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もうご覧いただいた方もいらっしゃると思います。昨日より、楽天ポイントのテレビCMが始まりました。かわいい「お買いものパンダ」が登場。歌を歌いながら踊ります。声を担当していただいたのは「ポケットモンスター」のピカチュウや「ONE PIECE」のトニートニー・チョッパーなどを演じるあの大谷育江さん。そして振り付けはなんと、ラッキィ池田さんであります。- 可愛いすぎ- かわいすぎる- 2016年の今までの中で1番可愛いCMだと思うなどなど、お客様の評判も上々のようです。こちらから動画ご覧いただけます。応援よろしくお願いいたします。中村晃一
2016年05月24日
今私と同じ事業にいる大先輩が、こういうことを教えてくれました。「凄腕の営業っていうとさ、何かをゴリ押しするみたいなイメージを持ってる人がいるんだけど、違うんだよなあ。営業の相手方の人が何を考えてるんだろう、どう思ってるんだろう、どういう気持ちなんだろうってことを想像して、そこに適切な提案ができるかどうかなんだよ。若い営業マンはもっと真剣にそのことを考えるべき。」私よりも18歳年上の彼は、日本の小売の歴史を変えるようなセールスをいくつも行なってきた伝説的な人物。40年近くもその道一筋のプロフェッショナルの言葉には、重みがあります。想像力。相手の立場で相手の気持ちを考える姿勢。真理だと思います。中村晃一
2016年05月23日
私の地元、長崎の料理を出すお店が東京にありまして、紹介をいただきうかがいました。対馬の森林の中で育つ原木シイタケ、壱岐の肥沃な大地で大切に育てられた壱岐牛など、生産者の想いの一杯詰まった食材にこだわっていますと説明していただきました。そして長崎といえば魚なのですが、真鯛や鯖、雲丹に鮑など、すべて長崎の海で獲って直送されたものを使われるのだそうです。季節感溢れる食材を使った郷土料理にフレンチのアレンジを取り入れ、見た目も美しくそして大変おいしいひと時。この店の、グルメサイトに掲載された星の多さの理由がよくわかりました。食事の後、オーナーにご挨拶をさせていただくと、嬉しいことに私たちが提供している「楽天スマートペイ」に大変お世話になっていますとおっしゃるではありませんか。彼曰く、「うちは安い店ではないのでクレジットカード払いのお客様が多いんです。一方、高級食材を毎日仕入れなくてはいけないので、翌日入金がされるスマートペイは本当に本当に助かってます。絶対にこのサービスやめないでくださいね!」こんな熱心にうちのサービスを誉めていただけるなんて、ありがたくうれしく思いました。本当の意味でお店のお役に立てるサービスを、より多くのお客様にお奨めしていけたらと思います。今週も頑張ってまいりましょう!中村晃一
2016年05月23日
今日、すごい台詞を聞きました。 「自分の心臓が動いているうちは、あきらめるな。」 物事を簡単にあきらめない。 それがどうあったってあきらめない。 響きました。
2016年05月20日
Get thing doneの精神とは、猪突猛進にただ一本道を盲目的に突き進むだけでなく、いろいろいろいろ工夫を重ねて目標達成への道筋を考えること。 プランAがだめならプランB、プランBがだめならプランCと、試行錯誤の高速回転を繰り返すこと。 想像力と実行力。 それらをもって物事を成し遂げること。
2016年05月19日
自分たちの扱っている商品の良さを、「信じろ」と言われて信じられるほど単純じゃない。私は社会人になりたての頃、そんな新人でした(^^;。だから自分がお客さんに勧める商品が本当に良いものかどうかを、自分で吟味するくせがついたのかもしれません。商品・サービスが「良いものかどうか」は、実はいくつかの観点で見なくてはいけないということを今回は書きたいと思います。私が大切だと思う切り口は、主に4つ。(1)競合や従来の商品・サービスに比較して、良い(2)払うコストに比較して得られる効用が、良い(3)多くの人に使われていることが、良い(4)他にはないユニークな特長が、良いであります。たとえば楽天が提供しているサービスのひとつに、スマートフォンでクレジットカード決済ができる“楽天スマートペイ”というものがあります。スマートペイにあてはめて上の切り口を説明すると、(1)従来5%~10%が相場だったクレジットカード手数料が、スマートペイなら3.24%と低額。また対応ブランド数が6つと最多。(2)はじめに9,800円支払えばクレジットカード決済端末が手に入り、これによる集客増・単価アップの効果を考えるとお店の売上・利益に大きな効用。 ※しかもカードリーダー代9,800円は、4ヶ月以内に3万円以上の決済があれば全額キャッシュバック。(3)日本中で膨大な数の加盟店に既に利用されており、サービス・サポートのクオリティが高く安心。(4)楽天銀行の口座指定で、翌日入金。みたいな話です。(1)の「競合や従来の商品・サービスに比較して、良い」というのは多くの方にわかりやすい切り口なのですが、同等もしくはそれ以上に(2)(3)(4)の観点が商品やサービスに優位性を与えるところであり、使っていただく方のメリットに直結するポイントです。たとえば(2)の「払うコストに比較して得られる効用が、良い」というのは、こういうこと。スマートペイのようなFinTech製品の登場前は、一台十数万円もする固定式のクレジット端末を購入しなくてはいけませんでした。たしかに堅牢だし、印字の機能なども標準装備されていたりします。絶対的な機能比較だと、従来品のほうが楽天スマートペイよりも優れているかもしれない。しかしクレジット決済をされる方はビジネスでそれを使っているわけで、ビジネスとは常にコストとメリットのバランスを考えていくことが求められるものです。すなわち、従来品の機能(メリット) > スマートペイの機能(メリット)であったとしても、従来品のコスト >> スマートペイのコストであるとき、そのROI(Return On Investment)を考えると、楽天スマートペイ > 従来品となります。メリットとコストのバランスが重要なのです。単に「従来品の方が高機能だ」とおっしゃる方がいらっしゃれば、私はいつも「当然です。でもコストとのバランスを考えるとどちらが良いですか。」とお答えしてスマートペイを勧めています。(3)の「多くの人に使われている」ということも実はサービスを選ぶ決め手となります。手近な例をとると、メッセンジャーアプリ。皆さんメッセンジャーアプリの「LINE」使っていますか?なぜLINEを使い始めましたか?既に多くの友人が使っていたから、という方も少なくないはずです。メッセンジャーアプリは対となって利用をしなくてはいけないものなので殊更にこのバイアスがかかりますが、そうでなくてもシンプルに「100万人が使ってる良いサービスなのに、どうしてあなたは使わないの?」と言われてみれば、使わないほうがむしろ変わっているくらいの気持ちになります。にわとりと卵のような話ですが、良いサービスだから多くの人が使い、多くの人が使うから良いサービスになっていくという事象は様々な分野で存在します。そんな風に支持を獲得していったサービスは、バーゲニングパワーを持ってコストも低減しますし、サービスが安定的に供給されます。利用者はコストメリットがあると共に、安心して継続的にサービスを受けることが出来ます。(実際、スマートペイと同じようにスマートフォンによる決済を提供していた某社は、思うように加盟店網が広がらなかったことを理由に昨年日本市場を撤退し、これを使っていた加盟店さんは利用の中止を余儀なくされました。)(4)の「他にはないユニークな特長」は、食品のケースなどに顕著です。コカ・コーラでも良いし、キットカットでも良いし、オレオのクッキーでも良いし、スターバックスのコーヒーでも良いです。自分たちのレシピによるオリジナルの味こそが最良と信じるのであれば、それをできるだけ多くの人々に味わって欲しいと思う。そんな根源的な欲求が彼らに国境すら越えさせ、世界的なプロダクトを育てる原動力になりました。スターバックスに勤める方が、「うちのカフェ・モカ最高ですよ。どうしてカフェ・モカ試してみないんですか?」と自然に心から言えるように、スマートペイの担当者は「どうしてスマートペイ使わないんですか?」というくらいの心持ちで店舗さんにこれを勧めます。実際私などは、「え!まだ使ってないんですか?」といってスマートペイを導入していただいたケースがいくつもあります。自分達が供給する商品・サービスが「良いもの」だと信じられたら、それはどんどん多くの方に使ってもらうべきです。そのこと自体がより良い世界をつくることに貢献するということだと思います。中村晃一
2016年05月17日
5月も後半に入りました。新社会人のみなさんは、だいぶ仕事に慣れてきた頃ではないでしょうか。仕事に慣れてくると、それを「こなす」ことができるようになってきます。でも「こなす」あまり、その意味を見失ってしまってはもったいないし、つまらない。有名な寓話があります。旅人がある町を通りかかり、そこで働いている人に尋ねました。「あなたは何をしているのですか?」と。一人目の労働者は「私はレンガを積んでいます。毎日同じ作業の繰り返しで大変です。」と答えました。二人目の労働者は「私は大きな壁を作っています。1メートルの壁を作るごとに10ドルもらえるから。」と答えました。三人目の労働者は、「私は教会を作っています。この町の人たちが毎日安らかにお祈りができるような世界一の教会を作るんです。」と答えました。皆、同じ作業をしているのに答えが違うわけです。「自分は何をしている人か」という自己認識が異なっているのですね。さて。どの人が、もっとも多くのレンガを積むことができるでしょう?どの人が、苦しいときにも一番頑張れるでしょう?そしてどの人が、一番楽しい仕事をしているでしょう?同じ作業をしていても、その先に何を見るかを決めるのは自分です。営業に従事している人が日々邁進しているのは、電話かけでしょうか。企業訪問でしょうか。契約書の回収でしょうか。ホワイトボードの数字を埋めていくことでしょうか。それらは単に目に見える作業であって、「仕事の先にあるもの」ではありません。たとえば「製品の特長を説明」したり、「経済条件を提案」したり、「契約書を締結」したりすることは、必要かつ大切なプロセスなので、ビジネスパーソンとしてまずそれらのスキルを身につけることが必須。でもその「事務」や「作業」をこなすだけの人になっていくと、それはいずれお客様に見透かされてしまうものだし、結果的に成績も上がっていきにくいものです。自分たちのサービスがたとえば「スモールビジネスを経済的にサポート」し、「商売を大きくしたいと思っている事業主の夢を実現するお手伝い」であることに気づけるとき、自分が行なう“営業”に本当の意味で自信と確信を持つことができると思います。「どうか契約してください」ではなく、「せっかくこういう手法もあるのに使わないのはもったいない」と心から言えるようになるはずです。上に挙げたのはあくまで一例。これだけでなくたくさんの「仕事の先にあるもの」があります。レンガを積むのではなく、世界一の教会をつくっていきましょう!中村晃一
2016年05月17日
定例の、日曜夜会議でした。 普段よりも早めに一週間が始まる感じですね。 今週は色々と慌ただしくなりそうですが、タスクが多くても「忙しい」という字のように心を亡くさないように。 5月第3週、みなさんフルスロットルで参りましょう!
2016年05月16日
"The difference between the President and you is only confidence."(大統領とあなたの違いは、自信だけ。)以前、英語の先生が私に教えてくれたフレーズです。大統領の話は誰もが耳を傾ける。自信のない者の話は?営業をやってても同じことが言えます。自信のなさが伝わってしまう担当者の話はそもそも耳を傾けてもらえません。でも虚勢を張っても、根拠のない自信はすぐに見透かされてしまいます。どうやったら自信を持った話しぶりができるのでしょう?私が思うに、それには2つのポイントがあります。1.自分が提供するサービス・商品の内容・特長をよく理解すること2.お客様にとってそれがどんな役に立つのか、真心をもって考えること優れたサービス・商品を勧めることで、それが絶対あなたのためになる、と思って提案するとそれは迫力が違います。先日書いた「コスト>メリット」の人に、「要らないよ」とか「忙しいからまた」などと言われても、「いえいえ、必ずメリットのある話ですからまず1分話を聞いてください。」と自然に言えるようになります。リレーションシップ・マネジメントの世界でも、Ability & Loyalty といって・顧客の期待に足るスキルレベル・担当者としての能力・顧客のことを真剣に考え背くようなことをしないという信頼の2つが備わったとき、クライアントは担当者のことを認め信頼しパートナーシップを築くことができるといわれます。能力が高くても、お客様を裏切るようなロイヤリティのなさではダメだということです。よりシンプルなサービス・商品営業も基本は同じです。・お客様の満足に足るレベルのサービス・商品・その人のことを考えてそれを提案する真心この2つがあるとき、契約はもう「結ばれるべきもの」として考えてよいでしょう。あとは実際にそれを導入・購入するにあたっての不安や懸念点(やらない理由)をひとつひとつ説明し解消していくプロセスを踏むだけです。真剣にお客様にとってためになるはずと考えることが、すなわち営業パーソンとしての自信につながります。"The difference between the President and you is only confidence."がんばっていきましょう。中村晃一
2016年05月12日
新社会人の皆さん、新しい環境の中いかがお過ごしでしょうか。学生時代に比べるとより同質でない人たちとより広く関わりを求められるのが社会人の常。平たく言うと、仲の良い友達だけでなく、同僚、先輩、上司、取引先、お客様、・・・色々な「自分では選べない」人たちともお付き合いをしていかなくてはいけません。そんな色々な人たちと、上手くコミュニケーション取れていますか?職場の人たちは仲間なので優しく見守りつつ接してくれると思います。一番厳しいのはお取引先ではありませんか。看板を背負ってしまえば、新人といえど会社の代表。営業の前線に立つ方は、その荒波に揉まれて鍛えられていきます。私自身もずっといわゆる法人営業を経験してきた人間ですが、あらためて思うこと。それは、営業はコミュニケーションであり、コミュニケーションはコンビネーションだということ。若い人が陥りがちなことのひとつに、こういうことがあります。「さあ、営業をやってみよう」というと、ひたすら覚えたばかりのマニュアルめいた文言を相手に向かって唱える。読み上げる。相手がどんな人か、どんな状況か、に関わらず一様にこういうことをやってしまうと、それはコミュニケーションとは呼べない代物です。例えて言うなら卓球の「壁打ち」のようなもの。ただひたすらに自分が打ちたい球を打って、反復運動を行なっているのみでは、独りよがりの自己満足になってしまいます。商品の特性や、気の利いた言い回しを覚えることももちろん大切。これはラケットを持ってボールの打ちかたを知るような基礎的な話で、最低限必要なこと。でもそれだけだと、壁打ちしかできません。重要なのは覚えたことのひとつひとつを、・どういうタイミングで・どういうやり方で・どういう組み合わせで繰り出すかです。自分が売ろうとしている商品、提案しようとしているサービスが真に良いものであるならば、その良さをきちんと効果的に相手に伝えるべきだと思います。卓球台の向こうで動いている相手に反応しながらステップを踏み、相手の行動を予測しながら自分の出す手を考えて、それを実行する。生身の人間と向かい合っての試合では、そういった「組み立て」と「組み合わせ」が求められます。これが私の指す「コンビネーション」です。私のやっていた格闘技にも似ています。どんなに強いパンチを打てたって、相手のいないあさっての方向にそれを繰り出しては無意味。いくらハイキックが得意であっても、相手の繰り出してくる技の種類や間合いに関わらずいつでもどこでもそれしか出せないような人は、実戦に強くなどなれません。サンドバッグをただ叩いているのとは違い、どういう動き方・技の繰り出し方であれば相手の懐に入っていけるのか、組み立ててそれを実行することがスパーリングの第一歩。営業の現場で新規の契約をもらってこようと思ったら、どういうアプローチをすることでそれが可能になるか、想像力を働かせて組み立てをしてみることです。「壁打ち」電話をひたすらかけまくっても、コミュニケーションのない先にビジネスはありません。例えば、新しいサービスの提案で電話をかけるとします。多くの場合、あなたの都合に合わせて先方が動いていることなどないので、「責任者は今いません」とすげなく言われます。このとき、新人営業担当であるあなたはどうしますか。まさかそのまま電話を切って、また頃合いを見計らって電話をし偶然そこに相手が居合わせたらマニュアルに書いてあるとおりの商品説明を唱える、というようなことを繰り返したりしませんよね。