2007年02月26日
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薄く青い空がもの悲しい…。

「濃く青い空」のなかに、ひこうき雲の白さを見つけただけで、自身が幸運を持っている気がして喜んだものだ。しかし、この20年くらいは、飛行機の離発着場とそれなりに近い所に住んでいることもあるのだろうが、ひこうき雲と出会ってもなにを感じるワケでもない…。
…それにしても、薄く青い空。
そのうち海と湖も、眺めていて、違いがわからなくなるのだろうか…。
なによりの原因は…、私自身が色褪せているのかもしれないナ…。

わかりやすいリアルは、時に残酷だ。…リアルに振り回され、打ちのめされて、「正解」とやらを瞬間、瞬間で模索する。
裏通りで、酔ったフリをしたり、酔われたフリをされる日々は、もういらないから…。
足し算、引き算…、私の“口座”は滲んでしまって、よくわからないものになっている。


…去年の夏、初めてそれに気づいた。
憂いや悲しみが、どうぞ青い空にしっくりと吸い込まれますように…。
…吸い込んでくれているからこそ、薄く青い空になるのであれば仕方がないだろうし、申し訳ないし、なにより感謝しなければ、と思う。

ちょいと張り込んで吟醸酒を呑りながら、吉田拓郎に身を委ねてみる…。「♪ひまわり 夕立 セミの声」。
…外道であるところのT師匠と呑りたくなってきた。





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最終更新日  2007年02月27日 02時15分16秒
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