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とっても久しぶりに本を読みました~最近まったく読めてないのになぜ読む気になったのか。。お隣のさわちゃんが最近買った本で、「読んでみる?」って聞いてくれたから。。私の目にとまった作品とかではないけど、縁あって読むことになりました。「ホテルローヤル」 /桜木 紫乃第149回直木賞受賞作品です。いわゆる短編集ですが、ホテルローヤルに何かしら関係のある人間が描かれていて、相互に繋がりがありテンポ良く読むことが出来ました。考えれば考えるほど深くなる内容ですね。刹那・大人・孤独。そういう単語が思い浮かぶ作品です。ストーリーは・・・恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員、「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻、舅との同居で夫と肌を合わせる時間がない専業主婦、親に家出された女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師、働かない十歳年下の夫を持つホテルの清掃係の女性、ホテル経営者も複雑な事情を抱え・・・。シャッターチャンス/本日開店/えっち屋/バブルバス/せんせえ/星を見ていた/ギフト
2014年02月06日
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とっても久しぶりに本を読みました~ちょこちょこ予約していた本が届いたと連絡があったりしてたけど、なかなか読めずにそのまま返したり、順番を飛ばしてもらったりしていました。今回はハルが昼寝している間に一気読みしました!(苦笑)「鍵のない夢を見る」 /辻村 深月この本を選んだのは、第147回直木賞受賞作品だから。賞をとるということは、何かしら感じることができる作品だろうと思えるからです。しかもこの作品は一般的な女性が主人公ということで、共感できる部分もあるのかな?と興味を持ちました。確かに女性には何かしら共感する部分がある内容です。全てのストーリーに共感できるとまでは言えませんが、女性なら主人公の気持ちを理解できるだろうと思える内容です。そして、一歩間違うととても怖い話になってしまうんですね。実際にニュースなどで報じられている事件の真相にもこのような裏事情?的なことがあるのかもしれない・・・と思わせるもので、深い作品だなぁと感じました。ストーリーは・・・望むことは、罪ですか?彼氏が欲しい、結婚したい、ママになりたい、普通に幸せになりたい。そんな願いが転落を呼び込む。ささやかな夢を叶える鍵を求めて5人の女は岐路に立たされる。待望の最新短篇集。仁志野町の泥棒/石蕗南地区の放火/美弥谷団地の逃亡者/芹葉大学の夢と殺人/君本家の誘拐
2013年05月08日
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おはようございます。今日は1月7日なので、朝ご飯は七草粥(我が家は雑炊)を作って食べました。きちんと朝に食べたのって久しぶりな気がします(^-^;)これで一年無病息災でいられるといいなぁ!年末から年始にかけて読んだ本3冊をご紹介します本屋大賞の作品ばかりです。(苦笑)「ピエタ」 /大島 真寿美日本人の著者が書いたとは思えない内容の作品でした。翻訳本のよう。最初は横文字名前に入り込めなかったものの、読み進めていくうちに嵌ってしまいました。そんなに起伏のない話なので、ただのめりこむ感じではなく穏やかに吸い込まれる感じ?映画のような画像で見たいと思いました。人生って生まれた場所や環境によってある程度左右されるけど、幸せか否かというのはそういうものとは関係ないんだと改めて思いました。ストーリーは・・・18世紀、爛熟の時を迎えた水の都ヴェネツィア。『四季』の作曲家ヴィヴァルディは、孤児たちを養育するピエタ慈善院で“合奏・合唱の娘たち”を指導していた。ある日、教え子のエミーリアのもとに、恩師の訃報が届く。一枚の楽譜の謎に導かれ、物語の扉が開かれるー聖と俗、生と死、男と女、真実と虚構、絶望と希望、名声と孤独…あらゆる対比がたくみに溶け合った、“調和の霊感”。今最も注目すべき書き手が、史実を基に豊かに紡ぎだした傑作長編。「くちびるに歌を」 /中田 永一乙一とは思えない作品ですね。だから中田永一名義??彼の作品は少ししか読んだことがないので、素人意見です。一言でいうとまさに青春小説って感じで、懐かしい気持ちがよみがえってきます。特に合唱を通じて織りなす日常、学生生活がなんともピュアですね(^-^)15年後の自分に手紙を書く・・・学生時代に書くから意味があるんだろうなぁ。大人になってからの15年ってホントあっという間な気がするので。ストーリーは・・・拝啓、十五年後の私へ。中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せない秘密が書かれていたー。