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matumo5523さんComments
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一昨日のF1ベルギーグランプリを、録画したパソコンで先ほど見ました。
ベルギーのアルデンヌの森にあるスパ・フランコルシャン・サーキットはスタート前の小雨で路面が濡れており、気温・路面温度ともに16度でした。9月に入ったばかりというのに、16度というのはかなり寒いですね。タイヤのグリップ不足が心配です。
このコースは、全長が約7キロありF1サーキットの中では一番長く、また高低差が105mもあります。また山中のサーキットゆえスパ・ウェザーと呼ばれ天候が急変し易い特徴があります。今回もその魔力が発揮されました。
コースガイド
第一コーナー(ラ・ソース)から名物コーナーのオー・ルージュを抜けレ・コームまできつい上り坂です。そこを抜けると下り坂のコーナーの連続です。F1ドライバーの評価も高く、見ていても楽しいサーキットです。
森の中を駆け抜けるコースはドイツのホッケンハイムリンクとも風景が似ており、ヨーロピアンな雰囲気ムンムンのサーキットで私は好きです。
オー・ルージュ
レーススタートてして230m走ったところでいきなり第一コーナーがあります。下の写真はスタート後、第一コーナーに飛び込むF1マシン達です。
第一コーナーへの進入
そしてその第一コーナーを上方から見ると路面が濡れており、どのマシンも曲がる方向へ向いておらず外側に膨らんで大混戦の状態です。
スタート直後の第一コーナー
今回のベルギーGPは、スタートした3週目くらいまでの大混戦と、ラスト3週くらいからの山岳コースならではの天候の変化によるアクシデントを軸としたものでした。
気になるレースリザルトですが、これも一波乱がありました。表彰後に1位のハミルトンがペナルティを受け3位に降格されてしまいました。結果的には、優勝 マッサ(フェラーリ)、2位 ハイドフェルト(BMW)、3位 ハミルトン(マクラーレン)となりました。
残り3週の最終シケインで先行のライコネン(フェラーリ)を追い越そうとしたハミルトンが減速しきれずにシケインを不通過(ショートカット)し、ライコネンの前に出かけました。しかしライコネンの前に出ると反則になるので、ここでは一旦押さえた後にハミルトンがライコネンを追い越しました。一見フェアのようです。
しかし、ハミルトンはライコネンの前に出る事は抑えたものの、その後あまりにも早く抜き返した事がフェアでないとの裁定がレース後に通告されました。そしてハミルトンに25秒のペナルティが科されました。結果、3位に降格です。
この裁定については異論が吹き上がり、今現在ハミルトンの母国イギリスでは大騒ぎになっています。あのニキ・ラウダ氏も怒っています。私はライコネンのファンでありハミルトンは好きでないのでニンマリですが、それでもやはりハミルトンには非が無いと思います。皆さん如何でしょうか?
それにしてもラスト5周くらいから雨がひどくなり、ドライタイヤでのハミルトンとライコネンのトップ争いは熾烈で過酷でした。見ていてハラハラドキドキで息が出来ないくらいの緊張感でした。残り2周でライコネンがクラッシュしてしまい、見かけ上はハミルトンが1位になりました。が、上記の裁定です。
雨でスピンのライコネン
然しながら、一切の妥協をせずスタートから最後まで全力を出し切って戦い続けたライコネン(フェラーリ)のドライビングは、賞賛せねばならないと思います。ラップランド(北欧)の狼そのものです。(彼はフィンランド人です)
レース後のライコネン
そのような訳でライコネンは完走扱いの18位、もうひとり応援しているドライバーのコバライネン(マクラーレン)が10位と振るいませんでした。残念~。でもレース全体としては、アクシデントも含めて見ていて久しぶりに満足なものでした。
次回は、9月14日のモンツァで開催されるイタリアGPに期待です!
あーちゃん (ALEX)
ライコネンもコバライネンもがんばれ~!
by あーちゃん
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