ベリルの日記

ベリルの日記

January 6, 2004
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年末から年始にわたって、フランスの俳優、ジェラール・ドパルデューの出演するドラマを見た。


ドパルデューの魅力は何と言っても声。すごみのある低音から高く甘いささやき声まで表現が豊かである。それと芸域の広いこと。悪党から善人まで、恋に悩む男から革命家まで、シリアスからコメディまで、器用に演じる。
『シラノ・ド・ベルジュラック』でのシラノのいじらしい純愛には泣いた。
年末・年始の海外ドラマは吹き替えで、日本の声優も良かったのだが、私としてはドパルデューの声が聞けずに残念だった。

さて、彼にはギョームという俳優の息子がいて、時々父が演じる役の青年時代を演じる。美男である。父のジェラールには似ていないのである。なのに、どうしてギョームを使うのか不思議でたまらない。
友人の一人がこう言った。


『めぐり逢う朝』でも親子を演じていました。

その久々の再会の最初のせりふが「少し太ったわね」なのです。
極めて深刻な映画なのですが、思わず笑ってしまいました。
それに「その太り方って、少しじゃないだろうが」と突っ込みを入れたくなりました。


今でこそ巨漢のイメージが強いが、その昔は痩せていた。といっても、がっちりたくましくはあったが。

『愛と宿命の泉』で夫婦役だったのがジェラールの妻エリザベス。小柄でバレリーナのように華奢で美しい女優だった。この母なら、ギョームの美男は納得できる。

しかしである。やはりパパのドパルデューが大好きだ。
現在封切られているところもある『ミッション・クレオパトラ』が地方までやってくるのを首を長くして待っている。

『終電車』(1981/フランス 監督フランソワ・トリュフォー)
『隣の女』(1981/フランス 監督フランソワ・トリュフォー)
『シラノ・ド・ベルジュラック』(1990/フランス ハンガリー 監督ジャン・ポール・ラプノー)

『愛と宿命の泉』(1986/フランス 監督クロード・ベリ)
『ミッション・クレオパトラ』(2002/フランス 監督アラン・シャバ)





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最終更新日  January 8, 2004 12:45:30 AM
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