読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説。「人質の朗読会」 /小川洋子ある意味こういった手法?の小説は初めてかも。なかなか面白く読むことができました!人質の未来ではなく過去の出来事をきっちり物語にして本人が読む朗読会。これって人質という点を除けば、実際にやってみるのも結構面白い気がします。誰にでも何かしらの物語ってあると思うので。またそれぞれの物語の最後に、どういった職業・性別・年齢の人がどういった理由でツアーに参加したかが書いてある(付け加えてある)のですが、それが物語の内容と一致していて納得して一つの物語を読み終えるという感じになるんです。その手法が絶妙で良い感じ☆そこにいろんな種の切なさがあいまって・・・。おすすめの一冊です!個人的には第二夜の「やまびこビスケット」と第七夜の「死んだおばあさん」がお気に入りです♪ストーリーは・・・遠く隔絶された場所から、彼らの声は届いた。紙をめくる音、咳払い、慎み深い拍手で朗読会が始まる。祈りにも似たその行為に耳を澄ませるのは人質たちと見張り役の犯人、そして・・・しみじみと深く胸を打つ、小川洋子ならではの小説世界。やっぱり読書って好きー♪とは言いながら、大好きな映画も映画館には行けてないものの自宅で鑑賞してます最新作もちゃんと見てるんですけど、ブログでは紹介できてない感じです(^-^;)でも今年は他にしたいことが山積みなので、大好きな読書も映画鑑賞も減りそうですが読書だけはこちらで紹介していけたらと思っています。何かと忙しいなか、また編み物始めました。去年自分用に編んだスヌード(その時の日記はコチラ!)の使い勝手が良いので、色違いでみっちにも編んであげることにしました。鮮やかなブルーにしようと思ってたけど本人の希望でモカ。地味かなって思ったけど編み始めてみるとなかなかの素敵色♪頑張って仕上げていこうと思います(*^-^*)v
2013年01月07日
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読書の秋・・・ということで、2冊程読みました。今回手にとったのは、好きな著者なのに最近全く読めてない東野圭吾作品と、いつもチェックしている本屋大賞の2012年6位入賞作品です(*^-^*)wやっぱり小さい頃からそうだったけど、本を読むの好きだなぁ~って改めて最近思いました。よく引き合いに出される映画の方も好きなんですけどね。きっと活字や映像というジャンルでなく、物語(ストーリー)が好きなんだと思います。フィクション・ノンフィクションの枠を超えて。あらゆる人の人生とかそういうのに興味があるのかも。こういう人もいるんだなぁ~とか。なんだか話が逸れてしまいました。(苦笑)「プラチナデータ」 /東野圭吾著者の作品は好きでよく読んでいますが、こちらの作品はイマイチでした。設定などは悪くないのですが、いまいち踏み込めてないというか、さら~っと書いちゃた的な勿体ない仕上がりになっています。うまく言えないけど、もっと緻密に計算された作品に出来たのでは?と思える作品なのです。著者に対する期待度が大きくなってきてるせいかなぁ??とも思ったのですが、あとから色んな方のレビューをチェックすると同じようなことを感じられているみたいなので、やっぱりそういう感じの作品のようですね(^-^;)ストーリーは・・・犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は・・・「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。犯人は、神楽自身であることを示していたー。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。「ユリゴコロ」 /沼田まほかる一言で表現すると、「ビックリ!」です。久しぶりにのめり込むように、ラストまで一気読みしました。とにかく続きが気になるようなそんな表現。とある手記(日記みたいなもの)を主人公自身が読んでいて、その主人公自身が続きが気になって仕方無くどうにかして読み進めようとするような手法で描かれ、読み手の興味を更に引き出していると思います。ジャンルは恋愛ミステリーとのことだけど、恋愛だけでなく家族愛みたいなものも絡んでます。ラストは前半部分では全く予想できずでしたが、少しずつ明らかになっていく過程で予想出来るようになり後半は答え合わせのようで面白かったです。「ユリゴコロ」・・・なんとなくキレイというかふんわりした雰囲気を表している言葉に思えますが、実際に使われている内容としては真逆。罪の意識を持った快楽かな?実際に存在する人であれば、許すことができないけど、そんななかでも少し同情してしまうという、なんとも複雑で悲しく切ないストーリーです。ラストは涙が溢れてきました。この著者の他の小説も読んでみたくなりました。第5回ホラーサスペンス大賞を受賞している『九月が永遠に続けば』あたりが気になります。それにしても変わった名前~!思い立って著者のプロフチェックしたら、私の両親より年上の64歳の女性でした。なんだかそれにもビックリ!でした。(笑)ストーリーは・・・暗黒の欲望にとり憑かれ、さまよう魂。運命は、たったひとつの愛と出会わせた。沼田まほかるの小説は、身も心もからめとるー。おそるべき筆力で描ききった衝撃の恋愛ミステリー。
2012年11月02日
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そろそろ読書の秋到来?!堺市民になったので、早速お決まりの図書館へGO★今まで住んでた市とは違い、所蔵されてる数が多い!もちろん、利用している人も多いけど。。(苦笑)読みたい本はどれも順番待ちが長いけど、これは比較的すぐに借りることが出来ました。「偉大なる、しゅららぼん」 /万城目学必ずチェックしている本屋大賞の2012年9位の作品です。「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」「プリンセス・トヨトミ」など有名な作品が多い中、この著者の作品を読むのは初めて!琵琶湖を舞台にしているものだったので気になったというのが本音。想像してたより面白く、特に中~後半にかけては今日一日で一気読みしちゃいました(^-^)この著者の他作品も読んでみたくなりました。(もちろん活字で。)それにしても、「しゅららぼん」の語源?!失笑。。発想が小学生の男の子みたいです。きっと著者がそういう感じの人なのかもしれませんね~?!(笑)ストーリーは・・・琵琶湖畔の街・石走に住み続ける日出家と棗家には、代々受け継がれてきた「力」があった。高校に入学した日出涼介、日出淡十郎、棗広海が偶然同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がった!この他に借りたのは、ハル関連ばかり3冊。絵本と離乳食の本です。絵本は喜んでくれるんだけど飽きてくると口に入れようとしたり破こうとするので、やっぱり図書館の本は無理かな?って感じです。気を使いすぎて楽しめない~~~(≧▽≦)w王道の名作絵本を順番に借りて気に入ったものだけ買おうかと思ってたんだけどなぁ。離乳食はマンネリになってきた感があったので・・・。レシピだけでなく、いろんな下準備のコツなどもあって、とっても役立ちました!特にトマトの湯むき。逆に凍らせるというテク?発想?に驚いたけど、実際にやってみるとツルンとむけてズルズルになりません。タネもきれいにとれるし♪離乳食だけでなく、普段のお料理にも役立ちそうなことが意外と載ってます。
2012年09月13日
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GWに入る前の25日だったかな?久しぶりに図書館に行った時に借りた本を、やっとこ読みましたー。色々と用事があり、優先順位がどんどん下がってしまって・・・(^-^;)「パパのメールはラブレター」 /メアリー・アマート対象年齢が小学生なので、児童書の分類になります。普段はあんまり読まないジャンルですが、雑誌か何かで紹介されてて気になりました。いわゆる難しいお年頃に入る子供の気持ちを中心に、それを取り巻く大人の事情&考え方を盛り込みつつ進んでいく感じ。またその主人公の日記とメールで綴っているので、気持ちがストレートに伝わってきます。主人公の少女フランキーに考え方がとっても子供だなぁーと思ってしまう私はすっかり大人なんだけど、読んでいくうちに彼女の気持ちが自分が子供の頃にもあった感情だと思い出させてくれます。でも大人側の気持ちも分かるし・・・。なんとも言えないもどかしい気持ちで読み進めて、最後には笑えてきました。そうやって子供から大人に成長していくんだなーって確認できたような気がします。子供の頃の気持ちを忘れないようにして、それを自分の子育てに活かすことが出来るとイイナ。なかなかそれが出来ないから、悩めるところなんでしょうけど。。この本は、お年頃の女の子を持っている親御さんにオススメします!複雑な乙女心、子供心を少しは理解出来るかもしれません(*^-^*)wストーリーは・・・十二歳の女の子フランキーは、パパと弟二人との四人家族。ママが亡くなってさみしいけれど、楽器職人の明るいパパとがんばり屋のフランキーが中心になって、家族なかよく暮らしている。ところがある日、家族共有のメールアドレスに、知らない女の人からパパあてのメールが届いた。どうやら、パパに恋人ができたみたい。最悪。フランキーはパパに内緒で、「もうメールしてこないで!」と返信。でも、すぐ相手にウソがばれてしまい・・・?父の恋、家族の絆‐とまどいつつも自分の気持ちにまっすぐむきあう少女の成長を描く。日記とメールで綴る、元気でさわやかな物語。小学校中・高学年~。この他に、ムックと雑誌も1冊ずつ借りました。以前たまたま買おうかどうか悩んでいた離乳食レシピの本『きほんの離乳食(モグモグ期)最新版』が目に留まり、しかもリアルタイム的な7~8ヶ月(モグモグ期)だけがあったので♪もうこれは借りてー!と言ってるようにしか見えませんでした。結果借りて良かったです。買うほどではないかも。結局、離乳食系の本は1冊も買わず終いです。あとは最近気になるリビング系の雑誌。その中で目に留まった『モダンリビング』こんなお洒落で個性的なマイホームなんて夢のまた夢だけど、眺めるのは楽しいですね♪
