元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2015/04/05

デヴィッド・クローネンバーグ「マップ・トゥ・ザ・スターズ」(2014)観た。
冷静に狂ってる。
そして美しい。凄い。
外見はハリウッドの病んだ内幕モノ、
心の動きもやってることもとことん下品。
中身は荘厳なギリシャ悲劇のようだ。エレクトラやオイディプス王の世界。
ラストの雰囲気は
もはや「崇高」と言ってもいいと思う。
鳥肌が立つ。
火、水、星...
ジュリアン・ムーア、あっぱれ。
ここまでするか！って感じ。
キャリー・フィッシャーが本人役で登場。びっくり。
クローネンバーグは「クラッシュ」まではわりと観ていたが、クラッシュ以降ずっと遠ざかっていた。
気にはなっていたんだ。
近作はぜんぜん観てない。
DVDで観るようにしよう。
映画はじいさんたちが元気だ。
イーストウッド然り、
ポランスキー然り、
クローネンバーグ然り。

クローネンバーグやっぱりいいね。

作風はだいぶ変わったが、
やっぱり
クローネンバーグはクローネンバーグだなあと思う。

おれがいちばん熱心に観てたのは「スキャナーズ」「ヴィデオドローム」「デッドゾーン」「ザ・フライ」のあたり。
ここらへんはどれもほぼリアルタイムで映画館で観てる。

昼食
教え子夫妻と某店でランチ。
楽しいひとときでした。
K子、幸せそうでよかった。
彼女のだんなさんは初めましてだったが、ホントに優しくていい人だった。
安心しました。