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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2023/08/08

レッド・ロケット（仮）

テーマ：最近観た映画。(41065)

カテゴリ：日記

相生座ロキシー
ショーン・ベイカー監督「レッド・ロケット」(2021)
おれはショーン・ベイカー監督の「タンジェリン」も「フロリダ・プロジェクト」も大好きな映画なので、この作品もとても楽しみにしていた

やっぱりおもしろかった！
落ちぶれて食い詰めたポルノ男優マイキーが超久々に妻と義母の家にフラッとかえってくる（寅さんみたいだが、もちろん寅さんのようには温かく迎えられないリアル）とゆー冒頭部分だけで既にステキだ。義母が超辛辣で最高わんこかわいい。
生来の陽気さと口のうまさでな久々に妻ともＨしちゃったりしてなんとなく家に居着き、ヤクの売人なんかもして小金も稼いだりする。
ドーナツ屋のストロベリーちゃんがめっちゃ魅力的でやられまくる。キュートでセクシーでビッチに一歩踏み込んでる感じが素敵だ。マイキーはストロベリーに秒で惚れて口八丁で猛アタックをかましまくる。このドーナツ屋がとてもいい感じ。店構えも店内も客筋もいかにも工場付近の店な風情で良き。ドーナツもうまそう🍩ドーナツ屋の東洋人の店主も👍
ストロベリーがポルノ女優に向いていると確信したマイキーはストロベリーの売り出しを夢見る。
マイキーはホントにいい加減でどうしようもなく困った男だが、憎めないんだよなあ。そーゆー監督の視線が好きだな。
ショーン・ベイカー監督の作品はタンジェリンもフロリダ・プロジェクトもこれもいくらでも悲惨で重苦しく描ける題材だ。でも、監督の描き方はいつも風通しが良くて、カラフルで明るいのが素敵だと思う

uranで醤油豚骨ラーメン