コンビネーションを考えることのできる担当者なら例えばこうするかもしれません。「今責任者はいません。」「では資料を先にお送りしますので、どなた宛にお送りすればよいか教えてください。」責任者の名前を聞いてまず資料を郵送し、資料が着くだろう翌々日にまた電話をします。「こんにちは。お送りした資料はご覧いただけましたか。」「手元にありますけど、まだ見ていません。」「それはちょうどよかった。資料の2枚目に御社向けの特別提案を記載していますので今ご確認いただけますか。」・・・云々。2度目の電話で商談のステップを進めることが出来ていれば、最初の電話で責任者が不在にしていたこともむしろ良い機会だったかもしれません。必ずしもこういう風になるかどうかわかりません。別の反応があれば別の対応をするのみです。こう言われたらこうしよう、ああいう場合はああしよう、等と考えること自体がコンビネーションで臨むということです。上のケースは郵送、と書きましたが、コミュニケーションの方法自体も様々です。電話、メール、PDF、テキスト、郵送、宅配、訪問、パンフレット、提案資料、手書きのレター、はがき、FAX、等々。考えられる「手段」をどのタイミングでどう組み合わせるのが良いか、これもコンビネーションです。サービスの内容にもよりますが、一度の電話で百発百中決まるような話はむしろ稀でしょう。時間やタイミングや相手や手段を組み立てていくことこそ提案営業の醍醐味だと思います。もうひとつ、ついでに書きます。「壁打ち」営業がいけないのは、相手の状況に思いを寄せる想像力に欠けるところだと思います。人は、コストとメリットを常に無意識の天秤にかけている、と思ってみてください。コスト > メリット という不等号のままでは人は動きません。商品を買いません。契約をしません。あなたの提案を受け入れません。コミュニケーションを通じて、コスト < メリット という状態に不等号の向きを変えられたとき、はじめて人は動いてくれます。このとき、「コスト」というと何らかのお金を費やす経済的なコストを思い浮かべる方が多いかもしれません。実は「コスト」はそれだけではありません。「コスト」には5つの種類があります。1.時間を使うというコスト2.頭を使うというコスト3.体力を使うというコスト4.気を使うというコスト5.お金を使うというコスト電話をかけた際に「今忙しいんだよ!」と断られる人は、1.の時間を使うコストのところで、あなたの電話に付き合う時間的コスト > あなたが提案してくるものによって得られるメリットという風に相手の頭がなってしまっているに違いありません。この場合、さっさと「あなたが提案してくるものによって得られるメリット」が大きなものであることを伝えきるか、もしくは相手が時間を使ってもよいと思う比較的余裕のあるタイミングを聞き出してそちらにあらためる、というのが得策でしょう。長くなってしまったので、今日はここまで。新社会人の皆さん、頑張ってください。 中村晃一
2016年05月10日
先月研修でうちの事業の説明をしている際、こんな質問をされました。「十数年この会社にいて、大切だと思うことは何ですか?」大切なことは、利用者にサービスを提供する立場として、クライアントを担当させていただく立場として、等々切り口によってをそれはたくさんあります。でも質問者は中途入社したばかりの人だったので、それはこの会社で働くスタッフとしてですね?と尋ねるとそうだというので私は考えました。偉そうに私に言えることなど実は何ひとつもありません。ミッションドリブンな会社なので理念に共感することは全ての根幹だし、成功のコンセプトに代表されるShugiに沿って物事を捉え動かしていくということが大切。一方ダイバーシティに富むうちの会社では、それぞれの人がそれぞれのバックグラウンドで得意分野を持ち寄って、楽天というプロジェクトを大きくしていく、というのが感覚的には最もフィットします。そんな中敢えて他の会社以上に強烈に求められるものを挙げるとすれば、それは“当事者意識”なのではないでしょうかと、私は答えました。「うちの会社では、廊下に落ちているゴミを拾わなくちゃいけないんですよ。」怪訝な顔をして聞いている彼に私は説明しました。自分の部屋の真ん中にゴミが落ちていたら拾いますよね。それは自分の部屋だから。会社の廊下に落ちているゴミも、それが自分の会社だと思ったら拾うんですよ。拾わないのは、自分の会社だと思っていないから。その一方で、楽天は世界一のインターネットカンパニーを目指すんですよね、なんて他人事のように言っている人はうちは必要とされないです。私が世界一のインターネットカンパニーをつくるんだ、とか、別に一人でつくらなくても良いのでその一員としてチームを動かしていくんだとか、そういう当事者意識が求められます。ゴミを拾うのも自分、世界一のインターネットカンパニーをつくるのも自分。こんなレベルの違うふたつのことを、両方自然に思えるような本当の意味での“当事者意識”があると、うちの会社は面白いですよ。・・・私の話がその場でどこまで通じたかわかりませんが、彼が今度廊下でゴミを見つけたら進んで拾ってくれると良いなあと思っています。中村晃一
2016年05月08日
社会人になって、最初に会社を辞めようと思ったのは、入社式から2週間目くらいのことだったと記憶しています。銀行に同期入社した総合職が一箇所に集められて泊り込みの研修をやっていた、そのプログラムのひとつに「札勘(サツカン)」というのがあったんですね。日中の座学研修とは趣が異なり、夕食を済ませた後一同ラフなジャージ姿で講堂に集められます。ずらりと並んだデスクには各人ごとに練習用の模擬紙幣が置いてあって、お札の数え方を練習するのです。1万円札と同じ大きさの紙100枚が1束。これを、「縦ヨミ」、「横ヨミ」の2パターンで数えます。縦ヨミは、お札を縦に持ってグイと折り曲げ数える方法。横ヨミは、扇のようにバッバッとお札を横に広げて端から数えるやり方です。縦ヨミは比較的とっつきやすく、たどたどしくも一応カタチになります。問題は横ヨミ。縦に持った札束を手首を回すようにして広げていくのですが、なかなか難しくてまず思うように動いてくれない。研修を受けている同期が200名ほどいたのですが、出来たやつから講堂から出て自分の部屋に帰って良いというスパルタ式のトレーニング。30分が過ぎた辺りからコツを飲み込みだんだんと“抜けていく”メンバーが増えてきます。ところがいっこうに私の札束は、開いてくれません。1時間が経過する頃になると、残っているメンバーの方が少数という状態になってきます。しんとした講堂に響き渡るのは紙が擦れる音ばかりというプレッシャー満載の空間。私は思いました。「銀行やめよう。才能ないわ。こんな意地悪な研修するカルチャーにも馴染めそうにないし。」暗澹たる思いで、本気でそう考えたのです。しかし、実は誰でも時間をかければ札勘はできるようになります。札勘の出来ない銀行員はいません。私も“退職”を決意した15分後くらいには手許の札束がスルスルと広がって、「おお、やっぱり退職宣言撤回。」と心の中で一人つぶやくことになりました。こうやって書くと、アホみたいに小さなことだと思います。でも若いとき、特に自分が一生懸命に取り組む際には、色々なことを負担に感じそこから逃げ出したくなるようなことがあるのではないでしょうか。状況は異なっても、昔も今も、似たようなことがあるのではないかと思います。若い人に応援のメッセージを送りたいのは、プレッシャーに感じる状況があったとしてもそれは必ず打破できるということ。そして後から振り返ると自分の悩みは実はちっぽけであることが多いということ。(私の札勘の例はあまりにひど過ぎるにしろ(笑)。)一方で、チャレンジをしなければ、札勘のような単純なことであっても一生身につけることはできません。余計な不安は要りません。ちょっとした根気と自信を持って目の前のタスクに取り組むことを、新社会人の皆さんにおススメしたい、おじさんの昔話でした。中村晃一
2016年05月07日
社会人になりたての人におススメの本ありますか?と聞かれる度に、この本を題名を答えるのが私の習慣となってしばらく。トム・ピーターズ『ブランド人になれ!』http://books.rakuten.co.jp/rb/1141471/こういうことが書いてある本です。ブランド人:人々の記憶に長く残る仕事をする ⇔ 雇われ人:やれといわれたことだけをやる。ブランド人:昼飯は人脈を広げる大切な時間 ⇔ 雇われ人:昼休みぐらい仕事のことは忘れたいブランド人:お客さんのために生きる ⇔ 雇われ人:いま、担当者はいませんブランド人:楽しくなければ仕事じゃない ⇔ 雇われ人:仕事はつまんないものさ2000年に書かれた本ですが、いまだに色褪せないと思います。中村晃一
2016年05月06日
21年も前の今頃のことです。現在でいうメガバンクの新入行員だった私は、メンターならぬ「指導員」(当時そういう呼称でした)に仕事のイロハを教わっていました。支店での初めての配属部署は「業務課」といいます。預金や為替など、皆さんが銀行を訪れたときに色々な通常の手続きを行なう“1階の窓口”ならびにその奥側にある部署というとイメージが湧きやすいでしょうか。私の指導員は、ラッキーなことに業務課でも一番仕事のできるリーダーでした。私よりずいぶん年上の男性で様々なことを教えてもらいました。彼は基礎の知識を丁寧に教えてくれたりはしません。マニュアルに書いてあることは、「読んでおけ」ともうただそれだけ。しかし、そのうえでどうやったら他の人より「良い仕事」ができるのかということを毎日毎日、その背中と言葉で私に伝えてくれました。それは本当に細かな、フィジカルなことが多かったのですけれど、最も小さな例をひとつここに書くとそれは「デート判」のこと。銀行は“判子(はんこ)”の文化なので、業務上も権限と責任をはっきりとさせるために業務印を多用します。毎日何百も、自分の名前と日付の入ったデート判を伝票に押すのです。そのデート判の日付を、16時半に必ず次の営業日の日付のものに変えてから机の中にしまう。これが私が彼から教わったたくさんの細かな仕事のやり方のひとつ。例えば5月の2日にデート判を引き出しにしまうときには、翌営業日の5月6日に変えておくのです。そうすれば6日に出勤したとき、朝からスタートダッシュが出来るのだと私の指導員は言いました。連休明けの朝からモタモタとデート判の日付を変えているようなやつは、それだけでその人の仕事の程度が知れてしまうものだと、彼は言い切っていました。デート判の日付を変更するのに、実は要する時間はたかだか15秒程度なのではないかと思います。しかしそれでも、そういう細かな基本的なことを積み上げていくことが「良い仕事」をアウトプットしていく礎なのだということではないでしょうか。そしてそういう姿勢をたゆまず継続していくと、より大きな仕事を手がけるときにも差が出るものだと、私はその道20数年の彼から教わったつもりでいます。本当の意味で私にそれがわかったのは実は何年も後のことなのですが、今も「デート判」の教えを授けてくれた彼に心から感謝をしています。中村晃一
2016年05月05日
面接などをしていて、「なぜ楽天にご興味をお持ちなのでしょう?」と尋ねると、「楽天は大きな会社なのにベンチャー精神をもっているからです。」というような内容の答えを下さる方がいらっしゃいます。そういう回答は基本的にとても嬉しいです。ベンチャーカンパニーだと思って来てくれる方ほどうちは活躍できる会社だと思います。ですが私なりの定義に沿ってもっと正確に言い表すと、上の“大きな会社なのに”の「なのに」の部分は要らないような気がします。一般にベンチャー企業とは、新技術や新しいサービスを基軸として事業を推進していく企業のことでありますが、世の中の印象としてはベンチャー企業の反対語は大企業、なのかもしれません。文脈次第でそれは間違っていないですし。英語のventureという語を辞書で引くと、ven‧ture [countable]a new business activity that involves taking risks(リスクテイクを含む新しいビジネスアクティビティのこと)ともあります。私なりの定義は、ベンチャー企業とは、世の中を革新(innovate)しようとする会社、であります。会社の規模はそこに直接は関係ありません。楽天は志を同じくする仲間が増え、組織としての体力もついて、いわゆる大きな会社になりました。が、でもって、ずーっと世の中を変えようと思ってきてそして今も思っているベンチャー企業です。この定義でいうと、ベンチャー企業の反対語は、エスタブリッシュな会社。既得の権益が存在し、その継続を望み、そこに安住するような会社です。エスタブリッシュな会社もそもそもは世の中に大きな価値を提供できてきたからこそ、その見返りを得、堅固な基盤を築いてきたきたはずなのですが、既に手に入れたものに恋々とするあまり革新的な物事にただ反対するようになるとそれは世の中のためになりません。より良い世界をつくろうと革新を目指すチームや組織のことを、ベンチャーと呼んでよいと思います。グローバル流通総額9.1兆円、時価総額1.6兆円、従業員数12,981名のベンチャー企業にジョインしてくれる仲間を、楽天はお待ちしています。楽天採用情報ページ中村晃一
2016年05月01日
今朝の日経新聞『春秋』欄には、胸が締め付けられるような文章が載っていました。70代の女性は避難所のトイレの前で、男の子に会った。小学3年生ぐらいだろうか。両手でヤカンを持っている。何をしているのか尋ねると「避難している人に手を洗ってもらおうと思って」との答え。「こんな小さな子が皆の役に立とうと精いっぱい頑張っている……」。水をかけてもらいながら、涙がこぼれたという。全文はこちらから。中村晃一
2016年04月22日
昨日「楽天グループデー」にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。楽天イーグルスの東京ドーム主催試合中過去最多となる44,159人の観客動員数を記録いたしました。試合は11回まで延長の末2-3で対戦相手オリックスの勝利。当日両チームの選手を筆頭に行なった熊本地震の募金活動が非常に有意義なものとなりました。募金には始球式を努めた中村アンさんやX-JapanのYoshikiさんが一緒に立って声掛けをしてくださったり、侍ジャパン女子代表候補「マドンナジャパン」の皆さんに握手会をしていただいたり、その結果各所に設けられた募金箱はご来場の皆様の善意でいっぱいになりました。(写真は三木谷浩史のTwitterより)皆様、本当にありがとうございました。中村晃一
2016年04月20日
熊本地震により被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。熊本地震被害支援のための募金受付を、「楽天クラッチ募金」で行なっておりますのでこちらにご紹介させていただきます。お寄せいただいた寄付金は、被災された方々の支援を目的として、地方自治体などに寄付いたします。楽天スーパーポイント、楽天カード(クレジットカード)、楽天銀行振込、楽天Edy(電子マネー)での募金が可能です。詳細ご照会・お手続きについてはこちらからお願いいたします。http://corp.rakuten.co.jp/csr/contribution/kumamoto_201604.html中村晃一
2016年04月18日
4月1日、楽天グループにまた大勢の仲間が入ってきました。私は今年役割分担で福岡、楽天カード社の入社式へ。新入生は皆初々しくて、目に力があって、参加していつも元気をもらいます。これから大いに成長していってもらいたいと、心から思います。社長は東京の式典に出席につき、ビデオレターで訓示がありました。会社を取り巻く環境やヴィジョン、新人に期待すること等々。しかし何にも増して私が気に入っているフレーズは、いつも彼が最後に触れるこちらの言葉です。「新入生のみなさん、今日うちに帰ったら、親御さんにありがとうございましたと感謝の気持ちを必ず伝えてください。今こうしてあなたたちが希望を胸にこの場にいられるのは、すべてご両親のおかげです。」当たり前のようなことのように聞こえるかもしれませんが、一番大切なこと。親に限らず関わった人たちに対する感謝の気持ちこそは、実はこれからビジネスパーソンとして歩んでいく皆に一生ずっと大切にしてほしいこと。それに気付くのにはそれなりに年月が必要だったりもするのですけれど。と思うのは、20年以上も前に大変生意気な新入生だった私自身の反省です。新人諸君、これから一緒に頑張っていきましょう!中村晃一
2016年04月01日
入社式のため昨夕福岡入り。舞鶴公園の桜は満開でした。今こうやってライトアップがされているのですね。城壁と桜の組み合わせが、絵になっていました。小雨の中の桜鑑賞も、おつなもの。晴れていたらもっと人通りが多かったのかもしれません。そして今朝、会社に向かう私のビニール傘にふと舞い降りたお客さん。(桜の花びら一枚、見えるでしょうか?)なんだか惜しくて、雨が上がってもしばらく傘を差したまま歩きました。中村晃一
2016年04月01日
放映が始まってもう2週間以上になりますが、ラクマのCM評判上々のようです。私も何人かの知り合いから、「本田翼さんの起用がいいね」と声をかけられました。ラクマは楽天がサービス提供する出品料無料の個人間取引(フリーマーケット)アプリ。オークションと異なるのは固定価格で取引すること。安心・手軽にモノを売ったり買ったりすることができ、今急速に利用者が増えています。おしゃれな洋服や雑貨に囲まれた部屋の中で本田翼さんが、出品したハンドバッグなどが次々と売れて喜ぶ「あれもこれもラクマ編」はこちらから。「それ欲しい人きっといます」編はこちらからご覧いただけます。皆様もラクマ、お試しください。https://rakuma.rakuten.co.jp/home/中村晃一
2016年03月27日
金曜日のシーズン開幕戦は、おかげさまで昨年首位のホークスを下し7-3の勝利。逆転勝ちの良い試合でした。楽天Koboスタジアム宮城で夕方4時に始まったゲーム、低い気温の中応援してくださった皆様ありがとうございました。東北楽天ゴールデンイーグルス、幸先の良いスタートに今季期待です。中村晃一
2016年03月27日
現役の執行役員、1期生・2期生で集まりました。写真右前・濱野さんの双子のお兄さんの店をお借りしました。初めて伺ったのですが、大変良いお店なのでご紹介させていただきます。場所は駒沢公園のど真ん前。二子玉川から行くと駒沢通りの駒沢公園信号を過ぎたあたりの交差点にあります。昔Anna Miller'sだった建物だそうで、飲食のプロ・濱野(兄)さんの手によりかなり洒落た内装に改造がされています。食べるのと飲むのに忙しくいくつかしか撮っていませんが、少しの紹介でも料理のこだわり具合がおわかりいただけると思いますので以下ご覧ください。まず、魚とポテトのフライ。このポテトフライ、今まで味わったどんなものとも違う食感。その秘密は、フロアの壁に設置されたジャガイモ裁断機。冷凍ではなく、生のジャガイモをお店で裁断し新鮮なうちに油で揚げるんですね。右横に添えられているのは、自家製タルタルソース。お好みにより、レモンとオイル、黒塩でも。茹でた野菜には、ディッピング用に巨大なチーズを焼いてナイフでこそぎ落としながらサーブしてくれるというラクレットチーズのプレゼンテーション。白ワインとの相性抜群。温かいうちに、どうぞ。数量限定、生ウニのトマトクリームスパゲティ。贅沢にウニをあしらったとろけるような味わいは絶品。わざわざ出かけて食べる価値あり。ドライエイジング黒毛和牛のステーキ。熟成感がすごいと思ったら、外食アワード食材部門賞受賞の老舗精肉店、さの萬さんのお肉だそうです。それからこちらのお店、ワインの価格が良心的。というかそれを通り越して基本酒屋さんの小売価格で出すというのですから、どうやって儲けるんだろうとこちらが心配になります。例を挙げると、ウィリアム王子の結婚式のレセプションでも振舞われたポル・ロジェ・ブリュット。私の大好きなシャンパンのひとつですが、こちらがボトル6,500円。楽天市場でもどうにか5千円を切るかというくらいの価格なので、普通レストランで飲むと1万円~1万5千円といった感じのお酒のはずなのに。すごいですね。今回は夜にお邪魔しましたが、ランチもやっています。それどころか、なんと朝食からやっています。朝7時から営業しているのだそうです。二子玉川クリムゾンハウスからもそう遠くない距離。みなさま本当におススメです。『KOMAZAWA PARK CAFE』東京都世田谷区深沢2-19-20 クレドール駒沢公園電話 03-6432-1127営業時間 7:00~23:00(モーニング7:00~11:00、ランチ11:00~16:30、ディナー18:00~23:00(L.O.22:30))https://www.facebook.com/komazawaparkcafe中村晃一
2016年03月14日
届きました。2016年楽天イーグルスファンクラブカード。今年からすべてのファンクラブカードに「楽天ポイントカード」の機能がついています。加盟店で提示していただくことで楽天市場や楽天カードなど楽天グループで貯めたポイントが使え、また買い物のたびにポイントが貯まります。今シーズンから楽天Koboスタジアム宮城でも使えるところを大幅拡充。ファンクラブのコースは8種。それぞれカードのデザインも異なります。詳細のご案内はこちらから。よりお得に楽しく、今季も楽天イーグルスの応援よろしくお願いいたします。中村晃一
2016年03月14日
11日は東日本大震災が起こって5年目の当日。楽天グループでは朝9時から社員全員で黙祷を捧げました。私たちはちょうど役員会の最中だったのですが、TV会議でつながった世界の支社役員も全員起立をして a moment of silence 。当然風化させない取り組みが必要である一方、復興に伴い私達の受容の仕方・認識の仕方を変えていくことも大切だとあらためて考えさせられたのが、NHKに出演した糸井重里さんの発言でした。総合テレビ『特集 明日へ』に出演した糸井さんは、番組の演出について苦言を呈したのです。冒頭、マイナー調のピアノのメロディーと共に紹介された復興の映像。「岩手県洋野町では、ウニの漁獲量も震災前の8割程度まで回復しています」とナレーションがあったものの、全体として伝わってくるのは悲しく重い雰囲気。これに対して、糸井さんは、「変なことを言うようだけど、この音楽で、8割が復興したという話をされても、2割の悲しみしか伝わってこない。悪いけど、こういう撮り方は、地元の人はやめてくれと言っている。ナレーションにしても、(暗いトーンではなく)普通に言えることがあると思う。」と、おっしゃったのでした。番組に出演していたアナウンサーが自分がナレーションを担当したことを明かすと、糸井さんは「本人を前にして敢えて言うけれども、5年経って、(町の人が)この街を撮ってくれって言ったときに、こうはならないと思うんですよね。もちろん、悲しい部分は残っている。まだまだの部分は残っているんだけど。3月11日の追悼の日だから祈る気持ちがあるけれど、全部をその文脈に入れてしまったら、『ここまで来た』と喜んでいる人たちの表情が見えてこないんじゃないかな。」とコメント。決めつけとまでは言わないですが、制作側の先入観によって同じ事実が複数の意味を帯びて観る側に伝わります。テレビに限らず、すべての伝達手段がそうなのだと思います。これを受け、「『もう80%復興した』と伝えるか『まだ80%しか復興していない』と伝えるかで、数字の持つ意味が違ってくる。僕らニュースを伝えるほうも、『まだ、ここまで』っていうふうに、全て否定的に捉えてニュースにしている、そんな気がする。自戒の意味を込めて。」と話されたのはNHK解説委員、柳澤秀夫さんでした。色々と考えた5年目の祈念日でした。中村晃一
2016年03月14日
桜の季節、というにはまだ早いような気がしますが、ぽつりぽつりと小さな花を咲かせている木を見ると嬉しくなります。品種によってももちろん違います。静岡の友人からは、地元の河津桜がもうピークだと先日教えてもらいました。昨日見つけたこちらは・・・なんでしょう。私は桜を見るのは大好きなのですが、植物学的な興味は薄くて困ったものです。ぱっと見て品種がわかるくらいになりたいものですが、マスターするのは結構大変そう。なぜなら日本における桜の木の8割はソメイヨシノである一方、それ以外の2割が300種を超えるバリエーションを持っているのだとか。ウェザーマップの今年の開花予想のページを見ると、平年よりは少し早めとあります。暖冬は桜の花芽が休眠から目覚めにくく開花が遅くなる要因となるのだそうですが、一方で1月末から続く高気温が開花を早め、暖冬による影響を考慮しても平年よりも早い開花となるところが多い見込み。http://sakura.weathermap.jp/一番早いのは福岡の3月18日。関東から西の地域では、見頃は3月末頃。楽しみに待ちましょう。それまでに花粉症が少しマシになっていますように。中村晃一
2016年03月07日
ライブハウスで川島ケイジさんがカバーしていた「メロディー」。玉置浩二さんの名曲ですが、あらためて何だかすごく良かったです。中村晃一
2016年03月04日
第28代アメリカ合衆国大統領トーマス・W・ウィルソンは、スピーチに関してこういう名言を残しています。“If I am to speak ten minutes, I need a week for preparation; if fifteen minutes, three days; if half an hour, two days; if an hour, I am ready now.”(もし10分話せといわれたら、1週間準備が必要。15分話すなら、準備は3日、30分のスピーチなら2日。1時間話して良いならすぐに話せる。)1時間の講話より、10分のスピーチの方が、整理し考えるべきことがあり伝え方の工夫が必要で、難易度が高い。スピーチに限らず、何かのプロフェッショナルと呼ばれたり、道を極めておられたりする人こそこういう発想をされるような気がします。そういう仕事を、したいものです。中村晃一
