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かとう あきら

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2016/12/20
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カテゴリ: 日記

午前、映画館。
ヒッチコック「めまい」

もう何度めかわからん。
DVD も手元にある。
でもスクリーンで観られるならもちろん観る。
当然です。
何度観ても圧倒的。
息苦しくなるほど凄い。

見事なリマスター!
興奮しました。
観てよかった。
花や樹木がこんなに美しく撮られていたとは!
金門橋の場面もこんなにすごかったんですね。
昔のプリントじゃイマイチよくわからなかった。

赤い内装のレストランに緑のドレスのキムノヴァクが登場する場面は、
リマスター前でも十分美しいが、
このリマスターは、もう格が違う...。

「めまい」のバーナード・ハーマンの音楽は大好き。
ハバネラが変容していく様は圧倒的。
リマスターで音質も格段に良くなってるんだと思う。
いやあ、最高だー。
愛のテーマの美しさ!
映画史に燦然と輝くこの名場面は
この音楽があるから一層凄いことになってる。
最高のキスシーン。
「汚名」の有名なキスシーン も確かに素晴らしい。
「裏窓」も凄い (清楚なのに異常にエロいグレースケリー)

でも「めまい」のキスシーンはちょっと特別なものだ。

絶望的で悲痛。
そして、めくるめくような歓喜と陶酔。


ジェームス・スチュワートの演技はすごい。
後半の彼の目つきは完全におかしい。
演技だとしても、これは怖い。

キム・ノヴァクの美しさはもうハンパない。


実際に目の前にいるキム・ノヴァクを見ずに、
理想のヒッチコックブロンド(グレースケリー)を
キム・ノヴァクに投影させるべく、
個人的欲望をひたすら追求する監督と、
監督の妄執が憑依してすっかり目つきのやばい主演男優
こーゆー人たちと一緒に仕事してたら、
キム・ノヴァクが撮影中にイラっときて
監督に食ってかかったりしたってことも理解できるかも。
監督も男優もキム・ノヴァク自身を全く見ようとしない現場...。

監督自身がこれを「 ネクロフィリア 」と公言してるのだから、
そりゃキム・ノヴァクとしては愉快な現場ではなかっただろう。

キム・ノヴァクの意思は尊重されないまま、
変態的妄執と狂気を徹底的に突き詰めていった結果、
映画は絶望的な愛の陶酔に満ちた傑作になり、
キム・ノヴァクも神話的な存在になった。
映画の不思議。

映画館出てヨーカドー地下こすげ亭
富士山盛り 500円
夕方から高校生と対決するので、補給。

ついに初体験してしまった。
こりゃとんでもない。
半分くらい食べ進むと、一瞬「ん!」と思うのだが、
ここで怯んでスピードダウンすると完食できないので、
とにかく何も考えず、淡々と同じペースで食べ進む。
長野ってところは
蕎麦屋の大盛りが常軌を逸してることがよくある。
どうしてそうなっちゃうのかね。


夕方、長野高校。
管弦楽班の練習。
かわいい子たちとBeethoven対決。
19時ころまで。

2楽章。
年明け早々に東京でこれを弾くそうなので、時間がない。
今日と来週21日の2回で、いいところまで持っていかなきゃいけない。
生徒たちも追い詰められてるが、おれも追い詰められた気分だ。
最終的には定演が目標だが、
東京でしょぼい演奏させるわけにはいかない。
21もがんばろう。絶対大丈夫。

帰宅して一人で夕食。家内は職場の飲み。

雑穀ご飯、豆腐と青菜の味噌汁、ローソンのげんこつコロッケ

疲れで、すぐ眠ってしまう。





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Last updated  2018/04/11 06:17:26 PM


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