松本道弘ブログ 元祖ナニワ英語道

松本道弘ブログ 元祖ナニワ英語道

PR

×

プロフィール

ナニワ英語道

ナニワ英語道

カレンダー

バックナンバー

2026年10月
2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月

お気に入りブログ

ジャングリア沖縄の1… 山田真哉さん

オートバックス株主… toshiba_reizokoさん

■■宇宙歴史自然研究… 第七十三世武内宿禰さん
hanaのつれずれなる… hanatowakaさん
主婦の英語道 ohisamasansanさん
Pearls in the Shell まんなままさん
知音夢裡尋 tommie_unterwegsさん
アメリカ在住日本人妻 Grace ぐれーすさん
GOC:LAC 【夜の野兎… kiyoluckさん
後藤芳徳ブログ 大量… 大量行動(マッシブアクション)さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2007年11月15日
XML
『間』 the ma , pregnant pause
この「間」はネイティブには訳せない。
そういう文化的背景がないからだ。
日本社会で日本語ペラペラなガイジンでも浮き上がるのは、この「間」である。
とくにアメリカ人は・・・ボイエ・ディメンテを除いて・・・この「間」のとり方が下手だ、日米口語辞典を手伝ってくれた米国人のように。
日本人になり切ったつもりで、ディベートを嫌ってしまう。
日本人がディベートを避ける習性を知り尽くして、自らその頭を高く(get a big head)してしまう。
日本語がペラペラだと、日本の文化が判ったような顔になる。
知っている日本語を使う・・・遠慮して使わない方がいい場合だってある。

「間」が判らない。
critical pause(西山千)やpregnant pause(ボイエ・ディメンテ)が近い。
しかし、間の本質をtimeかspaceのいづれかに限定した方がネイティブに判りやすい。
Let’s give each other time. は、未熟者同士がお互いに、もう少し時間をおいてつきあって、長い眼で見てみようという感じ。
Let’s give each other space. は、共稼ぎの夫婦のように、離婚しないで別々に暮らそうという発想になる。
二人があまりcloseになるとベタベタする。
大都会でベタベタする人は嫌われる。
サラッとして「間」のとり方の巧い人が好かれる。
私の人間評価は、その人の雄弁さではない(詐欺師には雄弁家が多い)、その人の「間」のとり方を見る。
すぐに近寄ったり、紹介したがる人は、孤独な人が多く、電池人間が多い。
こちらから話しかけたくなる人は、磁石人間。

だからpregnant pause(胎児が蠢動している空間)がピタリ。
そして、この間を間違えば、致命的自殺につながるような重要な「間」はcritical pause(さすが、我が師 西山千の訳)である。
本を読むと、a pause と出ている。
「この気まずい空気、どうしてくれるねん」What an awkward pause? という吉本新喜劇のお笑い芸人の「間」は、pause だ。
a が加わるのが、欧米的発想。

日米口語では「魔」の項はなく「魔がさす」しかない。
編集者はネイティブ英語を信用して、be possessed by an uncontrollable urge と文語訳を使った。
そして私の口語訳は、“The devil did it.”。
「魔がさした」はThe devil forced me to do it. となる。
ところが、辞書では日米文語辞典に変っている。
魔がさしたのであろう。
ディベートが消えてしまっている。
別に悪魔の存在を信じない人にも通じる、そして使える口語表現だ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年11月15日 08時24分43秒
コメント(0) | コメントを書く
[改訂 『日米口語辞典』] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: