元代表の穴

Calendar

Profile

かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

フォローする

Freepage List

号外

(82)

Keyword Search

▼キーワード検索

< 新しい記事

新着記事一覧(全7324件)

過去の記事 >

2014/09/22

次男

カテゴリ：日記

2014/09/20

あまり体調＆精神状態が良くない。秋バテってのがあるんだね。おれはそれかも(・_・)
軽井沢のコンサート、迷っていたが、ぎりぎりで行くことに決断した。気分を変えたい。

家内と新幹線で軽井沢。新幹線を降りたら、寒い。さすが軽井沢。

とりあえずアウトレットモールへ。アウトレットモールはわんこがいっぱいいて楽しい。みんな躾の行き届いたいい子ばかりでとてもおとなしい。
軽井沢は寒いなと思ったがアウトレットモールは涼しいんだか暑いんだかよくわからない。自分の体温調整がうまくいかないせいか、車や店も人もわんこも多いアウトレットモールのせいなのかよくわかんない。
アウトレットモールの某店で昼食。飲食店はどこも激混み。すごいなあ。

すぐ座れそうな店に入った。海鮮丼押しの店

おれも家内も漬けまぐろ丼とゆーのにした。まあ、ふつうな感じ。特に何も思わない。

タクシーで大賀ホールへ。
ショパンのコンサート。複数のピアニストが入れ替わり立ち替わり登場してショパンの名曲を弾いてゆくスタイル。さきちゃんに誘ってもらったのだ。さきちゃんのショパンとてもよかった。心に沁みる音楽でした。感動した。素敵な演奏、ありがとう。彼女の音楽はおれの心にスッと入ってくる。それはそうか。彼女のことは、彼女が子どもの頃からよく知ってるし、よく一緒に飲んでるし、彼女とは大事な演奏会を一緒に乗り越えてきた。シュニトケ、グレツキ、プロコフィエフ...。どれも、彼女と一緒じゃなかったら出来なかった。おれにとっては特別な演奏だ。おそらく彼女の音楽の中の0.001％くらいにはおれ自身が投影されているのかもしれない。だからスッと入ってくるんだろう。演奏を聴いていろんなことを思い出した。でも、演奏中はあまり思い出さなかった。彼女が弾くショパンがとても魅力的で他のことはあまり考えられなかった。別れの曲、いい曲だな。改めて思った。
Mなちゃんもがんばったなあ。ヨーロッパでほんとにいい勉強してきたんだね。夏のMendelssohnも素敵だったけど、今回のショパンもよかった。立派に成長した演奏を聴けて本当にうれしい。みんな立派になってゆくな。うれしいことだ、

長野に戻ってすぐ病院へ。老父の面会。様子は相変わらず。悪いなりに安定している。
最近気がついたことがある。おれは愕然とするほど父のことが好きだとゆーことだ。幼児の頃に戻ったように好きだ。正直言って近年は疎ましく思っている方が多かったように思う。
今おれは自分が半身マヒであることもあって、老父と一緒に居られる時間が多く取れる。そのことを幸せだと思う。
自分が病気したことで病気や病院や制度のこともふつうの人よりも熟知している。家内もおれも、おれが病気したからわかったことがとても多いのだ。
だから、今、様々なことに落ち着いて対処することができる。老父のために。家族のために
今になって考えてみれば病気も悪いことばかりではなかった。

兄が来てるので実家へ。
夜は老母と兄と4人で権堂の居酒屋で夕食。

老母がうれしそうにしていたのは良かった。

今頃になって佐藤秀峰の「ブラックジャックによろしく」を全巻じっくり読んだ。部分的にしか読んだことがなかったマンガ。Kindleで無料だったので読んでみた。ちょっと極端かもしれないけどおもしろいね。変なパワーがある。これが無料ってのはすごい。