あたまのメモちょう
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4日の連休が瞬く間に過ぎていった。計画していたことの会社の仕事や、退職の挨拶の原稿などが何もできていないのはなぜなのか?まったくあきれんばかりの計画倒れ。DVDだけは、ずいぶん見たしテレビも見た。はたしてその資格(時間を割り当てる余裕)はあったのか?と、考えると本当にしんどい。そしてまたいつもの日々が始まる。ため息連休の青森帰りは自分だけが行くこととする。その意味をわかっていない妻。==ショートメモみみずは、ふんばって我が子を産んだ。それは一本の線だった。「なんてゆう、たよりない細さとちっぽけさ。これはわが子ならぬ失敗作だ!」と、みみずは我が子の外見を嘆いた。そして見捨てた。線は一人で生きた。実は線は、知能だけは人一倍持っていた。人間の家にも隙間から、いつでも入っていけた。やがて、線も恋愛をして結婚した。お互い、同じように細い体だが、彼女の体は円の形をしていた。二人は幸せに暮らした。線が先に死んで、後に残った円は、円の形をした涙をたくさん流して、力が尽きていった。やがて円も死んだときに、二人の友達である四角が、葬式を行ってくれた。
2019年03月25日
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