Dubai の穴場

Dubai の穴場

2008.03.01
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テーマ: 海外生活(7812)
カテゴリ: カテゴリ未分類


ほら、デート記録を更新しようと思ってブリバリ書いてたんですよね。

そしたら、急にネットの調子がおかしくなって、
ついでにお腹の調子もおかしくなったもんだから
近くに座っているパソコンが得意なシンガポール人に、
『なんかサーバーにアクセスできないんだけど、チェックして!あ、漏れる!!』
なんて、言いながらトイレに走りこんだんですよ。

で、日記もブリバリなら、俺自身もブリバリって感じで
数分間トイレのなかで格闘し、ある意味すがすがしい気持ちで
自分の席に戻ったんですけど...

机に帰ったらそのシンガポール人が
俺のパソコンをいじってるんです。
いや、正確に言うとなんか読んでるみたいなんですよね。

...
し、しまった...
このシンガポーリアン、日本語検定2級だった...

それからは取り繕うのに一苦労ですよ。
何せいつもの調子、しかもちょっと気分がのって来て
書きまくっていたもんで、内容も素晴らしいですからね。

読まれた文は以下の通りです。




我々はあまりに無防備だ。

落ちついて身の回りを見回してみると世の中には様々な
危険がビヂビヂに溢れていることに気づくはずなのだが、
普段の我々はそれらの危険に対してあまりに無関心で無防備だ。

『そんなことは自分の身の上に対して起こるはずがない。全ては対岸の火事』

と考えてしまう事が往々にして多く、結果、無防備となる。

良く廻りを見渡してみるといいと思います。

テレビをつければニュースが流れ、聞くに堪えないような残忍な殺人事件や
中国人強盗団が一人暮らしの老人ばかりを狙って全国を旅しているなんて話を報道している。
気の弱い私なんかはこんなニュースを聞くたびに、
膝がガクガクプルプル震えて歩く事もままならない。
ちびっちゃっても止むを得ないほどの怖さだ。

他にも幼い子供を狙う性犯罪、
自分の子供を殺して保険金や国の補助金をねらうなどと言う
聞くに堪えない事件も多発していて、
心優しい私なんかはこんなニュースを聞くたびに、
涙がポロリ、心がオロロン、オロロローンと痛み、
まともに話す事もままならなくなる。

皆さんも注意して欲しい。
我々が暮らしてきた時代、子供の時にはおよそ考えも及ばなかった様な出来事、
テレビドラマの中だけでしか見ることの出来なかったような危険が
今現実となって我々を脅かそうとしているのだ。

気を引き締めよう。

惨いニュースを読みながらそんな事を考え、
口を一文字に結んで決意を新たにしたその時。
まるで、幸せボケに浸っていた私に警告を与えるかの如く、
ある一通のメールが届いたのです。



DUBAI太郎 様

はじめまして。

埼玉県在住のかずみと申します。
たまにブログ読ませていただいております。

日本にいらっしゃるということで、
ぜひ一度お目にかかりたいと思い、はじめてメールさせていただきます。

私は現在新橋の商社に勤めており、もしお時間の都合がつくようでしたら、
呑んべえサラリーマンの街『新橋』でお会いしませんか?

それでは、良いお返事お待ちしております。
よろしくお願いします。

かずみ




こっ!これは!

...

確かに一見、美味しい話だ。

いつもの俺なら直ぐにでも新橋に飛んでいきたくなるだろうし、
こんなメールを受け取ったら、
家に帰ってシャワーを浴びる時に意味もなく
いつも以上にちんちんを綺麗に洗っちゃったりするだろう。

洗い過ぎの刺激しすぎで、ちょっと元気になっちゃって
『おいおい。まだ早いぜ!』
なんて自分で自嘲しちゃうくらいに浮かれてしまうこともありえる。

しかも、この時期の俺は日本全国デートを控えて浮かれていた所だったので
『休暇中に羽を伸ばして、ブリバリ、ブリバリと頑張るぞー!』
って思ってましたから普通であればすぐに飛びついてしまうところです。

しかし...
その日の私は違いました。
決定的に何かが違います。

ふっ、俺をみくびるなよ!

てな感じで、きりっとした表情をまったく崩しません。
我ながら物凄い男前だったと思う。

さっきまで読んでいたニュースの恐ろしさを忘れない。
あんなに恐ろしいニュースがあふれている日本。
あんなに殺伐とした国、日本にそんな旨い話が転がっているわけがない!

