HOゲージの世界へようこそ

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2016.08.26
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カテゴリ: 模型ショー
これまでご覧いただき、ありがとうございました。


 今回のJAMはメーカー編でも触れたとおり、これまでになくクリニックやステージイベントが充実したものでした。出来ればクリニック(セミナー)は全てとは言わなくとも、個人的には宮下洋一さんと二日目の熊岡正之さんのセミナーに参加したかったのですが、都合で三日目しか行くことができず、大変残念でした。出来れば今後も今回同様充実したクリニックやステージイベントを期待しています。

さて、本題に入ることとします。

 宮下洋一氏はこの世界の達人でご存知の方も多いと思いますが、「中越地方鉄道」の製作者。ご自身で『地鉄電車慕情』なる本を執筆され、今年4/2~17には巣鴨のさかつうギャラリーで作品展を開催、さらに最近は月刊誌「RM MODELS」の本文や写真など編集にも携わっておられます。

セミナーでは心象鉄道「地鉄電車」そのコンセプトとモジュール製作のこぼれ話と題し、中越地方鉄道が出来た歩みとそのコンセプト、そしてジオラマ製作の実演を説明していただきました。聞き手は、別セミナーでペーパー車両工作の講師をされた大久保健二氏で、会場は立ち見が出るほど盛況でした。






印象に残ったのは、中越地方鉄道の全てが頭に入っていて、始発駅岩倉町から終点田島駅の路線図が出来上がり、鉄道の成り立ちや沿線の産業、施設、そして列車運行図まであるということ。











ジオラマ製作の実演では、地面に高低を設けることで、より立体的になり奥行がでること。土手の淵(断面)を加工しやすいバルサ材で製作。土手法面はご覧のような目の細かい段ボールを糊付け。隙間や地面は100均で購入した軽い紙粘土を水で湿らせ擦り付ける。線路は枕木と引き抜きレール使用するハンドスパイク方式。
線路のベース板上に中心線を鉛筆で描き、その上に両面テープを貼って、両面テープの上に枕木を並べ、レールに小さいスパイクを使って打っていく。バラストを撒く前にレールの側面をハンブロール(塗料名)62番で塗装する。バラストを均一に撒き、数滴の中性洗剤を混ぜた水を霧吹きスプレーで吹きかけたあと、木工ボンドの水溶液をスポイトでバラスト全体に万遍なく垂らす。・・・







右上は紙粘土、その下に枕木、左上にスポイト、ターフ、バラストと左下に両面テープ。



詳細は地鉄電車慕情の「少年の夏」全製作プロセス参照ください。


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Last updated  2020.06.10 14:44:13


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