HAPPY HOURS☆のハハ道おんな道

HAPPY HOURS☆のハハ道おんな道

February 1, 2007
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カテゴリ: 絵本
子供より親の方がじ~んとする本かだと思います。
文字数が少ないので、小さいお子さんから読み聞かせられると思います。



ストーリーは…
猫ちゃんが飼っていたお魚がだんだん大きくなって、
金魚鉢では飼えなくなってしまう。

この設定からして、
「大きく育てて食べるのでは…」
と思った私は汚れた大人。
汚れっちまった悲しみに…
子供には「猫が魚を育てる、ありえない!!」


成長したお魚を海に放したものの、行く末が気になる猫ちゃん…

そんな猫ちゃんの気持ちを口に出せなくても(って魚は喋らないし)、
シッカリ受け止めて答えるお魚ちゃん。

この二匹の間柄を友情と受け止めるか。
親子の愛情を象徴していると読むか。
文章がシンプルなので、読み手によっていろいろ解釈が出来ると思います。
成長していくお魚を手放す過程は、それこそ親離れを始めた子供のよう。

子供は平易な語り口で猫と魚の間柄に友情を感じ、
親は親で別の解釈をして目の前にいる子供の成長を思うという
愉しみ方の出来る本だと重います。





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Last updated  February 1, 2007 10:09:12 PM
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