HAPPY HOURS☆のハハ道おんな道

HAPPY HOURS☆のハハ道おんな道

January 23, 2006
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カテゴリ: 絵本
昔話を読み聞かせるに当たって、絵柄がアニメっぽいのは避けたいと思いました。こちら講談社の絵本シリーズは格調が高い!!見開きの絵が狩野派?と言う感じの(私が日本画をあまり知らないからなのですが)、空間を生かした本格的日本画。日本画の美しさを絵本で堪能できるとは!!ディテールも柿木に生えたコケや、敵討ちに行く時の鎧など描き込まれています。

蜂や蟹は頭だけが蜂だの蟹だのになっていて、胴体は人間…何とシュールな!!

猿は本当に悪そうに描かれています。敵を討たれて当然くらいに…

蟹の衣装…お父さん蟹は青の波模様の袴。息子さんはあぶく模様の袴。
蜂の衣装…くすみラベンダーに蜂の巣模様の着物、袴は黄色と茶色のボーダー。ターコイズブルーのスパッツがアクセントに。
栗の衣装…栗の頭のブラウンに合わせ、ボトムはこげ茶でベースで引締め感あり。いがいが模様はトップスとスパッツのグラデになるような色目です。トップスの着物はくすみターコイズ。エメラルドグリーンのスパッツは、栗の茶色を生かしたコントラストがキュートな着こなし。(オークションファッション部門出品調に書いてみました)

絵がかかれた当時は、きっとこんな反対色を生かした粋な色合わせを楽しんでいたのだろうなと、美術館賞気分で大人も楽しめます。「昔の日本はこうだったんだよー」と語りながら読むのに良し。この講談社の絵本シリーズは「桃太郎」「かぐや姫」「浦島太郎」を揃えたいものです。

猿蟹合戦 猿蟹合戦








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Last updated  January 24, 2006 12:53:28 PM
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