旅・放題 チキンプリーズ

2004.08.05
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カテゴリ: 旅のぶつぶつ
 自由旅行にしてもツアーにしてもお世話になる旅行会社を選ぶのは難しい。若い頃は値段だけに目がいっていましたが、最近は少々の値段の差なら親切にしてもらえる旅行会社を選んでいます。

 2年ほど前ベトナムの友人にテト(旧正月の祝い)に誘われ久しぶりにアジアに出ることにしました。根っから飛行機好きなので直行便でなんて飛びたくないので、シンガポールを最終目的地にしたIATAペックスで行くことに。はじめてのIATAペックスだったので、何軒か旅行会社を回って一番対応のよいところにお願いしようと思っていました。

 大阪・なんばのHISへ問い合わせにいったときのこと。まず、カウンターで受付の女性にIATAペックスについて聞きたいと告げる。女性は対応してくれそうな従業員を目で探す。するとどうでしょう、従業員の誰もが彼女と目をあわせないのだ。やっと手すきそうな若い男性社員を名指しして対応を促がした。若い男性社員は貧乏くじを引いたような顔をしてカウンターに座る。この時点で帰ってしまってもよかったけど、冷やかしにしても本気にしても私は一応お客できたので、最後までお客のふりをして帰るのが最低限の礼儀だとも思った。HISの優先順位は高くはなかったけれど、対応がよければここでもいいと思っていた。案の定質問の答えは返ってこなかった。自分のデスクからIATAの運賃表をとりカウンターでページを広げた、私の方に向けて。「こちらに書いてあるとおりです」の言葉に「この程度は知ってます」と答えた。さらに突っ込んで質問すると、自分の名刺の裏にキャセイ航空大阪事務所の電話番号を書いて「こちらでお伺い下さい」といわれたので、「ありがとうございました」といって名刺を受け取らずに帰った。

 東京で就職して3年目頃HISの中途採用へ応募したことがあります。新宿本社での面接は悲惨なものでした。面接をしていただいた方は大手企業からヘッドハンティングされた生え抜きの人事畑の方でした。おおよそ1時間にわたる面接は私への説教で終わりました。応募の動機、現職をやめる理由から日常生活にいたるまでことごとく指摘された。バブル期に引く手数多で就職した私には少々耳の痛いことばかりだったが、初対面とはいえここまで苦言を呈していただいとことに感謝した。その話し振りは創業者の旅への想いが伝わるような迫力でした。

 HISはかつては自由旅行をする旅人にとってもっともっと近いところにあった。会社が大きくなるにつれてだんだんと遠い存在になりつつあるような気がする。飛行機会社を作ってしまうほど大きな旅行会社になってしまい、もはや航空券も貧乏旅行者が飛びつくような価格では売り出していないようにみえる。それはそれでかまわないが、せっかく素晴らしい人事の方がいらっしゃるのに末端にまで伝わっていなのを残念に思います。これまでのようにゲリラ戦線をはるのか、JTBのようになりたいのかは知らないけれど、少なくともJTBでは誰に聞いてもIATA航空券の説明はしていただけた。IATA運賃を説明できない人でも務まるなら、私を採用したほうがよったかも(←最大級の強がり)





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最終更新日  2004.08.06 08:20:09
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