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2018/05/09
寒いのはいやだよ(´・_・`)
田中徳三監督「 兵隊やくざ 強奪
」(1968)観る。
おもろい。
シリーズ第8作。
この後に勝プロの製作(東宝配給)で「新兵隊やくざ 火線」(1972)
が作られることになるが、
大映映画としての「兵隊やくざ」はこの「強奪」が最終作。
この作品で物語も終戦を迎えて一応の区切りになるので、
実質的にはこの「強奪」が最終作と言っても良いのだろう。
まだ「火線」は観てないので
番外のような感じで捉えてもいいのかなと想像してる。
「火線」観られたらいいな。
増村保造監督だし...観たい...
海外版のDVDは出てるっぽい。
この[「強奪」は大宮(勝新)と有田上等兵(田村高廣)が
捨てられた赤ちゃんを拾って、
赤ちゃんの面倒をみながら物語は進行する。
三隅研次監督の名作「座頭市 血笑旅」(1964)と同様の作りだ。
勝新が自らの乳首を腹が減った赤ちゃんに咥えさせようとするギャグも同じ。
「血笑旅」みたいにとんでも感動&号泣なことにはならないけれど、
十分におもしろい。
大宮と有田は赤ちゃんのミルク用に
牝ヤギを連れて歩くようになるのだが、
ヤギの姿が見えなくなると勝新が
「おっぱい!おっぱい!」と呼びながら探すのがおもろい。
大宮と有田が幸せそうに寄り添って赤ん坊の世話を焼く姿は、
子供を授かった幸せな若い夫婦のようだ。
このシリーズのBL感とゆーかゲイ的要素は、ここで極まった感あり。
終戦になって有田は大宮に
日本に帰ってこの子と三人で暮らそう、と言う。
プロポーズじゃんΣ(・□・;)
終盤の有田と大宮のハグは、
もう、ホントに愛情が爆発してる。すげえ
スタッフも勝新も田村高廣さんも、これは確信犯だ。
夏木勲(夏八木勲)さんの出演がうれしい。
デビューの加藤泰監督「骨までしゃぶる」の二年後の作品。
デビュー作とは演技が全然違う。
夏八木さん、この二年の間に役者として
すごく成長したんだなあって思う。
ベテランになってからの演技の感じにちょっと近づいてる感じ。
佐藤友美さん、美しい!軍服が似合う。
昼食は、炒めノグリを食う。
ポックンノグリってことだね
ノグリの汁なしバージョン。

めっちゃうまい♪───O(≧∇≦)O────♪
ノグリ(たぬき)のかまぼこが可愛い。
やっぱりノグリの特徴の太麺がすごくいい。
粉末スープの味もとっても美味しい。
かやくのワカメや昆布なども効いてる。
辛さはプルダックポックンミョンに比べたら、かなりマイルド。
激辛を求める人はプルダックポックンミョンを選びましょう。
でも、一応ちゃんと辛いので、
辛いの苦手な人は気をつけた方がいいでしょう。
おれはポックンノグリ超気に入りました。