元代表の穴

元代表の穴

PR

Calendar

Profile

かとう あきら

かとう あきら

Freepage List

Archives

2025/12
2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07
2025/06
2025/05
2025/04
2025/03

Category

日記

(7221)

入院中

(29)

号外

(82)

Keyword Search

▼キーワード検索

2018/05/10
XML
カテゴリ: 日記
​​​ 2018/05/08

相生座/ロキシー。
ジョー・ライト監督
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 」(2017)観た。
とてもよかった。感動。
何度も目頭が熱くなった。

チャーチル、ホントに魅力的で、最高に立派な男。

この作品はチャーチルの魅力一辺倒ではなく、
ダメな面、弱さもちゃんと描くのが良い。

いやあ、しかし酒とタバコはすごいな。
知識としては知っていたけれど、
映像になると説得力が違う。
飲み過ぎ&吸い過ぎ。


辻一弘さんの奇跡的な完成度のメイクと
ゲイリー・オールドマンの圧倒的な名演技で、
約2時間、役者や演出の存在をほとんど忘れていた。
スクリーンに写っていたのは
「チャーチル」そのものだった。
ほぼ違和感なくチャーチルだった。凄い。
もちろん単なるモノマネではなく、
感動的で力強い「表現」になってるところに感銘を受けました。

チャーチル夫人のクレメンティーンを演じたクリスティン・スコット・トーマス、素晴らしい。
魅力に溢れるクレメンティーンだった。本読んでてもクレメンティーンの魅力的な人柄はよくわかるが、映像だとこれまた格別。

若い女性秘書(ミス・レイトン)の視点を入れたのが功を奏してる。
この視点があることで作品に奥行きが出て、わかりやすくもなった。
演じたリリー・ジェイムスも素敵。
裏返しのVサインを指摘する場面や兄のことを語る場面、
初めてタイプしてチャーチルに怒鳴りつけられる場面など、
彼女にはいいシーンがホントに多い

地下鉄で市民の声を聞く感動的な場面。
チャーチルが大胆に街に出て
市民に声をかけていたことは歴史的事実だが、
おれはここはちょいやり過ぎではないかと思った。
エンタテインメントとしてはこれもアリだが、
もう少し抑制した描き方でもいいんじゃないかと思った。

逆に、カレーの部隊の全滅のところの描写は抑制された描き方で、
実に見事だと思った。この方がより悲劇性が強まる。

おれは昨年、一昨年とかなりのめり込んでチャーチルの本を数冊読んでいて、
クリストファー・ノーランの「ダンケルク」 ​も観てるので、

ありがたいことに予備知識があった。
おかげさまで楽しく観ることができました。
いろんな人が言ってる通り、
この作品は「ダンケルク」と併せて観ると良いと思う。


予備知識があればあるほど楽しめる映画。
歴史に興味ある人は必見でしょう。

「ダンケルク」観たときの感想はこちら ​。

「危機の指導者チャーチル」読んだときの感想はこちら ​。


ソフィー・ドゥデ「チャーチル」読んだときの感想はこちら。




ゲイリー・オールドマンとメイクの辻一弘さんのアカデミー賞は納得。
辻さん、日本人の誇りだ!

長野ロキシーで5/18迄。ぜひ!
多くの人に観て欲しい作品。




帰宅して昼食、キリンラーメン

​​







夕食、

フェジョアーダ ​風

うまい。楽天VSロッテ、ようやく5-0で勝利。よかったー。

​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018/05/11 06:05:55 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: