サラリーマン生活（昭和生まれの昭和育ち）

■我が国におけるフードロスの発生状況

　世界全体で「人の消費向けに生産された食料」のおよそ 3 分の 1 に当たる約 13 億トンが失われ、あるいは廃棄されているとされる。

　食品ロスは、食品の生産段階では、 規格外品 や見込み生産による作りすぎ、流通段階では、 3 分の 1 ルールをはじめとする商習慣等による返品、販売段階では 需要予測 のズレ、消費段階では食べ残しや作りすぎなどによる廃棄が発生の背景となっている。

SDGS では、 2030 年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を 2 分の 1 にすることを国際的な共通の目標として明確に示し、わが国でも 2019 年に「食品ロス削減推進法」が成立し、施行された。

　食品ロスの削減のためには、まだ食べることができる食品については、廃棄するのではなく、 フードバンク 活動等の活用方法を探ることも有効な策といえる。

食品ロスの現状を知る：農林水産省 (maff.go.jp)

https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2010/spe1_01.html