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今朝早く、大工さんからインフルエンザ警報を受け取ったshulalaです。(笑)年明けから、残業三昧、おまけに忙しい日々を過ごしていた。その上、今更ながらSATCに嵌ってしまって、睡眠不足の日々。。。今日は現場に行く予定だったのだけど、珍しいことに、大工さん全員がインフルエンザに掛かってしまい、40度の高熱を出して急遽、現場が休みになったので、久々に自宅でChocoとゆっくりできた。昨日、一昨日と、その大工さんたちと長時間一緒にいたので、今朝、その棟梁から『インフルエンザ警報』の電話を受けた。確かに、一昨日からお腹の調子と、のどの調子が悪い。でも、毎日帰ってから石鹸で念入りに手を洗い、よくうがいをしているせいなのか、『●カは風邪をひかない』の例なのかは分らないけれど、今のところ何とか無事のようだ。皆さんもインフルエンザには気を付けてくださいね! 忙しい合間をぬって、一昨日は久々にお芝居を観に行ってきた。演目はNODA MAPの『キル』。14年前、野田秀樹さん演出の『キル』を初めて観に行った。当時の主演は、堤真一さんと羽野晶紀さんだった。野田さんの言葉遊びや演出に魅了され、同時に堤真一さんのファンになった。それ以来、NODA MAPのお芝居の多くを観てきている。堤さんはもちろんTVや映画もいいけれど、舞台映えする役者さんで、私は彼の舞台でのお芝居が一番好き。その3年後、堤真一さんと深津絵里さんで再演。もちろん、これも観に行った。今回は約10年ぶり3度目の再々演で、主演は妻夫木聡さんと広末涼子さんだった。正直なところ、私はこのキャスティングが好きではなかった。。。舞台向きの役者さんと、そうでない役者さんがいると思う。残念ながら、二人とも後者なのだと思う。主演二人が他の役者に食われており、お芝居全体が軽くなってしまっていたのが残念。。。演出や衣装、照明は、いつも通り楽しませてくれた。NODA MAPの舞台衣装の多くを手掛けている、ひびのこづえさんの衣装は色遣いが素敵で、斬新さの中に可愛らしさと遊び心がある。野田さんの舞台は、かなり激しく動くのだが、毎回、彼女の衣装はその動きを殺すこと無く、彼女独特の造形美で舞台に彩りを添える。そんな彼女の衣装は観ているだけで楽しくなる。相変わらずの野田さんの言葉遊びも楽しかった。題名の『キル』とは『人を切る』、『洋服を着る・切る』、『生きる』などの掛詞。随所に掛詞が盛り込まれ、難解な台詞の緩和剤になっている。でも、私個人としては、近年の言葉遊びより、以前の方が好きだけれど。。。近年は、台詞が一般受けを狙い過ぎている感が、どうしても否めない。もっと以前のような野田World全開で、言葉遊びと演出をしてほしいなぁ。。。全く期待していなかったせいか、予想外に良かったのが山田まりやさん。彼女の舞台でのお芝居は初めて見たのだけど、あの野田さんの難しい台詞を完全に自分のものにし、TVでコメントしている彼女とは全く違う側面を見せてくれた。全体的に良くなくても、こういう意外に良い役者さんを見つけると嬉しくなる。ずっと一緒にNODA MAPのお芝居を観に行っているピーコも同じような感想だったらしく、『長年やってれば、たまにはこういうこともあるよね。。。でも、今後もNODA MAPを見守っていこうね。。。』と言っていた。何だか、にわか評論家のような日記になってしまった。。。(苦笑)
January 26, 2008