今日の俺はいつもとは違うぜ。
ベリーシャープだ。   俺の勘に間違いはない。
これはきっと美人局だ。間違いない。

そう断定したんです。

しかし、あるゲームの成分分析では
『Dubai太郎さんは、50%の好奇心と50%の冒険心で構成されています。』
とか言われた事のある私ですから、単純にこのまま
この美人局を野放しにしておくわけにはいかないだろうな。

人間何事も経験だ。
一度目はダメでも二度目ならなんとかなる。
世の中に乗り越えれない不幸などないのだ、
それを俺が証明する。

いつぞやの借りをここで返そうじゃないか。

そう心に誓い、
かねてより考えていた秘策、
もし、また美人局にあった場合の対処法、
私の心の中に暖めていたその対処法を実践する事を決めたのです。

まずは準備段階として
1、所持現金は5万円までとする。
2、カード類はもって行かない。

あと、美人局に巻き込まれた場合にやってみたいこと、
1、例えば、やってる最中とか、そういう雰囲気になった時に
  突入されるとどうしても止められるじゃないですか。
  それは絶対に避けたい、ですので、
  後でぼこぼこにされたとしても絶対にやってやるという意気込みをもつ。

2、ついでに言うと、入り口のドアにはチェーンを掛けて
  外からは入ってこれないようにしてですね。
  外でおらあ!とか言ってても気にしない。

3、この点のどこがいいかというと、美人局でも組んでいる男女、
  これはろくでもない彼氏と彼女である場合が多いと思うんです。
  少なくとも以前引っかかった時はそんな感じでした。

  でもって、状況としては彼女を助けに入ろうとしたら、チェーンがかかって入れない。
  そして、彼氏が入ってこない事で彼女はやられちゃうわけですよ。

  で、彼氏は少しあいた扉の向こうから彼女がやられるのを見て大騒ぎするんですけど
  いくら騒いでも、助けに入れない。
  で、俺がドアのほうに近づいていって
  『なんだあ、美人局かあ!おら!これでももって終わるまでどっかいってろ!』
  何て感じで、5万円をドアの隙間から床に落としてやるんですよ。
  でもって、怒り狂う彼氏に聞こえるように、パンパン音を出してがんばります! 
  最後は枕とかに発射して仕返しをする。

4、そんでもって終わったら、恥も外聞もなく警察に電話して
  『すんません!美人局に合ったみたいで!直ぐ助けてください!』
  何て電話して、助けてもらうという事です。
  もしかすると、俺も警察にお世話になる事になるかもしれませんが
  私はあくまで被害者なので問題ないと思います。
  美人局にかかった男というレッテルを貼られても全然気にならない。
  心の強い私だからこそ出来る大技です。

てな感じで計画しました。
同じ轍は二度と踏まない。

律儀にコンドームとかちゃんとつけている間に、
乗り込まれて、
萎んだ息子にコンドームをぷらーんとつけたまま
『すっ、すいませんっ!。ほんとすいませんっっ!』
なんて平謝りする事はもうない。

昔はやられっぱなしだった俺ですが、
今度はそうは行きません。
前回の雪辱を是非晴らしたい。

そう心に決めて、事に望む事にしたのです。

これがかずみさんとの出会いでした。




てな所まで書きまして、
シンガポーリアンの兄ちゃんにこれを読まれましてですね。

でも、まだ日本語2級ですから変な単語とか良く意味がわかんないのが
幸いして、何とか事なきを得たわけなんですけども
それにしてもびっくりした。
尻子球が抜かれるほどびっくりした。

にいちゃん、『誰にメール送るデスか?』
太郎     『友達...』

にいちゃん、『中国人だけ、悪いじゃないよ。日本人でも悪い人いるよ!。』
太郎     『そうだな。うん。ほんと。』

にいちゃん、『DUBAI太郎ってだれですか?』
太郎     『...日本の友達。』
にいちゃん、『日本にいるのにDUBAIデスか?』
太郎     『...』

最後には

にいちゃん、『このメール長いなー』
太郎     『ほっといてくれ。』

てな感じで何とかごまかす事が出来ましたが
どこまで理解しているのか、いまいちわかりません。

あ、ちなみに本当のデート記録は
衝撃写真を公開してよいかをステイッチちゃんに確認中ですので
もうしょうしょうおまちください。

DUBAI太郎





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Last updated  2008.03.02 07:26:29
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