Noelの花見川・幕張日記

Noelの花見川・幕張日記

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

NOEL2005

NOEL2005

Calendar

Favorite Blog

きときとなブログ みる0287さん
沖縄県北谷町美浜↑ なかじ9511さん
シャム猫ベニの気ま… ベニママ(benichan12)さん
ナンプレ自動生成 ErikSatieさん

Comments

聖書預言@ Re:陽光が降り注ぐ午後、しらさぎ公園 の大賀ハス、2026年7月。(08/12) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
人間辛抱 @ Re:新検見川 花園グリーンベルトの桜 2024(04/10) 初めまして、 ネットサーフィンから来まし…
終末の預言 @ Re:Chiba City Arts Triennale 2025 /千葉国際芸術祭2025(07/14) ルカによる福音書 21章 21:10そして更に、…
終末の預言 @ Re:検見川の廣徳院(こうとくいん)を調べてみた。(03/04) ルカによる福音書 21章 21:10そして更に、…
第47回男山酒蔵開放@ Re:2月下旬、寒いけど冬も終わり。花見川、2025年。(02/23) 第47回男山酒蔵開放の知りたいことは、…

Freepage List

2026.10.08
XML
テーマ: 風景写真(1052)
カテゴリ: 花見川・幕張




海浜幕張駅の南口では、人々がそれぞれの行き先へ流れていく。遠くから、潮の匂いが届く。海は見えない。それでもこの街では、ときどき風のほうが先に、海のことを思い出す。

駅前のベンチに男が座っていた。膝の上には、角の擦れた紙袋。誰かを待っているようにも、ただ時間をやり過ごしているようにも見えた。

スマートフォンの画面は、何度見ても同じ時刻を示している。約束の時間まで、あと三分。たった三分が、こんなにも長いものだったかと、男は思った。

人波のなかに、見覚えのあるコートがあった。十年前より少し明るい色で、肩のあたりがわずかに細くなっている。彼女は男を見つけると、驚いたように立ち止まり、それから、笑うともためらうともつかない顔をした。

「久しぶり」

その言葉のあとには、言わなかったことがいくつも続いていた。元気だったか。あのとき、どうして。今でも覚えている。けれど、駅前を行き交う人たちは、ふたりの沈黙など知らずに通り過ぎていく。

(文:Manusによる)


海浜幕張駅 南口、2026年10月(写真1+Google)


海浜幕張駅 南口、2026年10月(写真1+Google)


海浜幕張駅 南口、2026年10月(写真2+Google)


海浜幕張駅 南口、2026年10月(写真2+Google)


海浜幕張駅 南口、2026年10月(写真1〜2) コラージュ








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.10.08 11:05:13 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: