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昨日は 乳酸系プロセス[嫌気的代謝]のメカニズムに関してのお話をしました。乳酸系プロセスは解糖系とも言われる糖質代謝のプロセスのうち無酸素で糖質[グルコース]と[グリコーゲン]を分解してATPを再合成するメカニズムです。
無酸素で行われるため体は酸欠になり運動直後に帳尻を合わせる為に「ハァハァ、ゼィゼィ」といった酸素を取り込む状態になるきつい運動の特徴でもあります。
ここまでは 瞬発的なパワーを発生する為に主に筋肉内に備蓄されている物質を使って単純な科学反応で行う無酸素の世界のお話でした。
この後、体は糖質、たんぱく質、脂肪 等を酸素と反応させて新しいエネルギーを生成し始めます。このあたりからがダイエットに重要な脂肪燃焼に関する話になってきます。
以下の順に書き進めたいと思います。
[好気的代謝] (解糖系)
酸素が十分ある状態では血液中の血糖[グルコース]や[グリコーゲン]を分解してグルコース6リン酸となり そのリン酸基を使ってATPを再合成します。その過程でビルビン酸が生じます
無酸素の嫌気的代謝ではビルビン酸はその後乳酸へと変化するのですが 好条件下で作られたビルビン酸はその後クエン酸回路に送られ引き続き大量のATPが再合成されます。
[脂質代謝 β酸化]
脂肪は脂肪酸のβ位の炭素が酸化されてアセチルCoAに分解されクエン酸回路に送られます。この仕組みをβ酸化と呼んでいます。
この反応は豊富に酸素がある条件下でのみ行われるので有酸素的なエネルギー代謝に含まれます。
<<重要>>安静時や緩やかな運動等、酸素が豊富な条件では脂肪はよく消費されます。安静時のエネルギー消費の70%は脂肪と言われています。 しかし心拍数が最大心拍数の50%から70%を超えると糖質代謝が中心となり最大心拍数の80%を超えるような激しい運動では脂肪は消費されないといわれています。
好気的代謝で生じたビルビン酸やβ酸化した脂質はその後クエン酸回路に送られその働きによってATPが再合成されます
次回は [クエン酸回路]です
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