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かとう あきら
長野市在住。かとうあきらのBlogです。 長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。 アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、 現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。
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2014/03/17
カテゴリ： 日記
2014/03/17
暖かい一日だった。今日はダウンを着ないで外を歩くことができた。やっと春がきたのかな。
バスで病院
リハビリ。今日マッサージして身体ゆるめてもらえるのはありがたい。
疲労は身体にはあまり出ていなくて遠征して仕事してきたわりには良い状態だそうです。意外。
リハビリはふつうにがっつりやりました。
病気友だちのMくんとIさんと会って話せてよかった。Mくんは調理実習でハンバーグを作るらしい。見学に行きたい（笑）。Iさんは調子いまいちみたいで心配です。がんばってほしいです。やっぱり波があるんですね。麻痺との付き合いはどうしても三歩進んで二歩下がる感じ（つまり、良くても一歩ずつ）なので、気長にやるしかない。だめなときは三歩進んでも四歩くらいさがっちゃあたりもする、近いうちにまた情報交換できたらいいなあ。Iさんは同世代で同じ時期に入院してたし倒れた時期も近いので心配です。
帰宅
お昼はキリンラーメン作って食べる。白菜玉ねぎしめじを入れてチャーシューのせて
鈴木則文「エロ将軍と二十一人の愛妾」(1972)ついに観る。堂々たる成人指定映画。うーん、それにしてもひどいタイトルだ（笑・泣）。にっかつに対抗して打ち出した東映のポルノ路線の中の一作。濡れ場の質も量も決してにっかつに負けてない。場合によってはむしろ勝ってるかも。大したもんだ。（にっかつは71年にポルノに方向転換。東映はこれに正面切って対抗した。）
この作品はけっこう有名なくせにものすごくカルト化していて、ずっと観たかったのになかなか縁がなかった作品。名画座ではついにつかまえることができなかった。いやあ、凄い。これがふつうに流通していることが信じられない。いい時代になったなあ。由利徹演じる毛沢山と岡八郎演じる陳万紅の2人の妖しげな中国人（笑）が将軍に献上するパンタ（ バター犬 のような白塗りの小人(-_-;)。）が特にやばい。やばすぎる。これはミゼットプロレスかなんかの人に出てもらったのかな。
由利徹は長万部で日本語を習得したとゆー設定の中国人で何か言うたびに「毛語録」とゆー赤い小冊子を参照するのが笑える。
作品はいい感じに艶笑譚らしい運びで軽やかに快調に進んでいく。終盤まではあまりのくだらなさに大爆笑しながら愉快に観ることができる。それが終盤でガラッと変わり異様な雰囲気になる。あまりのことに圧倒されながら呆然としてるうちに終わってしまう。とんでもない迫力だった。おれは自分でもびっくりするほど感動してしまった。ニセ家斉こと角助が囚人たちを解放して大奥に招き入れるあたりから、でかい葵の紋にめちゃくちゃに切り付けてその中心に刀を突き立てるあたりからラストまでは演出にも異様な力がこもっていてただただ圧倒された。力作でした。びっくりした。鈴木則文、すげー。ニセ家斉（角助）の林真一郎は名演。渡辺やよいもとてもよかった。
![【送料無料】エロ将軍と二十一人の愛妾 [ 池玲子 ]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f1310%2f4988101131310.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f1310%2f4988101131310.jpg%3f_ex%3d80x80)
女ねずみ小僧の池玲子は良かった。この作品の池玲子は彼女の出演作の中でも出色の出来なのではないかな。演技も佇まいも。個人的には「女番長シリーズ」の彼女よりずっと美しく魅力的に感じた。彼女の立ち回りがあまりにも切れがなくいかにものんびりした風情なのはご愛嬌（こーゆーのを見ると藤純子の凄さを痛感する）。ただ、殺陣のシーンの演出や撮影はほれぼれするほど見事。今回は脇に回った杉本美樹は役柄的にちょっと損してるように思う。
安倍徹も名和宏も素晴らしい。このお二人でこの作品はばっちり締まってる。
お約束の丘ナオミは相変わらず（もちろんエロ尼役）。
お万の方の三原葉子、すごいなー。ふつうの絡みはもちろん狆とも絡むしパンタとも絡む(-_-;)。実にあっぱれな大活躍で死にっぷりも見事。何しろ大奥が舞台なのでレズも狆も必須だし、その他大奥という設定から連想できる限りのエロをサービス満点に盛り込んでいる。
由利徹も岡八郎も最高だが大泉滉もいつもながら素晴らしい。宦官になるためにちょん切られる憐れな大泉滉のシーンは笑った。名優だ。狆の使い方も巧い。
三原葉子が先導する新参舞のシーンのはじけ方は素晴らしい。楽しいし、とんでもなく馬鹿馬鹿しくて最高。こーゆーのは東映ならでは。
この作品は出演者はもちろんエキストラの数も多いし贅沢に作られていてすごい。時代劇になるとセットも衣装も東映はやっぱり厚みが違う。さすが東映。にっかつのポルノも初期の頃はがんばって時代モノをやっていたがなかなかここまで金をかけることはできなかった。
