松本道弘ブログ 元祖ナニワ英語道

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2007年10月01日
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カテゴリ: ナニワ英語道
知(石と風)と情(火と水)が交差する点を「空」とすると、英語そのものが人間そのものになる。

中島敦の『名人』にあるように、人が弓と一体化し、的と一体化すれば、定めたものは確実に射とめることができるというもの。
人が弓、弓が人。
英語も同じ。
人が英語を話すより英語が人を話す。
同時通訳の名人、西山千師匠は、晩年(90歳に近づいた頃)、「さっき読んだ雑誌が、英語で読んだのか、日本語で読んだのか、覚えていないことがあるんですけど、松本さんはそんなことがありませんか」と何気なく尋ねられ、ウ~ンと唸ったまま暫く震えが止まらなかった。
60歳に近づいた私がまだ届かない域に、この老師がおられた。
こういう師に弟子入りした私は果報者だ。

師が亡くなり、49日間は喪中にあったが、忌明けしてもう1ヶ月も経とうというのに、師に対する思いは募るばかりだ。
空の域に達すると、生死を超越するものであろうか。
英語を選択して良かった。
世界も知れた。
いい師にもめぐり合えた。

維新の会で加東画伯が描いた龍、6分40秒の真剣勝負 ⇒ 加東画伯のブログ





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最終更新日  2007年10月01日 09時21分00秒
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