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カテゴリ: 書評

NLPトレーディング
エイドリアン・ラリス・トグライ/著作、井上実/訳者『NLPトレーディング 投資心理を鍛える究極トレーニング』

「表現」:リ・プリゼンテイション
に関する割と「心理的」な
トピックである。

人間の「内面世界」である、
「こころの状態」が
「行動様式」となって、
人間の「外部世界」に
「表現」される。
・・・この辺りは、非常に判り易い。

そのくらいの「嗚呼っ!!もうっ!!
何か、判り易過ぎるっ!!」
って感嘆の声を、上げてしまいそうな位の
判り易さだ。

しかし、問題はそんな事じゃない。

re-present

とは、その名の通り、

「『再び!!』現出する」事である。

一つの叩き台として、春日医師の
「躁状態」の新書にあった
「脳の中の暴徒達」を、


この「脳内騒乱状態」は、
生まれたばかりの新生児に
起こるだろうか。人間の
脳神経のネットワーク化が、
成長プロセスと共に為されるのならば、

尤も、器質的要因の問題は、
此処では別とする。

さて、「心理」の問題との
絡みで言うのならば、
例えば、『ロビンソン・クルーソー』とか
昔懐かしい『未来少年コナン』の様に
他人が殆んど居ない環境で生まれたり、
育ったり、暮らしていた場合は
どうだろうか。
漂流者のロビンソンは、社会的な教育を
受けているが、コナンの場合は、
「残され島」を離れる直前までは、
育ての親以外の他人を
見た事が無かった。

果たして、こう言う人間が
「集団の騒乱」等と言う
状況をイメージ出来るだろうか。
不可能である。見た事が無いものを
イメージし、其れに対して、
何らかのリアルな
感覚を持つという事は。

例えば、現代の日本人が「ピンクの象」を
イメージする事は可能でも、南蛮人渡来以前の
中世日本の一般的な人間には、其れは
恐らく不可能である。「象」を
見た事が無いだろうし、
『仏典』に文字として登場したものを
坊さんの言葉で説明された情報から
「脳」の内部で「イメージ」として
構築するしかないだろうから、
現実の生物としての「象」とは、丸で、別物に
為るだろうし、仏教伝来以前の弥生・縄文期の
日本人では、全く別の「何かの化け物」を
空想する事によって、其れを、
何かのメタファとして使用する事に為る。

此処で、話を「頭の中の暴徒達」に
戻して見る。「暴徒」や「群集の騒乱」を
見た事が有るから、「脳内での群集騒乱状態」が
可能と考える事が出来る。例え、日本の平和で
牧歌的な村落で暮らしていても
昔のLAの暴動だとか、
アフリカでの内紛を
「映像」でテレヴィで見た場合は、
「間接的に」だが、実際に「外部世界」に
「実体」として存在する暴徒達を
見ているのだ。

ポイントは此処である。
「外部世界」に存在する「何らかの実体」を
見たり聞いたり、その他、五感を通じて
感受して、その「情報」が「脳内世界」で
「表現」:リ・プリゼントされる
と言う点である。

「再び!!」現出するのだ。

第一回目は、外部世界の「実体」として
実在する「暴徒」として。
第二回目は、内面世界での「脳内イメージ」
として、「こころの中」に現出するのである。

勿論、「外部の実体」と「内面のイメージ」が
同じである訳が無い。だからこそ、人間は
常に!!間違える。詰まり、世界認識において
常に「可謬性」が、即ち、「誤謬の可能性」が
人間の「脳」には存在する。

其れが、人間だ。

例えば、平和な村で暮らしていても
年に一度の村祭で、「日常」的なケに対する、
ハレの「非日常」的な「騒ぐ群衆・村人達」を
見ただけでも、「脳内」に「暴徒のイメージ」を
構築可能な事は矢張り、非常に
「判り易い」例だと、思う。

本書との関連性を少し、明確にして置こう。
第一部に有る様な「トレーダーとは
こう言うもの」と言ったイメージは、
「外部世界」からの情報入力によって為される。
また、第四部他にある、
アンカー・アンカリングの
問題は「外部世界」の他者・・・この場合は、
人間と、「状況」・「事物」の両方を含む・・・
との比較・模倣に拠って、初めて可能である。

もう一度、論点を繰り返すが

re-presentation

とは、プレゼンテイションが、2回行われて
第2回目である事を意味する。
では、最初のプレゼンは、一体、何時
行われたのか。貴方がその様に「考える」様に
為ったその切っ掛けは。
そして、その「信念」は、一体、
何時、どの様にして出来たのか。

更に、問題は2回目のプレゼンである。
1回目のプレゼンの内容・情報を
「脳」の中で、加工して
詰まり、「解釈」して、2回目のプレゼン
即ち、リ・プリゼンテイション「表現」を
行う。しかも、マーケットの外だけでなく、
マーケットの内部でも。
「行動」・ビヘイヴィアとして。
文字通り、「市場内行動」として。

「外部環境」の問題と「内面心理」の問題と
更に、トレーダー自身の「行動様式」の
問題の、リンケイジが、NLP的には
この様に説明される、と大雑把に考えて
良いだろう。

本書には「椅子の座り心地」の話が出て来る。
実は、最も重要なポイントの一つである。
この一連の流れが理解出来なければ
本書を読んだ事に為らないとは言わないが、
非常に「浅い読解」であり、読者の側の
「読解力」の問題と為る。

このトピックは本書の第一部、第四部、
第五部他との関連に拠って
書かれた。


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Last updated  Apr 12, 2008 10:42:01 AM
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