夕食
豆と鶏肉の豆板醤しょうゆ炒め
ドリンクはふつうにお茶
お試しか！見る。帰れま10は男子チーム女子チームの対戦で、イオンと銀座アスター。近所にイオンができたので興味深く見た。
ゲストでちょろっと松方弘樹がでてきたのがうれしい。
暖かい一日だった。今日はダウンを着ないで外を歩くことができた。やっと春がきたのかな。
バスで病院
リハビリ。今日マッサージして身体ゆるめてもらえるのはありがたい。
疲労は身体にはあまり出ていなくて遠征して仕事してきたわりには良い状態だそうです。意外。
リハビリはふつうにがっつりやりました。
病気友だちのMくんとIさんと会って話せてよかった。Mくんは調理実習でハンバーグを作るらしい。見学に行きたい（笑）。Iさんは調子いまいちみたいで心配です。がんばってほしいです。やっぱり波があるんですね。麻痺との付き合いはどうしても三歩進んで二歩下がる感じ（つまり、良くても一歩ずつ）なので、気長にやるしかない。だめなときは三歩進んでも四歩くらいさがっちゃあたりもする、近いうちにまた情報交換できたらいいなあ。Iさんは同世代で同じ時期に入院してたし倒れた時期も近いので心配です。
帰宅
お昼はキリンラーメン作って食べる。白菜玉ねぎしめじを入れてチャーシューのせて
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鈴木則文「エロ将軍と二十一人の愛妾」(1972)ついに観る。堂々たる成人指定映画。うーん、それにしてもひどいタイトルだ（笑・泣）。にっかつに対抗して打ち出した東映のポルノ路線の中の一作。濡れ場の質も量も決してにっかつに負けてない。場合によってはむしろ勝ってるかも。大したもんだ。（にっかつは71年にポルノに方向転換。東映はこれに正面切って対抗した。）
この作品はけっこう有名なくせにものすごくカルト化していて、ずっと観たかったのになかなか縁がなかった作品。名画座ではついにつかまえることができなかった。いやあ、凄い。これがふつうに流通していることが信じられない。いい時代になったなあ。由利徹演じる毛沢山と岡八郎演じる陳万紅の2人の妖しげな中国人（笑）が将軍に献上するパンタ（ バター犬 のような白塗りの小人(-_-;)。）が特にやばい。やばすぎる。これはミゼットプロレスかなんかの人に出てもらったのかな。
由利徹は長万部で日本語を習得したとゆー設定の中国人で何か言うたびに「毛語録」とゆー赤い小冊子を参照するのが笑える。
作品はいい感じに艶笑譚らしい運びで軽やかに快調に進んでいく。終盤まではあまりのくだらなさに大爆笑しながら愉快に観ることができる。それが終盤でガラッと変わり異様な雰囲気になる。あまりのことに圧倒されながら呆然としてるうちに終わってしまう。とんでもない迫力だった。おれは自分でもびっくりするほど感動してしまった。ニセ家斉こと角助が囚人たちを解放して大奥に招き入れるあたりから、でかい葵の紋にめちゃくちゃに切り付けてその中心に刀を突き立てるあたりからラストまでは演出にも異様な力がこもっていてただただ圧倒された。力作でした。びっくりした。鈴木則文、すげー。ニセ家斉（角助）の林真一郎は名演。渡辺やよいもとてもよかった。
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女ねずみ小僧の池玲子は良かった。この作品の池玲子は彼女の出演作の中でも出色の出来なのではないかな。演技も佇まいも。個人的には「女番長シリーズ」の彼女よりずっと美しく魅力的に感じた。彼女の立ち回りがあまりにも切れがなくいかにものんびりした風情なのはご愛嬌（こーゆーのを見ると藤純子の凄さを痛感する）。ただ、殺陣のシーンの演出や撮影はほれぼれするほど見事。今回は脇に回った杉本美樹は役柄的にちょっと損してるように思う。
安倍徹も名和宏も素晴らしい。このお二人でこの作品はばっちり締まってる。
お約束の丘ナオミは相変わらず（もちろんエロ尼役）。
お万の方の三原葉子、すごいなー。ふつうの絡みはもちろん狆とも絡むしパンタとも絡む(-_-;)。実にあっぱれな大活躍で死にっぷりも見事。何しろ大奥が舞台なのでレズも狆も必須だし、その他大奥という設定から連想できる限りのエロをサービス満点に盛り込んでいる。
由利徹も岡八郎も最高だが大泉滉もいつもながら素晴らしい。宦官になるためにちょん切られる憐れな大泉滉のシーンは笑った。名優だ。狆の使い方も巧い。
三原葉子が先導する新参舞のシーンのはじけ方は素晴らしい。楽しいし、とんでもなく馬鹿馬鹿しくて最高。こーゆーのは東映ならでは。
この作品は出演者はもちろんエキストラの数も多いし贅沢に作られていてすごい。時代劇になるとセットも衣装も東映はやっぱり厚みが違う。さすが東映。にっかつのポルノも初期の頃はがんばって時代モノをやっていたがなかなかここまで金をかけることはできなかった。
夕食
豆と鶏肉の豆板醤しょうゆ炒め
ドリンクはふつうにお茶
お試しか！見る。帰れま10は男子チーム女子チームの対戦で、イオンと銀座アスター。近所にイオンができたので興味深く見た。
ゲストでちょろっと松方弘樹がでてきたのがうれしい。
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Last updated
2014/03/22 10:36:23 AM
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