元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2014/04/16

満開

カテゴリ：日記

2014/04/16

午後までoffのつもりだったが結局いろいろ作業してしまった。

140416_1404~001.jpg

16日現在のうちの前の桜。満開だ。美しい。

三隅研次「眠狂四郎　炎情剣」(1965)観る。シリーズ第５作。おもしろい。狂四郎が美しい女（中村玉緒）の仇討ちの助太刀をしたのがきっかけで事件に巻き込まれていくとゆーお話。シリーズ第２作「勝負」と同じ三隅監督の作品。第２作の「勝負」ほどではないが、狂四郎がかなりいい奴になっていて、この作品も悲しい境遇の女の子との心あたたまるふれあいがあったりする、「勝負」はかけそばが食べたくなるが、この作品を観ると塩むすびが食べたくなる。「勝負」よりは妖しい描写が多い。このシリーズはこれが普通。「勝負」のような作風の方がむしろ異例。刺青の美女とか。この作品は安倍徹と西村晃が悪役。さすがです。安倍徹も西村晃も大映だと東映の作品とはちょっと違って見える。中原早苗が海賊（鳥羽水軍）の生き残りの娘役。野性的で生き生きとした役所は魅力的。手裏剣の名手とゆー設定で、狂四郎としっかり勝負したりする。
中村玉緒はシリーズ第一作「殺法帖」と同傾向の役だが、この作品の方がより悪い方に傾斜していて、怪しさは増してる。
市川雷蔵はいつもの通りかっこいい。容赦のないラストは◎。
おれは昨年にNHK BSでやったのを録り溜めてあってそれを観てる。今も午後にやってるようなので興味有る方はぜひ。