元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2014/04/17

2014/04/17
早めに病院。
リハビリとリハ診
リハ診は新しい先生。「リハビリをやっていいかどうか確認する」とゆー本来の感じとは全然違ってものすごくていねいな診察だったのでちょっとびっくり。初めての先生だからかな。主治医の先生の定例の診察でもこんなに時間かけない。
そんなわけで時間押しまくってみなさん大変だったんじゃないかな。いつもこんな感じだったら大変だー。
今日はPTの担当さんはお休みで別のPTさんにやってもらった。たまに違う担当さんにやってもらうのも悪くないです。
OTはいつにも増してガンガンに絞られてめっちゃ疲れた。

昼食
権堂の某中華屋さんで

酢豚定食。黒酢の酢豚。美味しいです

うちの前の桜。ゆっくり堪能した。

うちの前の桜は特に他の場所に行く必要を感じないほど見事だ。実に美しい。

帰宅。なぜかひどく疲れてしまってぐったり過ごす。
安田公義「眠狂四郎　魔性劍」(1965)を観て、あとは爆睡してしまった。
「眠狂四郎　魔性劍」おもしろい◎。眠狂四郎をしつこく付け狙う嵯峨三智子良い。彼女のシーンになるとそれだけで何となく画面が華やいで躍動感が出る感じがする。おれはけっこう好きな女優さんです。ちょっと伊藤蘭ちゃんを思わせる。
この作品も子ども絡みで心温まる感じがあって狂四郎もかなりいい奴に描かれているが、黒ミサのシーンとかちょっと異様だし、能面の使い方もちょっと不気味だったりして、血も沢山出る。作品全体の色調としては眠狂四郎らしいかなりダークな方に傾斜してる。おれは昔、名画座で眠狂四郎を1本観たことがあると思うのだが、それはたしかもっといろいろえぐい感じだったような気がする。

購入したばかりのRattle BPOのBruckner 9のCDをじっくり聴く

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思ってたよりずっと良かった。
ラトル、すごいなー。
才気走ったところのない落ち着いた堂々とした音楽は
既に巨匠の雰囲気。
そういえばラトルも、もう還暦。
オケは当然のことだが唖然とするほど上手い。
細部まで本当にていねいに磨かれて、美しい。
木管、特にフルートとクラリネットが虚ろに寂しげに鳴るのに心動かされた。時々金管までそんな風に鳴ったりする。すごい。
補筆完成の4楽章も「聴かず嫌い」はもったいない感じがしました。
おれはとてもおもしろく聴いた。すっごいよく出来てる。

フィリップ・K・ディックの短編集「永久戦争」（新潮文庫）読み始める。

「地球防衛軍」と「傍観者」の二篇を読んだ。どちらもおもしろいが「地球防衛軍」は特に良かった。ディックらしさ満点の傑作。

夕食