2016年03月04日
『CG(カーグラフィック)』という雑誌をご存知でしょうか。カーグラフィックTVという番組のほうを観た事があるという方もいらっしゃるかもしれません。車好きの私は、かつての同僚のお父様がこちらの編集に関わっていた親近感もあり、結構な頻度でこの雑誌を手にします。自動車専門誌の中でもトップクラスの写真の美しさが特徴。そんなCGに、「この人この一台」というコーナーがあるのですが、なんと今月から3回にわたり俳優の田中健さんが登場。Facebookで知った私は、そのまま楽天ブックスで購入したのでした。ところが、誠に恐縮なことに奥様の千景さんからも直接私にご恵贈いただいたことが判明し、4月号が2冊。フェラーリ好きの友人にプレゼントしようと思います。しかし、健さんやっぱり絵になりますね。私が以前乗せていただいたことのあるあの車も登場するのか、今から楽しみにしています。みなさま、5月号、6月号もご購入は楽天ブックスで(笑)!中村晃一
2016年03月03日
土曜日はヴィッセル神戸の開幕試合で、ノエビアスタジアムへ。ヴァンフォーレ甲府との対戦、結果は0-2と惜敗でした。試合後のパーティで乾杯のご挨拶をいただいた久元神戸市長は、げんを担いで「かんぱい(完敗)」ではなく「かんしょう(完勝)」と発声し、今シーズンの好調を祈念していただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。今シーズンもよろしくお願いいたします。中村晃一
2016年02月28日
張り紙、警告メッセージ、そういったものも含めた街中のサインボードは、時代と共に変化をしてくのではないかと思います。たとえば昭和の時代に育った私が、子供の頃に塀のある家の周りを歩くと、「立小便スルナ」なんて書いてあったりしました。もっと簡略化して鳥居のマークとかも。(鳥居を書いておくと罰が当たらないよう人や犬がおしっこをひっかけないといわれてました。)なかなか今は見かけないのではないでしょうか。塀のある家が少なくなりマンションが増えたということもその一因かもしれませんし、立小便をする人がそもそも減ったのかもしれません。タバコや空き缶のポイ捨てとか、社会のマナーの習熟度に応じてメッセージもその役割を終えることがあるでしょう。そういう意味で考えると、時代と共に進化してきたメッセージのひとつは、トイレの貼紙のような気がします。(なんだか今日はこの手の話題ですみません。)「汚すべからず」がその黎明期(?)だとすると、「きれいに使いましょう」とか「みんなのトイレです。清潔に」といった啓蒙系がその発展期(?)。一方で、「急ぐとも心静かに落ち着けて外に漏らすな云々・・」や「スピードよりコントロール」そして「一歩前へ」といった男性にしかわからないかもの系統を、さらに昇華させた「苦しぅない、近ぅ寄れ」などのジョーク種も派生しました(かどうか知りませんが、言いきっておきます)。そして平成に入ってからでしょうか、啓蒙や上から目線の命令形ばかりでは効果がないことにひねりを加え、「いつもきれいにご利用いただきありがとうございます。」という、もう先にお礼言っちゃうからね派が台頭。私は実はこの辺に、企業と利用者の時代のパワーバランスが反映されているような印象さえ受けるのですが、ともあれこの類の表現はいくつかのバリエーションを生みながら、全国的に浸透をしました。そして、ここから実は本題なのですが、今日立ち寄ったコンビニエンスストアのトイレの話をします。その店舗のお手洗いがすごくきれいで驚いたのです。別に設備が新しいわけではないのですが、とても清潔な感じ。どうしてだろうと思いながらふと壁に目をやると、こういうメッセージが書かれていました。「いつもきれいにお使いいただきありがとうございます。またご利用ください。」おぉ、と思ってしまいました。この「またご利用ください」のところがひょっとしたら効いているのではないでしょうか。この一言を付け加えることで、また自分が使うことになるかもしれないトイレをあまり汚すわけにはいかないという、そんな心理が一瞬読み手にはたらく気がします。NYブロンクスの動物園の例を思い出しました。夜行性動物が収容された施設にこんな注意書きがあったそうです。“動物たちを怖がらせるので、展示場の中で走ったり叫んだりしないでください。”わかりやすいメッセージですが効果がなく、走ったり騒いだりする人は後を絶たず。ところがこの文章の下にこういう新たな言葉を加えたら、劇的な効果が得られたそう。“動物たちは怖がると隠れてしまうので、みなさんは見ることができません。”WIFM=What's in it for me?(私にとってどんなメリットがあるの?)と呼ばれるフレームワークですが、自分たちに関係のあることだと思うと人は行動を起こしやすいというもの。今日のコンビニエンスストアの貼紙は、実はこのフレームワークを取り入れたなかなかのキャッチコピーではないかと思います。まだこの一言が書いてあるトイレはそんなに多くないような気がしますが、そのうち全国へ広がっていくのでしょうか。中村晃一
2016年02月26日
楽天で一緒に働いていたしのさんが自分の会社を立ち上げ、新しいサービスをリリースしました。こちら、「meetApps(ミートアップス)」。ひとことで言うと、良いアプリ探しのためのキュレーション&SNSサービスです。“エンジニア”だったり、“犬の飼い主”だったり、“IT業界勤務”だったり、“パパ”だったり、人が社会で担う様々な役割に応じて求められるアプリを、おススメしたりおススメされたり、楽しみながら探せます。リリースおめでとうございます!https://meet-apps.com/中村晃一
2016年02月24日
ゲームセンター。行かれることありますか?昔のイメージとだいぶ変わりましたね。私も小・中学生の頃によく通ったものですが、当時に比べると今のゲームセンターはより明るく、幅広い年齢層が遊べる場所になっています。そしてイマドキのゲームセンターでは、なんと電子マネーが使えるのです。こんな風に電子マネーの読み取り端末がクレーンゲームや対戦アクションゲームなどのコイン投入口横に付けられていて、複数の電子マネーに対応しているものが一般的。柔軟な価格設定が可能で、両替の手間もなく、お客様にもかなり評判が良いのであります。そんな中、幕張メッセで開催された「ジャパン アミューズメント エキスポ 2016」に参加させていただきました。国内最大の総合展示会とあって、業界関係招待者のみの初日から大変な賑わい。私たちが向かったのはTAITOさんの大きなブース。今回TAITOさんと更に一歩進んだ取り組みを発表させていただきました。TAITOステーションのゲーム利用で楽天ポイントが倍貯まる楽天Edyカード発行。 多くのメディアのご注目をいただきました。テレビ東京さんニュースMプラス。ゲーム総合情報サイトGamer。CNET Japan。ファミ通.com。4Gamer.net。産経アプリスタ。・・・などなど。みなさまご関心のほど誠にありがとうございます。様々なキャラクタが登場するゲームの世界ですから、Edyカードのデザインとしても多彩なバリエーションが可能。こちら、すべてEdyカードです。マニア垂涎といったところでしょうか。楽天市場に"TAITOトイズマーケット"も出店予定です。今後の展開にご期待ください。中村晃一
2016年02月21日
たまきさん・健さん結婚式&披露パーティー。皆から自然に愛される新郎新婦の人柄を反映したような、アットホームで温かな会。そして音楽いっぱいの会でした。人前式で、結婚の誓い。この後、退場のBGMにニルヴァーナのハードロックが大音量で鳴り響き度肝を抜かれることになるとは、誰が予測したでしょう(笑)。パーティーもいきなり歌から開始。末綱さんにあんなハーモニカの特技があったなんて初めて知りました。伝説のデュオと呼ばれるボビー&ペーター。「ビートルズ以外は歌いません」といいつつ、ブルーハーツに突入した二人。新郎健さん自らドラムをたたきます。そして高校生のときに結成していたというメンバーで演奏。健さんボーカル。その名も“超伝導ファイバーズ”。2003年に新卒入社した彼女の結婚とあって、参加者は13年分の楽天の歴史を詰め込んだような懐かしい面々でした。たまきさん・健さん末永くお幸せに!中村晃一
2016年02月20日
「楽天ANAマイレージクラブカード」誕生。最強のポイントと最強のエアラインのマイルが1枚になったクレジットカードです。しかも共通ポイントと電子マネーの機能も搭載された、1枚4役のすごいやつ。昨日グランドハイアット東京にて記者会見を開催させていただきました。会見の模様を翼TVさんがYouTubeにアップしてくださっていますので、こちらにご紹介させていただきます。冒頭のオープニングビデオが格好良いですよ。中村晃一
2016年02月17日
昨日より放映させていただいております、新楽天カードCM。もうテレビでご覧いただいたでしょうか。今後発行される全ての楽天カードには「楽天ポイントカード」の機能が付いて、楽天ポイント加盟店では楽天カード1枚出すだけでポイントが2倍付与されるということを、大きく打ち出しています。こちらからCM動画がご覧いただけます。⇒ http://www.rakuten-card.co.jp/card/cm/中村晃一
2016年02月11日
ドーン、と六本木ヒルズにも登場していました。日本マクドナルドさんが現在展開中のこちら。その名も「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー(仮称)」のキャンペーン。ニュースリリースを参照すると、この新商品は「北海道産じゃがいもにバターの風味でコクをつけた具材感たっぷりのポテトフィリングと、北海道産の生乳から作られたチーズを使用した濃厚で味わい深いチェダーチーズが特長のハンバーガーです。ジューシーな100%ビーフパティにスモーキーなベーコン2枚をプラス。オニオンソテーを焦がし醤油の風味で味付けした香ばしい特製オニオンソースで仕上げました。一つ一つ丁寧に手で丸め、色よく焼き上げた特製3段バンズは、弾力のある食感が特長です。」とあり、「商品のおいしさの特長を余すところなく表現することを試みたところ」、商品名が「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー(仮称)」になったとあります。で、長過ぎるので、名前を一般募集しますと。・・・長過ぎるぅいうより、おもろ過ぎるやろ!と大阪弁で突っ込みたくなります(笑)。久々に、マクドナルドさんの“面白い”マーケティングが復活した印象。バカリズムさんを起用した一連のプロモーションもイケてますし、応募フォームも簡単で工夫されていますね。以前からこのブログで何度も取り上げさせていただいているとおり昔からマックファンの私としては、ここ最近上向きのニュースが少なかった同社に久々にはじけた元気を見た気がしてなんとも嬉しい感じです。グランプリ受賞者にはバーガー10年分に相当する賞金がプレゼントされるそうです。命名エントリーはこちらから。⇒ http://w.mdj.jp/hahn中村晃一
2016年02月03日
先週の大雪は交通網が麻痺して大変でしたけれど、その後冴え渡った空はとても綺麗でした。オフィスから見えた風景はちょっとした絵のよう。明日30日も関東甲信越地方は雪の予報になっています。皆様お気をつけて、良い週末を!中村晃一
2016年01月29日
クリムゾンハウスは、日々改善中。 しばらく前から所在地の方向を表すNorth, South, East, Westの標識がフロアに取り付けられました。 私はより便利になったなあくらいにしか思っていなかったのですが、今日ある人から教えてもらいました。 「なぜこれが取り付けられたか知ってますか? 間近に迫った節分、恵方巻を食べる方角を間違わないためですよ。」 おぉ、そうか。それを間違えると大変だからね! ・・・ってそんなわけないです。 ともあれ、今年は南南東だそうです。 SSE(South-southeast)でお願いいたします。
2016年01月29日
昨日楽天新春カンファレンス2016で、放送作家・脚本家小山薫堂さんの基調講演を拝聴しました。「料理の鉄人」、「カノッサの屈辱」等のテレビ番組や、くまモンの生みの親としても知られる小山さん。各種のメディアに登場されてのコメントを聞く機会は今までもありましたが、こんな形でしっかりと講演をうかがうのは初めてでした。視点の持ち方がさすがですね。たくさんの切り口で「企画」のメソッドを教えていただきましたが、ひとつだけここでご紹介したいと思います。斬新な企画ほど、当初は周囲からの反対に合うもの。そんなとき、小山さんはこの文章を思い出すのだそうです。全国一般風ノ向キハ定リナシ 天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チこちら一体何かというと、1884年(明治17年)6月1日に東京気象台より発表された「日本初の天気予報」。今の感覚で言えば、予報と呼んでよいものかどうかすら迷うような曖昧な内容ですよね。しかしこれを第一号に、そこから年月をかけ様々な手法により天気予報は進化し精度を高め、いまやピンポイントで正確性の高い情報を伝えることができるようになったというわけです。偉大な最初の一歩がなければ、その後の発展はない。だからパーフェクトでなくても良いから、自分は企画の一歩を踏み出すのだと説く小山さんの言葉には重みがありました。中村晃一
2016年01月27日
久しぶりの面子で、赤坂。いつものコースを楽しんでいると鈴木さんからサプライズ。なんと、差し入れてくれたのはパヴィヨン・ブランの2011年。これ今なかなか手に入りにくいと思います。いわずとしれた5大シャトーのひとつ、シャトー・マルゴーのセカンドがパヴィヨンですが、赤ワインの「ルージュ」がその生産の大半。「ブラン」はその白。長期熟成のポテンシャルはメドック産白ワインの中でナンバーワンといわれ、100%ソーヴィニヨン・ブランと思えないほどの複雑性とリッチさ。素晴らしかった、です。ありがとうございました。 最後はちょっと面白く、酒瓶に入ったチョコレート。 中村晃一
2016年01月24日
2001年1月18日。ビットワレット株式会社(現・楽天Edy株式会社)が設立され電子マネーEdyが商用スタート。そう、本日はEdy満15歳の誕生日だったのでした。設立当時の株主構成をみるとこうなっています。ソニーグループ 47% ソニー株式会社 (5%) 株式会社ソニーファイナンスインターナショナル (42%)株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 15%さくら銀行(さくら銀行・住友銀行関係会社) 15% 株式会社さくら銀行 (5%) さくら情報システム株式会社 (6%) 株式会社日本総合研究所 (4%)トヨタ自動車株式会社 5%株式会社デンソー 5%株式会社ディーディーアイ 5%株式会社三和銀行 4%株式会社東京三菱銀行 4%私がこの名簿を見て、懐かしくそして個人的に縁を感じるのには理由があります。当時私は株主の一社であるさくら銀行のEC業務部というところに所属をしており、まさにその部がEdyの所管部署だったのでした。(ビットワレット株式会社の設立時の取締役には当時の部長の名前が連なっています。)Edyは我々と机を並べて働いていた松本さんという先輩が担当するプロダクトで、彼の並々ならぬ情熱と連日の徹夜作業を昨日のことのように覚えています。それから10年以上経って自分がこの事業に関わることがあるとは想像していませんでした。私がサービスに携わるようになったのは、4年前。Edyが社員のみならず、お取引先や利用者の方々ほか多方面のステイクホルダーによって愛され育まれてきた電子マネーであることを日々感じています。これからもますます多くの加盟店様・利用者様のお役に立てるよう、頑張ってまいりますので皆様よろしくお願い申し上げます。中村晃一
2016年01月18日
「神は力に余る試練を与えない」とは、渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』の一節ですが、人は時にどうしようもない悲しみや試練の中に置かれることがあると思います。それでも時間をかけてそれを受け入れ、自分なりに折り合いをつけていかなくてはいけない。うちのチームのメンバーのお父様がお亡くなりになり、それに対して何もできない自分がいる中で、この言葉を思い出しました。彼女の気持ちがいかばかりか、察するに余るものがあります。今は本当に辛いと思うけれど、でも頑張って。心からお悔やみを申し上げます。中村晃一
2016年01月18日
松永さんのお店へ。外にいらっしゃったのにまた駆けつけてくださって、ワインを見繕っていただきました。1軒目で日本酒をしたたか飲んできたんですよという私達に、地階のセラーから運んできてくれたのはそれぞれ個性のある5本。どれも良さそうでしたが、迷った末に決めたのはブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、Collosorboの2004年。松永さんチョイスはいつもハズレなしの絶対的な安定感。今回も果実味と凝縮感の素晴らしいワインでした。前回お伺いしたときにはラ・ラストラのヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノと、ジーニのラ・フロスカを奨められ、行く度に新たな発見をいただいているような次第。そして、帰り際、「これプロデュースに関わってるんですよ」と下さったのがこちらのCD。 『boncaffe buonjazz vol.3 “blu”』裏面にお店の名前が入っています。ジャジーでラテンな格好良い楽曲のオンパレード。1. These Notes / Maestro Garofalo feat. Alan Scaffardi2. Let There Be Love / Fred Buccini3. Avances / Gerardo Frisina4. Meditation / Il Trio di Romano Mussolini5. Amanha / Rosalia De Souza6. Cirrus / Guido Manusardi Trio7. E Vai Vai (Acoustic Version) / Agnese Manganaro8. Full Sail, Soulship / Aaron Tesser & The New Jazz Affair9. New Life / Matteo Brancaleone10. Hello & Goodbye / Alessandro Scala Groovology Trio11. Mane / Toco12. Come With Me (Slow Version) / Joyce Elaine Yuille大人の音にはエスプレッソも合いますし、もちろんイタリアワインも。中村晃一
2016年01月16日
早くも花粉が飛び始める季節になったそうです。毎年ひどい症状の私は、今年も心配。しかし今日の朝礼でうちのチームのさめやんが、こう言っていました。「みなさん、花粉症の季節は鼻づまりが大変だと思います。鼻がつまると人間は集中ができません。これはいけません。しかし、ご存知でしょうか?インドには花粉症の人が誰一人いないということを!そうです、カレーに含まれる成分が花粉症を予防するのです。あ、ちなみにヨーグルトも良いという説もあります。食習慣により疾病予防ができるというお話でした。みなさんも健康管理に気をつけましょう。」・・・そ、それはカレーのおかげなのか!?スギの木が少ないからではないのか!?と、ツッコんではいけません。朝の“ちょっと良い話”です。ターメリックが効くのかもしれません。ディテールは置いておいて、「健康管理に気をつけましょう」が大きなメッセージです。そしてインドに住む13億人のうちただの一人も花粉症の人がいないかどうか、真偽のほども私にはわかりません。しかしとにかく彼の「ご存知でしょうか?インドには花粉症の人が誰一人いないということを!」というフレーズが胸に響きました。歴史に残りそうな強烈なキャッチコピーではありませんか?ということで私の今日のお昼は当然のように、カレーとヨーグルト。私はさめやんの“ちょっと良い話”が大好きなのでした。中村晃一
2016年01月13日
楽天ポイントカードアプリ、今日から水曜日はポイント5倍となりました!楽天市場やポイントクラブ、楽天カード、楽天Edyなど楽天グループアプリをお持ちの方は、これらのアプリからバーコードが起動できます。たとえば楽天市場アプリの場合、(1)アプリを起動。(2)バーコードアイコンをクリック。(3)楽天ポイントマークのある加盟店でポイントが貯まる&使える♪皆様ぜひぜひご利用ください。エントリーページはこちらから⇒ http://point.rakuten.co.jp/rpointcard/campaign/app5times/20160106/中村晃一
2016年01月06日
仕事初め。15回目の愛宕神社詣をしてまいりました。Edy賽銭箱も3年目となり、早朝にセットアップを終えた吉田氏はもはやお賽銭と関係ない行列整理の係となっていたり(笑)。まあだいぶ馴染んできたということで。おみくじ今年も大吉でした。中村晃一
2016年01月04日
あけましておめでとうございます。旧年中は様々お世話になりました。新しい年、笑顔を忘れない年にしたいと思います。至らないところばかりですが、皆様よろしくお願い申し上げます。中村晃一
2016年01月02日
昨日仕事納め。恒例のグループ納会(NOUKAI)は、事業ごとに新卒新人によるダンス演技があります。金融・モバイル・財務経理の混合チームで臨んだうちのチームは、スターウォーズをモチーフにした3分20秒のエンターテイメントを披露しました。全てのチームの演技が終了した後、社内・社外から招いた審査員による投票結果が発表されます。ステージ上に各チームが並び、入賞チームが発表されスポットライトが当てられていく模様は、毎年の事ながらドキドキの瞬間。はじめに読み上げられた 3rd Prize がまさにうちのチームでした。どのチームもかなりレベル高く仕上げられている中の入賞なので大いに喜んでしかるべき状況なのですが、壇上に並んだメンバー、そして私の周囲で見守っていたメンバー、皆沈痛な面持ち。本気で優勝を狙っていたからです。私は2005年以来何年も自分自身がステージに立っていた経験から(当時は今とルールが違い役員まで皆出演していました)、彼らの胸のうちが痛いほど良くわかります。もう誰がどう言っても、これは仕方のない感情なのです。(すみません、たかが忘年会の出し物じゃないかとお思いの方にご説明しておくと、うちの会社のそれは全く別物で、1,2ヶ月以上も練習に練習を重ね全てをぶつける“競技”となっているのがこのNOUKAIの場なのであります。)昨年は金融チームが初めて入賞を果たし、その出演メンバーがサポートしながら今年の新人と共につくりあげたのが今回の演技。視点と期待値が格段に上がっているからこその、3位と聞いたときの出演メンバーの落胆でした。私なりに上位チームとの差を分析すると、全事業通してみてもまとまりとしてはうちのチームはピカイチだったと思います。一方、「飛び出て来るような躍動感」を演出していたのが、上位2チームの共通項。そこが審査員へのアピールになったのかもしれません。楽屋に行くと、落ち込み、中には泣いている子も。採点は色々な項目にわたるので完成度や素晴らしさとは別に順位が決まることがあるのです。そう私から説明するものの、彼らの悔しさはよくわかる。順位結果は結果。しかし実は本当にすごく良かったのです。素晴らしかった。私は彼らを誇りに思いますし、心から彼らを讃えたいと思います。団結力を観る人に感じさせてくれました。皆の胸に残る悔しさがあるのであれば来年に繋いでいってほしいと思います。本気で優勝を狙っていただけに順位が決まった後はショックだと思いますが、演技直後の感想は口々に楽しかったと言っていた彼ら。時間が経てばそこから得たものがとても大きいことに気づけると思います。入社以来、研修や業務・プロジェクトを通して彼らがつくってきたチームワークは、納会イベントを経て一層強固になったはずです。それが今後の仕事や組織にも活きてくるものであることが、いずれわかります。悔し涙を流している彼らを見て、3分20秒に熱く燃えた彼らの将来を頼もしく思いました。様々な形でご支援・励ましをいただいた方々、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。あらためて、頑張ったチームの皆、本当におつかれさまでした。君たちは最高です!中村晃一
2015年12月30日
2016年もやります、「楽天Edyお賽銭箱」。一昨年の登場以来、毎年話題の(?)電子マネーEdyによるお賽銭献上。手順は簡単。(1) 任意の金額を端末で指定(2)カードまたは携帯端末等をタッチ“1円単位で設定できるので縁起の良い末広がりの数字も思いのままです。” と、お賽銭プロジェクトマネージャー吉田氏も申しております。2016年1月4日(月)8時~16時 楽天創業の地愛宕神社さんにて、皆様のシャリ~ン♪をお待ちしています。東京都港区愛宕1-5-3 愛宕神社http://www.atago-jinja.com/中村晃一
2015年12月28日
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