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2007.03.21
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nemurut ネムルト山 はアドゥヤマン( Adιyaman )県キャフタ(Kahta)郡とマラテヤ(Malatya)県プトゥルゲ( Pütürge )郡の境に位置する 標高2150m の山だ。

山の名前は、天までとどく塔を立てようとしたニムロデに由来するという。この辺りに定住した初期のクリスチャン達が、構造物のあるこの山を、聖書に記述のあるニムロデの建てようとした塔になぞらえたためと言われているが、現実にニムロデとの関係はない。

2千メートルをこえる山の頂に、紀元前一世紀に造られた墳墓と彫刻からなるコンマゲネ王国の遺跡がある。
古代にどのような手段をつかったのか、山頂を削り、平らにした上で東と西にテラスを造り、その間に石灰石のかけらを積み上げて墳墓をつくった。実際に、棺があるかどうかははっきりしていないけれど、その墳墓が山の頭頂部を成している。
本来の山の標高は2100メートルだけど、それを50メートル高くしている。
人造の山頂としては、世界に類を見ない規模だという。

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西のテラスに並ぶ彫像は、夕日を眺め。。。

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東のテラスに並ぶ彫像は、朝日を眺める。

ネムルトダーは、ネムルトダーは、ユネスコの世界文化遺産に指定されている。

コンマゲネ王国は、BC850年にアッシリアの文書の中に姿を見せ、AD71年にローマに滅ぼされるまでの間、ユフラテス川沿岸に栄えた小王国。
最盛期は、ネムルトダーの山頂に、この墳墓をつくりあげたアンティオコス1世の時代、BC1世紀で、王朝の系譜を辿ると、ギリシャとペルシアの両方の血統を受け継いでおり、ネムルトダーで見つかった碑文にも、ギリシャ語とペルシア語の両方が刻まれていたりする。

ヘレニズムの時代に、ペルシアとギリシャという東と西を体現する遺跡
2000年前の技術で、こんな所にこんなものを造った文明...

ただ、私は、この自然に魅せられた。

行ってみるしかないと思うのだけど、この遺跡は、とんでもなく遠い。



ここで沈み、昇る太陽を見たとき、

昔の人が、太陽を神だと思ったのが、感覚的にわかるような気がした。

しかし、その太陽を創られた方ははるかに偉大だ。






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最終更新日  2007.03.28 07:00:04 コメントを書く
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