最終日、D・Bは朝早い便で一足先に日本へ向かった。ひとりでゆっくり朝食を食べながら、どの茶葉店に行こうかと考えていた。ガイドブックにはホテルの近くの茶葉店が数件載っていた。ただ、どこもピンと来なかった。午前中いっぱい時間があったので、ガイドブックの隅に小さく載っていたホテルから少し離れた、自家栽培の高山茶を販売しているという茶葉店が気になっていたので、タクシーで行ってみることにした。近くで降ろしてもらい、その辺りを散策しながらお店に向かった。まだ9時半だったので、あまりお店も開いていなかった。目的の茶葉店に着くと、店主らしき中年の男性が開店の準備をしていた。お店は、こじんまりとしていて古めかしかった。中を覗くと、既に6人ほど日本人らしい年配のグループが居た。『ツアーで連れてこられるようなお店なの!?』と不安になり、別のお店に行こうと思い、一旦お店から遠ざかった。でも、まだ早い時間で他のお店もあまり開いていなかったし、最初の勘を信じて、その茶葉店に戻って中に入った。店主が慌ただしく『あなたも一緒にここに座って。』と先程の6人グループの座っているテーブルに案内された。店主がお茶の準備している間に、その人たちと雑談した。彼らは高校、大学の先生で、プロジェクトで毎年台湾に来ているという。もう7~8年通っている、台湾通ということが判明した。プロジェクトは高雄であり、帰りに台北に立ち寄り、一年分のお茶を購入して帰るのだそうだ。高雄、台北で何軒もの茶葉店を訪れた中でも、このお店のお茶がダントツに質が良く、価格が安いのだそうだ。同じお茶であれば、旅行者向けの有名店の価格の1/3~1/4で購入できるそうだ。その中の一人の、このお店のアシスタント!?と思うほどお茶に詳しい男性に、『初めての台湾旅行で、よくこのお店を選んだね~。それに、ガイドブックに9時半からと書いてあっても9時半にオープンしないことも多いから、あなたは運がいいですよ。私たちなんて、昨日、9時半に行くから開けてくれるように確認の電話をわざわざ入れたんですよ。』と言われた。彼らと一緒に色んなお茶のテイスティングをさせてもらった。このお店で自家栽培している高級梨山烏龍茶から、阿里山烏龍茶、凍頂山烏龍茶、ジャスミン茶、プーアール茶、東方美人茶、緑茶等、10種類以上ものお茶の説明を受けながら、テイスティングさせてもらった。彼らに教えてもらわなければ、こんなに色々なお茶をテイスティングしなかったし、購入しなかったと思う。ラッキーだった。中でも驚きなのが、そのお店のジャスミン茶と凍頂山烏龍茶のティーパック。ジャスミン茶は苦手な人も多いと思うのだけど、変な香料の匂いがせず、ジャスミンの花の良い香りだけがし、とても飲みやすい。今までのジャスミン茶の概念が変わってしまう。このジャスミン茶を飲むようになると、他のジャスミン茶が飲めなくなりそうだ。実際、その先生達は『もう他のジャスミン茶は飲みたくない。』と言っていた。ティーパックも、価格がリーズナブルなうえ、とてもティーパックとは思えない味と風味。荷物が多くなりそうだったので、一箱しか購入してこなかったのだが、もっと購入してくれば良かったと後悔している。でも、やっぱり自家栽培の『梨山烏龍茶』が値段も高いだけあって一番美味しかった。会計の段になり、最終日でたくさんの台湾ドルを持っていなかったので、カードで支払おうと思っていた。ところが、カードが使えないお店だったのだ!!台北の地元の人向けの茶葉店には、カードが使えないお店が多いようだ。でも、最近、日本円がOKになったということで、日本円で支払った。ホッ。。。美味しいお茶を安く購入出来て、すっかり満足し、タクシーでホテル近くまで戻り、最後に例の月餅のお店に行って、お土産用の月餅を購入してホテルに戻った。荷造りをしてチェックアウトをすると、ちょうど良い時間になり、シャトルバスで空港へと向かった。振り返ると、あっという間の4日間で、着いた初日は『あまり期待できないかも。。。』と思っていたけれど、帰る時には『また来たい。。。』と気持ちが変わっていた。それは、台湾の人々の温かさと美味しい食べ物によるところが多いと思う。台湾の人はとにかく温かくて、親切だった。街中や駅でガイドブックと睨めっこしていると、『どこ行くの?』と声を掛けてくれ、片言の日本語で教えてくれようとする。初めての屋台で、何を頼んでいいか分らず迷っていると、お勧めを教えてくれ、混んでいて席に座りそびれていると、席を確保してくれる。こういう小さな親切にたくさん出会ったせいか、今回は殆ど一人旅に近かったけれど、寂しいと感じることはなく、地元の人とたくさん触れあえ、話ができてとても楽しかった。ただ、一人旅に近いと、基本は中華料理なので、美味しいレストランになかなか入り辛く、まだまだ食べそびれたものもたくさんある。行けなかったところもたくさんある。。。阿里山、日月潭や高雄、台中、台南…夢は膨らむ。目を閉じ、そんなことを考えていると、いつの間にか眠ってしまったようだった。空港に着いて慌てて起き、飛び降りると、半分以上の人が降りなかった。嫌な予感がした。。。出国ロビーに向かうと、JAL(JAA)カウンターが見当たらなかった。。。『やっぱり。。。』と思って、空港の人に尋ねると、JAL(JAA)はもう一つのターミナルということだった。(昨年の締めくくりにふさわしい(?)ヌケをしてしまった。。。)ガイドブックをちゃんと読んでおらず、成田のようにターミナルが二つあることを知らなかったのだ。。。(そう言えば、第一ターミナル、第二ターミナルという言葉を目にしたような気はする。。。)急いでモノレールに乗り、もうひとつのターミナルに移動した。無事、搭乗手続きを終え、お昼ごはんを食べていなかったので、最後にもう一度、坦々麺を食べた。基本的に食べ物の大きなハズレはない、と、改めて思った。。。飛行機に乗り、もう一度『レミーのおいしいレストラン』を観て眠りについた。
January 5, 2008

三日目、前日のアロママッサージとホテルに戻ってからのジェットバスでの長風呂が効いたようで、朝起きると身体が軽く、すっかり疲れが取れていた。しかし、マッサージが効き過ぎて爆睡し、朝寝坊してしまった。。。朝食を食べながら、前日行ったスパのお店の人の意見を参考に、観光ルートを練った。この日は私の行きたい場所とD・Bの意見が一致し、一緒に観て回ることになった。まず行ったのが、台湾101。特に行くつもりではなかったのだけど、スパのお店の人の一番のお勧めだったので、行ってみることにした。このビルは世界一高いビルなのだが、現在ドバイで建設中のブルジュ・ドバイが今年末に完成すると、抜かれて世界第二位になる。(ちなみに、ドバイやクゥエートでは、高さ1キロのビルが建設中とも言われていて、 高層ビル競争は年々熾烈な戦いとなっていきそうだ。)展望台に登ろうと思ったのだけど、平日にもかかわらず、かなり混んでいたので諦めた。その近辺にあった建築物を見ながら、駅へと向かった。 台湾に着いてから、まだちゃんとしたレストランにも入っていなかったし、小龍包も食べていなかった。既にお昼をまわっていたので、勧めてもらった地元の台湾の人々の間で人気という、老舗の上海点心レストラン『永康街高記』に行った。スパの人の説明では、日本人や外国人旅行者に人気なのは日本にも進出している『鼎泰豊』なのだそうだが、味は殆ど変わらないそうだ。そのうえ、全体的な料理の味が良く、台湾の人には『永康街高記』の方が人気で、待ち時間も少ないらしい。実は、『鼎泰豊』本店と『永康街高記』は目と鼻の先にある。最初に見えたのが『鼎泰豊』。何事かと思うほど、お店の前は黒・金山(金は金髪 笑)の人だかりだった。あの混みようからすると、テーブルに辿り着けるのは1、2時間後ではないだろうか。それを横目に『永康街高記』に行くと、10分ほど待たされたけれど、ピーク時間を過ぎていたせいか、比較的早めにテーブルに案内された。前菜、野菜の小龍包、フカヒレ餃子、スペシャルエビ餃子、海老と空芯菜炒めをオーダーした。小龍包は普通の豚肉の入ったスタンダードなものを食べたかったのだけど、D・Bが肉を一切食べない(シーフードは食べる)ので、泣く泣く野菜の小龍包をオーダーした。小龍包は、六本木ヒルズに入っている上海の老舗『南翔饅頭点』のものが好きで、初めて食べた時の感動は今でも覚えている。ここの小龍包は熱過ぎず、ぬる過ぎず、絶妙のタイミングで蒸し上げてくれ、スープも皮の硬さも私好み。(猫舌の私でも火傷しないで頂ける。)これと同じようなものを期待してしまった私は、正直なところ、小龍包には少々がっかりしてしまった。決して不味くはない。もしかすると、普通の豚の小龍包だと、もう少し印象は違ったかもしれない。(肉を使っていなかったので、スープと肉汁の絶妙のコンビネーションが 味わえないからだ。)ただ、フカヒレ餃子は、今まで食べたフカヒレ餃子…というより、今まで食べたどんな餃子よりも美味しかった。他の料理もそこそこ美味しく、値段もお手頃で、上海料理のレストランとしてはまぁまぁだと思う。レストランを後にし、この近くにあるかき氷のお店に行った。私は特にかき氷が好きなわけではないので、スパのお店の人に『永康街高記のすぐ近くだから、絶対に行ってみて!!』と勧められていなければお腹も一杯だったし、立ち寄らなかったと思う。想像より遙かに量が多く、普通のサイズのかき氷でも最後まで食べきったことのない私は、とても一人では食べきれそうになかったので、D・Bとシェアした。ところが、このかき氷、メチャメチャ美味しかった~~~!!!お腹が一杯でないときであれば、一人で全部食べられると思う。本当に、台湾の食のレベルは高い!!安くて美味しいものが目白押しだ。腹ごなしに少し離れたMRTの駅まで歩いた。途中、蒋介石を祀った『中正紀念堂』の傍を通ったので、立ち寄った。既に3時半をまわっていたので、さっと観て、次の目的地『新北投温泉』へと向かった。ここは日本統治時代からある古い温泉地で、駅に降り立つと硫黄の匂いが漂い、まるで日本の温泉地に行ったような錯覚を起こす。ただ、台湾の温泉は水着着用のところが多いようで、脱衣して日帰りで立ち寄り湯のできるところはあまり多くはないようだ。その中で『亜太温泉館』と言うところが、日本の脱衣式で入浴できると言うので行ってみた。露天大衆湯のほか、家族やカップルで貸し切れる貸し切り湯やスパもあるようだった。レストランや旅館も併設されていた。お湯の温度は42.3度と高温温泉だったけれど、露天風呂だったため、高い温度では長湯できない私でも、丁度いい湯加減だった。寝湯や水風呂(少し温め)、打たせ湯まであり、かなり日本の温泉に近かった。温泉の質は、日本の良質で濃厚なものには及ばなかったけれど、肌もスベスベになった。桧と大理石を使った女性専用露天大衆湯帰りがけに台湾で一番有名で活気のある『士林夜市』(ナイトマーケット)へ立ち寄った。歩き疲れていたうえ、もともと人ごみが苦手な私は、一通りさっと見て回り、3つほど気になる食べ物を買って食べ、早々に引き揚げてホテルに戻った。帰り道に、初日にホテル周辺を散策していて気になった月餅のお店に立ち寄った。スパのお店の人からも、『ここの月餅は絶品だからお土産に良いよ!』と言われていたので、数種類の月餅を購入して試食してみた。実は、私はあまり月餅が好きではなく、お土産に頂いてもあまり嬉しくなかったのだが、スパのお店の人たちが、あまりにも勧めるので試食して美味しければ買って帰ろうと思っていた。まず、一番お勧めと言われたオーソドックスな緑豆小月餅を食べてみた。これが、結構、美味しかった~!!!バサバサしておらず、変な癖がなかった。他にも数種類食べてみたけれど、どれも美味しかったので、お土産に買って帰ることに決めた。ただ、賞味期限が3日~7日しかないので気をつけないと、今回のように休みが長い場合、賞味期限が切れてしまう。それに、やはり2~3日中が一番美味しく頂けた。昼食が遅くお腹が一杯の上、かき氷まで食べ、お腹が空いていないのにナイトマーケットで食べ歩き、月餅まで試食してしまい、私の胃袋はパンパンで、12月に入って続いていた食事会の影響もあり、胃が相当疲れていた。フットマッサージに行き、足湯をした後、角質取りとフットマッサージをお願いしたのだけど、私の足裏は角質取りをする必要が無いと言われてしまったので、フットマッサージを1時間頼んだ。フットマッサージは、以前、香港でも何度かやってもらったことがあった。始まると、次々に悪いところを指摘された。『肩、首、背骨、坐骨神経、腰、左ひざ、冷え性、鼻、肺、胃、腸、心臓、子宮…』その殆どは心当たりがあったけれど、肺だけは心当たりがなかった。そして『ちょっと便秘で、かなり食べ過ぎね。』と言われてしまった。私は、普段便秘をしないのだけど、旅行に行くと、たくさん食べ過ぎるうえ、環境が変わるせいか、少し便秘気味になる。。。平日で、もう10時半をまわっていたので、客は私しか残っておらず、お店のスタッフとフットマッサージ師と雑談をしながら、楽しくマッサージを受けていた。ところが『心臓弱いでしょう?疲れてる。』と言われ、『あまり強くは無いです。。。』と返事をしながらマッサージを受けていると、急に心臓に痛みが走った。フットマッサージをして、その部位に痛みが走るのは、かなり疲れていたり、弱っている証拠らしいのだ。痛みが治まらず、段々、笑いごとではなくなり、雑談を止めて横になった。すると、さっきまで冗談を飛ばしていたマッサージをしてくれる女性スタッフが、心臓マッサージを始めてくれた。そこのスタッフは全員、ちゃんとした老師(先生)に学び、免状も持っており、アロママッサージだけでなく、毒素排出や指圧などもできるのだそうだ。心臓をマッサージされ、痛みが和らぎ、動悸も落ち着いた。今回のフットマッサージは、今まで経験した中で、一番良かった。とても極め細やかで丁寧で、とても気持ち良かった。それに、なんと言っても終わった後の軽さが違った。1時間、足だけをマッサージしてもらったからかもしれないが、ここまで足が軽くなったのは初めてだった。ハーブティーを頂きながら、スイーツやその他のお勧めを聞き、飲み終わってホテルに戻った。
January 4, 2008

前日、ちゃんとした夜ご飯を食べていなかったので、朝起きて、ホテルのダイニングでブッフェ形式の朝食をお腹いっぱい食べた。これは宿泊代に含まれていたのだけれど、侮るなかれ、和、洋、中と揃っていて味もなかなか良かった。二日目私は、戦前はゴールドラッシュに沸き、鉱山の町として栄え、『非情城市』で観光地として脚光を浴びた九分に出掛けた。D・Bは以前台湾を旅行した時に九分には行ったらしく、もっと台北市内を見たいということで、私たちは別行動した。急行が行ったばかりだったので、台北駅からローカル電車に揺られ、約1時間で瑞芳という駅まで行き、そこからはタクシーで九分まで向かった。瑞芳から九分のまでバスもあるのだが、疲れが抜けていなかった上、ローカル電車に乗ったので、瑞芳に着いた時にはお昼をまわっており、時間節約のために、タクシーに乗った。タクシーと言っても、10分ちょっとで、しかも180元(600円ほど)で行ける。九分は基隆湾を望む丘の中腹にあり、坂や階段が多いので、タクシーで上の方に連れて行ってもらい、降りながら見て歩くことにした。観光地だけあり、平日にも関わらずかなり混んでいた。メイン通りを食べ歩きながら見て回った。台湾は食べ物が美味しいと聞いていたけれど、本当に何を食べてもハズレがなかった。中でも、この面白い女性が焼いていた『とびうおの卵』の腸詰はとても美味しかった。人ごみに疲れた時、一軒のノスタルジックな古い茶芸館があったので入ってみた。この茶芸館は100年以上も前の金鉱時代に建てられた大きな建物を利用しているのだそうだ。中に入ると、その痕跡が至る所にあり、家具などにもアンティークものが使用されており、とてもノスタルジックな雰囲気だった。これは私がお茶を頂いた席で、アンティークのベッドが使用されている。こちらで頂いたのが、『杉林渓烏龍茶』と『烏龍茶クッキー』。台湾で色々な烏龍茶を試したけれど、これは私のベスト3のうちのひとつ。深みと清涼感があり、渋みがなく、ほんのり甘みがあった。烏龍茶クッキーも烏龍茶の茶葉が入っていて風味がよく、美味しかった。烏龍茶の入れ方を教えてもらい、ゆっくりと休憩した後、館内を見て回った。内装も調度品も古く味のあるものばかりで、見るだけで楽しめた。トイレの前にあったアンティーク風の石のマンホール蓋。地下にはギャラリーもあり、たくさんの絵や陶器が展示されていた。 このお店のオーナーの弟さんが陶芸家で、ここで使用されている陶器はオーナーがデザインし、弟さんが作っているそうだ。旅行で素敵なティーセットを見つけると、ついつい購入してしまう。ここでも素敵な茶壺とティーセットを見つけ、購入した。色々購入したので、サービスに美味しいお茶受けの梅茶を頂いた。見た目に反して予想外に美味しかったので、お土産に購入してしまった。(笑)茶芸館を後にし、メインの階段を散策しながら、今は廃墟となってしまった映画館やお店、建物を見て回った。 九分を散策した後、タクシーで基隆に向かった。九分から基隆まではバスと電車を乗り継げば行けるのだが、台湾ではタクシー料金が安く(初乗り料金250円くらい)疲れていたうえ、買い物した荷物もあり、時間節約についついタクシーに乗ってしまう。それでも30分以上乗って400元(1400円弱)だった。(九分~基隆間はメーターを使用せず、400元と統一されている。)時は金なりである。基隆はかつて台湾の顔として国際港として栄えた町で、美味しいシーフードが食べられるらしい。基隆で一番の繁華街で降ろしてもらい、地元で有名な鄭濟宮に立ち寄った。台湾の人は信仰心があついのか、地元の人らしいたくさんの人が入れ替わり立ち替わりお参りに来ていた。鄭濟宮の境内には何故か屋台も在り、周辺にもたくさんの屋台があった。食べ歩きをしていたので、まともなお昼を食べておらず、変な時間にお腹がすいてきた。(夕方の5時前だった。)ここでシーフードも頂きたかったのだが、中途半端な時間だったので諦めた。鄭濟宮を拝観して境内に出ると、どこからともなくとても美味しそうな匂いがしてきた。その匂いにつられて鄭濟宮境内にあった幅広の平麺食べられる屋台に入ってみた。1杯50元(170円)と昨日のナイトマーケットのヌードルに比べると、かなり割高だったけれど、基隆では相場のようだった。(決して高くないのだけど、既に頭が台湾単価に慣れてしまっている。。。笑)しかし、その価格に見合う味だった。日本に居ても、こんなにあっさりして透き通っているにも関わらず、コクのある美味しいスープにはなかなか出合えないと思う。病みつきになりそうな一杯だった。こんな幅広の平麺釜鍋に貼りつけて茹であがった平麺を乾燥させ、彼女たちが食べ易いサイズに切る。食べ終わり、市内を散策しながら港近くのバスターミナルまで行き、台北行きのバスに乗った。台北駅から私の泊まっていたホテルまでは、地下鉄で二駅。疲れ果てていた私は、昨夜ガイドブックでチェックしておいたホテル近くのスパにタクシーで向かうことにした。台湾のタクシーには基本的にはメーターが取り付けられているか、観光地では『○○~○○間は○○元』と決められているので、ふっ掛けられる心配は殆どない。ところが、たまに観光客だと分かるとメーターを作動させず、降りるときになって、法外な金額を要求する悪質な運転手もいるらしいのだ。私がこの時乗った運転手が、まさにこのタイプだった。メーターを動かす気配がなかったので『到○○要多少錢?』と筆談で聞いた。台湾では香港ほど英語が通じない。その代わり、漢字なので筆談で結構どうにかなる。すると、運転手が軽く舌打ちをして、メーターを作動させた。特に遠回りをされることもなく、無事、スパの近くのメイン通りで降ろしてもらった。スパに行って予約を入れ、荷物を置きに、一旦ホテルに戻った。スパの時間までホテルで一休みしながら、翌日、何処へ行こうかとガイドブックを眺めた。出発前はとても忙しかったので、殆ど予定も立てず台湾に着た。飛行機の中でガイドブックを見て考えようと思っていたのだけど、見そびれていた『レミーのおいしいレストラン』をやっていたので見てしまい、あとは疲れて爆睡していた。結局、翌日の予定が決まらぬまま、予約の時間が近づいてきたのでスパに向かった。そのスパは路地裏にあり、前日散策した時には気づかなかった。有名な高級スパでも、特別お洒落なスパでもなかったのだが、なんとなく『ピン』ときたので行ってみようと思った。90分のアロマオイルマッサージと、40分の美白フェイシャルにサウナをサービスしてくれ、約3時間弱で2500元(8500円)。台湾では高くも安くもない、ミドルクラス。でも、アロママッサージは、日本のお気に入りのアロママッサージのお店に引けを取らない、というより、それより上手かも…?と思うくらいの腕前だった。私は旅行に行くと、必ずマッサージを受ける。ホテルに有名な高級スパが併設されている場合には、そこを利用することもあるけれど、それ以外の場合は高級スパには行かず、地元の人も利用するようなミドルクラスのスパを敢えて選ぶ。高級スパであれば、時間の少ない旅先でわざわざ行かなくても、東京にたくさんある。地元の人も行くようなミドルクラスは、価格的にも日本よりリーズナブルなことが多いし、外れない。終わると身体じゅうが軽く、旅行前から続いていた疲れがすっかり取れた。マッサージ後のハーブティーを頂きながら、お店のオーナー兼老師から行った方がいいお勧めの場所や、美味しいお店を教えてもらった。オーナーもスタッフもフレンドリーで、色々な情報を提供してくれた。マッサージが上手だったので、翌日はフットマッサージを受けたいと思った。ただ、何時になるか分らなかったので相談すると、平日だし、混む時期ではないからと、夜9時以降なら予約なしでも良いと言ってくれた。軽くなった身体で翌日の予定も決まり、ウキウキ気分で歩いてホテルに戻った。
January 2, 2008

皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 昨年末、急に、少し早目に休みが取れることが決まった。年末の休み前の忙しい時期なので、友人たちはみんな休みが取れそうもなかった。それで、一人旅をしようと思い、行き先を台湾に決めた。ところが先月20日頃から、D・Bが日本に来ると言い出し、私が台湾に行くことを知ると、一緒に行くと言い出した。(ちなみに、彼とは全く恋愛関係にはありません。)台湾と言えば、小龍包。台湾に行くなら、美味しい小龍包を食べることは外せないと思っていた。しかし、D・Bはベジタリアンではないけれど肉を食べない。(シーフードは食べる。)一緒に行って食事の時大丈夫かしら…と少し不安だった。結局、行き帰りのフライトも別々で、向こうでも殆ど別行動だったのだが。。。出発前、休み前の忙しさから、かなり疲れが溜まっていたので、正直、旅行が面倒臭くなっていた。しかも私のフライトは午前便で、かなり早く起きなくてはならなかった。出発当日、私は朝早く家を出て、余裕をもって搭乗手続きを終えた。時間があったので、搭乗ゲート近くにあったマッサージチェアーでマッサージをした。以前、クライアント宅で試したことがあるのだが、最近の高級マッサージチェアーは侮れない。下手なマッサージ師にマッサージされるより、いいくらいだ。20分ほどマッサージをすると、鉛を背負っていた身体が少し軽くなった。台湾に着き、シャトルバスで市内へと向かった。空港から市内までの道路が少し混んでいたので、3時過ぎにホテルに着いた。チェックインを済ませて荷物を片付けると、どっと疲れが出てきた。ここでこのままベッドに横になると、私は間違いなく眠りに落ちそうだった。せっかく辛い思いをして早い便で来たのだから、と思い、重い体を奮い立たせて、ホテルの周りを散策した。良さそうなマッサージ屋さんが見つかれば入ろうと思っていた。ところが、あまり『ピン』と来るマッサージ屋さんが見当たらなかった。ホテル周辺を散策して思ったのだが、台湾は香港とは全く違う。第一印象は、香港ほど派手な看板が多くなく、煩雑していないせいか、あまりエネルギッシュな印象がなかった。煩雑さや街中の看板のデザインは全く違うけれど、私が歩いたホテル周辺の街の造りはどちらかと言うと、タイのバンコクに似ていると思った。自分で言うのもなんだけど、私は結構、海外旅行運が良い方だと思う。それでよく、ガイドブックにも載っていないけれど『ピン』ときたお店に入ったりする。それが意外と外れることが無い…と言うより、“当たり”が多い。しかし、この日は疲れ過ぎていて、アンテナの感度が悪かったのか、あまりピンと来るお店が見つからなかった。でも、ちょっと気になるカフェと月餅のお店を見つけていた。歩き疲れたので、そのカフェで一休みした。温かい烏龍茶が飲みたくて『阿里山烏龍茶』を頼んだ。これがとてもまろやかで渋みが少なく、とても美味しかった。『阿里山』とは標高が2000m級の山々18座の総称で、ヒマラヤ、アンデスと並び、世界三大登山鉄道の一つと言われている阿里山鉄道のある山脈だ。阿里山烏龍茶とは、その阿里山の1000m以上の標高の高い地域で栽培され、収穫された高山烏龍茶の総称だそう。台湾では高山で収穫された烏龍茶は高級とされているし、実際に飲んでみても全然違う。渋みが少なく、まろやかで甘みがあって美味しい。お腹が空いてきたので、カフェを出て、ホテルから歩いて行ける『遼寧街夜市』(ナイトマーケット)に行ってみた。ここは台湾のナイトマーケットでは珍しく、食べ物の屋台しかないグルメ夜市なのだそう。 それだけに生存競争が激しく、美味しい屋台しか生き残っていけないのでハズレが少ないのだそうだ。 この屋台で、この坦々麺を頂いた。台湾ドルで35元、日本円に換算すると約100円。とても100円とは思えない美味しさだった。他にも気になる食べ物があったのだけど、D・Bが着いたら、ナイトマーケットに出掛けようと言っていたので、我慢して、歩き疲れたので一度ホテルに戻った。部屋に戻って、何十というチャンネルのある台湾のテレビを見ているうちに、うとうと眠ってしまったようだ。9時過ぎにD・Bが到着したのだが、彼は機内食を食べていたし、私もすっかり疲れ果てていたので、結局その日は出掛けず、明日に備えて早く寝た。
January 1, 2008
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