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かとう あきら

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2018/10/28
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カテゴリ: 日記


サトウトシキ監督「​ 花つみ ​」(2011)観る。
すごく良かった。


「イチヂクコバチ」とおなじ竹浪春花さんの脚本による作品。

妻が死んでから記憶が1日しか保てなくなった男(吉岡睦雄)。
男を気にかける工場の同僚の女(和田みさ)は誰かに殺してほしいという他殺願望を持っていた。女は男の部屋に通うようになる...。

まず、記憶が保てない男の極めて淡々とした生活の描写が素晴らしい。
記憶が保てないので、やることは順序立てて紙に書いて壁に貼ってあって、男はその通りに順序よく淡々と行動し、生活する。
超絶紋切り型生活。
それがトシキ監督独特のあのクールな距離感で、
精密に観察するように撮られてゆく。圧巻だ。
その定型的生活に不確定要素のように入ってくる他殺願望を持つ女。
予定外の要素を徹底的に排除して「予定通り、計画通り」に生活しなければ基本的な生活を維持できない男にとって、
突如として押しかけてきて好意を示して身体を差し出し、
あろうことか「殺して欲しい」と迫るこの女は、驚異的で恐るべき存在。
男の日常はかき乱される。

問題は男の記憶が保たないこと。愛して、女を抱いても、
女の望み通りに殺しても、
翌日にはもう覚えていないのだ。



枯れる前に
花のまま摘まれたい 
だから「花つみ」
いいタイトルだなと思う。

吉岡睦雄さん、最高だ。

布団で簀巻きにされた和田みささんが
ひょこひょこ歩くシーンは
とぼけた味わいで良かった。
いまおかしんじ監督の「彗星まち」の
包帯ぐるぐる巻きの男のシーン(あれもかなりとぼけた感じだった)をちょっと思い出したりした。
和田みささん熱演。素晴らしかった。地味で微妙な印象なのに他殺願望を抱いてるってのがまず凄いけれど、更に様々な点で、異様にアグレッシブだったりする、難しい役。すごくよかったと思う。

工場の同僚の女子役の小島彩乃さん、印象的だ。

ほたるさん、強烈な役だが出番少なくて、おれはほたるさんファンなので、その点はちょいがっかり。

伊藤猛さんがちょっと出てきて嬉しい。

「イチヂクコバチ」の感想はこちら ​。

「彗星まち」の感想はこちら


昼メシ。カップヌードル珍種謎肉。

ふつーにうまい。



【 日清食品 】 カップヌードル珍種謎肉 スモーキーチリしょうゆ味 (1ケース77g×20個入) 賞味期限2018.11.30 登録日1808 カップ麺

清茂先生と スクリャービン とベートーヴェン、 ユダヤ の準備。
うーん。ちょっとアタマ煮え煮えな感じだな。
まず、清茂先生はすぐに決着つくし、
11月下旬にはスクリャービンからは解放される。
そうすると少し脳内はスッキリするだろう。

家内珍しくちょい早めに帰ってきた。

夕食、プデチゲ風。

人が作ってくれると美味い。





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Last updated  2018/12/16 02:37:38 PM


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