っていたような気がします。会社に忠誠を尽くすという事自体、古い考え、今の世の中通用せえへん!そんな事を思っていました。そんな私が今は今後の法人化、組織化へ向けて、「会社を運営するには社員のモチベーションを高める事。会社への忠誠心を持たせる事が大切。」なんて事を常々考えているからおかしな物。随分自分勝手な人間だと思ってしまいます。

そんな私がただ一人だけ尊敬する上司がいました。

その方との出会いは私が入社して鈴鹿へ配属となった時。その方は1年先輩。年齢にして私より2年年上の方でした。はじめてあったときの印象は”貫禄がある人”でした。仕事の仕方も豪快そのもの、とにかく要領が良くて頭が切れる。「ガハハハ」と笑う様は入社2年目の社員とは思えないくらいの貫禄がありました。

入社以来その彼とは一度も仕事をしたことがなかったのですが3年目になって一緒に仕事をすることになり、以後2年あまり一緒に仕事をしたのですが、とにかく仕事には厳しくよく叱られていましたね。カミナリが落ちるのは毎日の事。私も育てるのに毎日必死になっていてくれた人でしたね。一緒に仕事をするまでは彼はただ要領がいい人という印象しかなかったのですが、要領の良さに秘められた緻密さ、きめ細かさが隠されている事に気づいた。そして何より仕事に対する情熱が他の誰よりも強いのです。

仕事には厳しいが仕事を離れると部下にはとっても優しくしてくれましたね。同じ営業所の上司と部下になってからはほとんど毎日のように2人で飲みに行ってました。午前様は当たり前で奥様にとても申し訳なかったんですけどね。最初の頃は彼から「飲みに行くぞ」と誘われていたのですが、私もアフターファイブのこの時間が楽しみになり私のほうから「今日行きますか?」って誘う事も珍しくはなくなった。酒を飲んでも豪放磊落、酒を飲むときは豪快そのもの、ビールなんて生中じゃなくて生大ですよ。それも一度の酒で4杯くらいは軽く飲んでいましたね。

余談ですが実は今、酒飲みとして他方で知られている私も25歳くらいまではあまり酒が飲めませんでしたね。生中2杯くらい飲んだらもう一杯一杯って感じでそれ以上飲めなかったんですよね。それが今や酒豪になったのも彼の影響が大きいですね。私が普通に生中1杯飲み干している間に生大2杯目を半分くらい飲み干している。それくらい飲むペースも早かったですね。上司が生大なのに部下が生中っておかしいじゃないですか?だから私も生大を頼むようになりましたね。そして、彼の飲むペースについついつられて飲むようになったんですけどね。最初の頃はつらかったですよ。ほとんど下戸みたいなものですからね。最初の1杯はうまいんだけど2杯目からは徐々に苦しくなっていくんです。でも上司の前だから席上は涼しい自分を演じて、「お疲れ様でした」と言って別れて帰る道すがら田んぼでゲロゲロやったことも何度かありましたね。

どうして生大かと言うとですね、
「生中で何度も注文するのがめんどくさい」とか言ってまして、半分冗談なんですが彼にはそういう合理的な一面もありましたね。

とにもかくにも私は酒が大好きになってしまったんですけど、楽しい酒だったと思いますね。考え方はとにかくグローバル。サラリーマンって自分のセクションの事しか考えない人ってわりと多いじゃないですか。いくら大卒の総合職で「次代の会社を背負って立つ人間だ!」と言われ、そう自覚していたって、何年も働いていると、日々の業務をこなすのに精一杯。とてもそんな事を考える人っていないんじゃないかと思います。会社の経営が見えにくい大企業にいればなおさらの事。でも彼は違ったんですね。常に未来、自分の夢について私に聞かせてくれた。素晴らしいのは自分の夢を会社にぴったりとくっつけていたことですね。



そんな方を一緒に仕事が出来たのは私の誇りです。





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最終更新日  2004.12.14 21:18:26


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