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かとう あきら

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2018/12/13
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カテゴリ: 日記


長野ロキシーへ。
小津安二郎監督「 浮草 」観る。
絶対に見逃せない作品。
ふつーは東京物語や晩春、麦秋なのかもしれないが、
おれは早春、東京暮色、浮草を偏愛してるので、
今回の4k特集はこの三作だけは逃さない!と決意していた。

「浮草」はなかなかスクリーンで観る機会がないので、
おれはスクリーンで観るのはようやく二回目。

大映の最高のスタッフで撮ったこの作品。悪かろうはずがない。
しかも4k。圧倒的な美しさにひたすら唖然・陶酔。
最高だ。
この作品の映像は、小津監督のカラー作品の中でも
図抜けて美しい。凄まじいレベルの高さ。
それが4kになるのだから、すごい。



雨の中で京マチ子さんと中村鴈治郎さんが対峙して言い合いをする有名なシーンは、やっぱり凄い。拝みたくなるほど美しい(赤い傘!)。
鶏頭など赤い花が印象的。4kになって更に凄いと思った。
芝居の一座の話なので色彩は非常に賑やかだけれども、ちゃんと赤い花や傘が印象に残るようになってる。

「小早川家の秋」に似た作品だけれども、「小早川家」の方はリマスターするって話はないのかな。東宝はゴジラや黒澤監督もリマスターしたのだから、「小早川家」もやってほしいよ。

この作品の杉村春子さんはいつもの「世話焼きおばちゃん」な感じではなく、すごく色気のあるしっとりした役。素敵だー。
高橋とよさんの床屋のお母さん、ワイルドでよかったー(東映でやりそうな感じの役だ)。
例によって若尾文子さんの凄まじい色気炸裂。
京マチ子さんが超絶美しい(国定忠治かっこいい)。
京マチ子さんはほぼ全編に渡ってプンスカ怒ってるのだが、それがまた美しいのだ。
常にプンスカだっただけに終盤の駅舎から列車の中のシーンは京マチ子さんの情が一層染みる。



ここは「東京暮色」の中村伸郎さんと山田五十鈴さんの列車の中のシーンとよく似てる。
芝居小屋のシーンの最後で花がひらひら散ってくるのがいいんだよなあ。芝居小屋ならではの演出。何しろ芝居の一座の話なので、こーゆーあざとい演出もあざとくならない。

高橋利樹「京の花街 「輪違屋」物語」(PHP新書) ​読。おもろい。
もちろん玲奈ちゃんの映画のための予習。
吉原と島原は全然違うけど...

「紺屋高尾」を聞きたくなってしまったな。

夕食、家内が買ってきた駅弁など。
(はらこ飯、国技館焼き鳥...)

んー。冬バテ&冬季鬱





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Last updated  2019/03/18 04:35:50 PM


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