元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2014/01/19

2014/1/19

うっすら雪景色。終日零下だった寒い一日。

題名のない音楽会で伊福部先生の特集。タプカーラやってた。先生のアニヴァーサリーイヤーなんだね。生誕100年。めでたい。
おれは今年は秋まで交響譚詩にどっぷり浸って過ごします。幸せだ。
ちなみに小山清茂先生も生誕100年。これまためでたい。

ひどい疲労でoff。
先日からパラパラと読み返し始めた片山杜秀のコラム集「ゴジラと日の丸」（文藝春秋）、結局、集中して最後まで読み切ってしまった（かなり厚い本）。ものすごくおもしろい◎。刺激的。また折に触れて読み返すことになりそう。メモを取りたい部分も多い。

昼食はスパゲティ

午後、家内と車でちょっと買い物に出る。野菜いろいろ。
ドラッグストアで老父に頼まれた目薬など。老父は最近目薬を使いまくっている。ひどい糖尿なのでどうしても糖尿病網膜症を疑ってしまう。心配です。

ずっと観たいと思ってた深作欣二監督「現代やくざ　人斬り与太」(1972)観る。
「仁義なき戦い」前夜の作品。
主演でありながら狂言回し的な役柄だった「仁義」に比べるとここでの菅原文太は主役らしい主役。
ギラギラとして暴れまくりのチンピラを演じる菅原文太は痛快。
実に魅力的だ。
若き小池朝雄、地井武男、小林稔侍が菅原文太とつるんで走り、暴れ回る。
みんな若かったんだなあ。
やっぱり安藤昇の存在感が凄い。
加藤泰監督の「男の顔は履歴書」をもう一度観たくなった。

男の顔は履歴書 [ 安藤昇 ]
安藤昇の腹心役で室田日出男、八名信夫。最高です。
「仁義」にも印象的な役柄で出ていた渚まゆみがこの作品ではナイフ振り回してのアクションシーンまであって大活躍。力演。赤飯が哀しい。
「与太」は「仁義」に比べるといろんな点で若々しい印象を受ける。ちょっと日活ニューアクションのようなニヒルで虚無的な気配も感じる。「時代の空気」なのかもしれない。