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2月10日、 高橋和己特殊鑿製作所製
の高橋さんからお声がけいただき、
三木市金物資料館前で行われた『たたら製鉄』を見学してきました。
『たたら』とは、日本古来の製鉄方法で、日本刀などに使われる、
純度の高い鋼 『玉鋼』
を作る方法です。
炉の中に木炭と砂鉄を入れて鉄を作る方法で、二種類の製法があるのですが、こちらでは砂鉄から「けら」といわれる鉄塊を作る、けら押し法(直接製鉄法) での操業での操業となります。
朝8時半頃、金物神社内の三木市立金物資料館前に行くと、すでに炉に火が入り、大きな炎が上がっていました。
炉は2基、送風口が3個の3本羽口炉と、4つある4本羽口炉です。
これらは、古式鍛錬技術保存会の研究グループ「和鋼製鉄部会」が中心となって、毎年創意工夫を凝らしながら、操業の都度、改良して
いるそうです。
午前9時、いよいよ炉に砂鉄を投入します。
これは砂鉄を、のりで固めて団子状にしたもの、これをその都度計量しながら、
木炭と交互に投入していきます。炉の中の様子を見ながら、この作業を、何度も、何度も繰り返します。
この時の、炉の中の温度は1500度ぐらいだそうです。
そして、ノロ出し
炉の下側側面に作られている、ノロ出し口を開けて、ノロを出します。
鉄の溶解したものに見えますが、これは砂鉄に含まれる不純物と、炉の耐火セメントで作られた土が、反応して出来た物です。
900度から1000度ぐらいあり、ガラス質でした。
午後、いよいよ炉の解体、けら出しです。
何段にも積まれた、炉を順番に解体していきます。(これは、ほんとすごく工夫されて作られています)
真っ赤に焼けたけらを、水で焼き入れ。 取り出された、けらがこれです。 光ってるところ、すごく美しいですね。
投入した砂鉄30kgで、6.6kgのけらが出来ました。
高橋和己特殊鑿製作所さん 2008.01.29
鍛冶屋さん訪問 『池内刃物』編 2004.09.07
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