元代表の穴

元代表の穴

PR

Calendar

Profile

かとう あきら

かとう あきら

Freepage List

Archives

2025/12
2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07
2025/06
2025/05
2025/04
2025/03

Category

日記

(7224)

入院中

(29)

号外

(82)

Keyword Search

▼キーワード検索

2023/02/23
XML
カテゴリ: 日記


相生座ロキシー
ジョゼ・ジョヴァンニ監督
「​ ラ・スクムーン ​」(1972)観る。
ジャン・ベッケルの「勝負(かた)をつけろ」のリメイク。
ベルモンドやっぱりカッコいい。

おれはどちらかとゆーと全体的にはジャンベッケル版の方が好み。
リメイクのラ・スクムーンはちょっと緩い感じの出来だが、おれはけっこう楽しめた。
その緩さもまあ「味」と言ってもいいだろう。
おれはこの緩さは嫌いじゃない。
ド・ラボーの音楽 ​がすごくキャッチーで観終わってからの脳内リフレインが半端ない。この作品は手回しオルガンが効いている。いい感じ
クラウディア・カルディナーレが出てるのもポイント高い。

昼、​ 普通の食堂La ​ で豚バラ丼。美味い。
他のメニューも興味あり。
ビールも種類多くて楽しそう。


スコア勉強しんどい(-_-;)
確かにSchumannはくどいところがあって、それが過剰すぎる楽器の重ね方やテーマやモチーフの扱いのくどさみたいなところに表れる。鬱病的執拗さ。BeethovenやBrahmsもかなり執拗だが、それは緻密な主題労作・動機労作だと評価される。かわいそうなSchumann…
この交響曲は理想が高く構えもめちゃ大きいのに構成は驚くほどほどコンパクトになってる。ん?と思うほどあっさり展開する。おれはそこに鬱病特有の誇大妄想的傾向と体力と精神力の不足の混在を感じざるをえない。おれは今も服薬続けてる鬱患者なので、鬱の酷いときの状態は体感してるので、わかりみ深すぎてちょっとつらさを感じるほどだ。交感神経副交感神経の制御ができず、呼吸もやたら浅かったあの頃…もう戻りたくない。Schumannはもっと酷い状態だった。
この作品は大交響曲を目指しているが、感覚としては小品で構成された謝肉祭や蝶々、クライスレリアーナなどに近い感じも受ける。でもおれはそーゆーところがこの交響曲の難しさでありチャームだと思ってる。そして、Schumannの病的なほどの繊細さ(=弱さ)を愛してる。大交響曲を志向したのにコンパクトに仕上がってしまったとゆーような「矛盾」を魅力として伝えられたらいいと思うんだけどな…

夕メシ、鍋


おれ自身今も服薬を続けている鬱病患者だし、鬱が酷いときの感覚もよくわかる。だからシューマンの音楽は決して他人事ではない。
この作品は構えがめちゃ大きいわりに、構成はおどろくほどコンパクト。ん?と思うくらいあっさり展開することが多い。鬱だとどうしても呼吸が浅くなる。やっぱりここにも鬱特有の誇大妄想的傾向と体力精神力の不足の併存を感じざるをえない。意図しているのは大交響曲なのに、感覚的には交響曲よりも小品で構成された謝肉祭や蝶々、クライスレリアーナなどに近い感じもしてしまう。




夕メシ、鍋









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023/02/24 12:57:36 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: