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かとう あきら

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2019/07/09
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カテゴリ: 日記


しかし、浜松の一日練習の疲れが酷い。


ぼんやり有楽町へ。
朝食、吉野家で牛丼小盛り。
おれは有楽町駅の吉野家がいちばん好き。

ヒューマントラストシネマで
ラース・クラウメ監督
「​ 僕たちは希望という名の列車に乗った ​」(2018)観た
この映画館は初。
アクセス超最高でありがたい。


怖い映画。でも希望の光もあるのが救い。
おれは個人的に旧東独に非常に興味があるので、
これはどうしても見逃せないと思っていた。
観てよかった
長野でも普通にやってるけど、
せっかく東京にいるので
これは少し大きいスクリーンで観ようと思った。


ひたひたと怖い映画。
性急になることなく、
一定の距離感を保ってクールに描写を積み重ねてゆく。
だからこそ学生たちの友情と勇気に一層心が動かされる。
役者さんたちは皆すばらしい。

1950年代の旧東独。
もちろん共産主義時代。
ハンガリー動乱のころ。
街にはソ連兵がふつうに居る、そーゆー時代。
まだ大戦後の傷が生々しい時期だ。
もちろんナチス時代のことを全国民がつい最近のこととして、
リアルに背負い込んでいた。
そレニ加えて共産主義による思想統制。ソ連の支配。
旧東独も、ハンガリーも、ポーランドもチェコもみんな同様。
ただ、東独が他の東欧諸国と決定的に違うのは
「ナチスの国」だったことだ。
この要素があることが、
東独の人々の内面を他の東欧諸国以上に複雑怪奇なものにしている。
この作品を観ることで当時の東独の雰囲気や
旧東独の独特なあの「感じ」に触れることができる。

ハンガリー動乱で命を落とした人々のためにクラスで黙祷した学生たちが、
「犯罪者」として国家に徹底的に調査され、
糾弾される。
つまりちょっとでも「ハンガリー動乱(反ソ連)」に心を寄せるなんてのは、
ほとんど国家(思想)に対する反逆と同義なのだ。
ちょびっと黙祷しただけで、これだよ...。
本当に恐ろしい。

50年代の西ベルリンの映画館の描写に心踊った。
ドイツの駅も、列車も....
古くてでっかいゴージャスな映画館っていいなー( ローマ でも思ったけど)。
こーゆーノスタルジックな描写が美しい。

例によって日本語タイトルが酷い。
原題は”Das schweigende Klassenzimmer”
そのまま訳せば「沈黙の教室」または「沈黙する教室」ってことかな
それでいいじゃん。ダメなの?
最近のドイツ系作品の日本語タイトルがいろいろ盛りすぎてわけわかんなくなってることが多い。
作品はいいのに。残念。

ラース・クラウメ監督の作品は
おれは「​ アイヒマンを追え ​」を見逃してる。
いずれDVDで見よう。​

東京駅からはくたか自由席で長野へ。
昼食。横濱チャーハン。あらゆる点で偉大な弁当。


帰宅。しんどすぎる。
シャワー浴びて寝る。


夕食、サバなど。






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Last updated  2020/04/06 08:03:12 AM


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