2012年05月11日
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久しぶりに読んだ本のご紹介です一ヶ月ちょっとぶり??暇にしてるわりに、なんだか読書する時間が減ってます。最近、読み始めるとすぐに寝ちゃうのよねぇ~(^-^;) 「神様のカルテ2」 /夏川草介 デビュー作でベストセラーを果たした作品の第二弾です。やっとこ読むことができました。前作同様忙しいはずなのにゆっくり時間が流れていくような、そんな印象の作品です。今回は病院に携わる人メインのお話で、ホロリと涙がこぼれました。医者だから命を助けられるわけではないことを、また死を覚悟した人の想いを感じます。医者として、それ以前に人間としてどうあるべきかを語っている作品だと思います 1より2の方が作品としてより良く感じました。ま、1があってこそなんだろうケド・・・。来月末には映画も公開されます。良ければ読んでみて下さいね。ストーリーは・・・栗原一止は信州にある「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医である。新年度、新任の医師・進藤辰也が東京の病院から赴任してくる。赴任直後の期待とは裏腹に、彼の行動は同僚達を困惑させるものだった。 昨日、みなみちゃんから出産報告メールが来ました予定日より2~3週間ほど早い19日生まれだけど、既に3400gくらいあったらしい!!みなみちゃんはつわりが酷くて激ヤセしてただけに心配だったけど、ベイビーちゃんはすくすく育ってくれてたみたい♪母子共に元気そうで何より!素敵な報告に嬉しくなりました(*´艸`*)
2011年07月21日
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今週は週末以外特に予定がないので、のんびり過ごしています(*^-^*)♪ここ2、3週間で読んだ本を紹介します今まで読んだことのない、吉本ばなな作品を一気に3作品読みました。映画化もされている代表作「キッチン」くらいは読んでおいた方が良いかな?という軽い気持ちで図書館に行ったんだけど、色々とあらすじを読んでいるうちに他の作品が気になってしまいました。実際に読んでみての感想は、意外!のひとこと。作者名がふざけてるなぁ~とずっと思っていたので、そういう意味では裏切られた気がします。「極北クレイマー」 /海堂尊海堂尊作品ということで手に取ったんだけど、この作品は単品で読むにはイマイチですね。著者のファンで今までの作品を読んでいる方には面白いと思います。今までの登場人物がチラホラ出ていたりするので・・・(^-^;)テーマは地域医療や産婦人科にまつわるもので、現代医療の問題点を浮き彫りにしています。ストーリーは・・・財政破綻にあえぐ極北市。赤字5つ星の極北市民病院に、非常勤外科医の今中がやってきた。院長と事務長の対立、不衛生でカルテ管理もずさん、謎めいた医療事故、女性ジャーナリストの野心、病院閉鎖の危機・・・。はたして今中は桃色眼鏡の派遣女医・姫宮と手を組んで、医療崩壊の現場を再生できるのか。「イルカ」 /よしもとばなな妊娠関連のお話+タイトルに惹かれ、読んでみることにしました。もっとほっこりする内容かと思っていたので、そういう意味では裏切られました。なんだかとっても不思議なお話。現実にはあまりありえないだろうなぁ~的な??(笑)でも、子供を授かることは幸せなことだと思わせてくれる作品です。ストーリーは・・・ある日、小説家のキミコは自分が妊娠していることを知る。だが、相手には内縁の妻ともいえる年上の女性がいた・・・。まだこの世にやってきていない、ある魂との出会いの物語。「チエちゃんと私」 /よしもとばなな単純に「チエちゃん」というタイトルに惹かれました。(笑)結婚せず一人で生きている女性が主人公で、チエちゃんはその彼女の数歳年下の従妹。その従妹との共同生活が彼女にとってかけがえの無いものになっていく・・・というもの。妊娠を諦めた高年齢の独身女性の色んな気持ちが上手く描写されていると思います。ただ、ここで登場するチエちゃんは30代半ばなのに、中年女性と位置づけられているのが気になりました。壮年であって中年では無い!と言いたい。。(苦笑)ストーリーは・・・突然おとずれた中年の従姉妹(いとこ)との同居生活。その奇妙な暮らしの中で見つけたものは?人生のときめきを紡ぎ出すための「再生」の物語。「キッチン」 /吉本ばななちょっと期待しすぎちゃった感あり。でも大事な人と死別することをリアルに描いていて共感できました。天涯孤独になったときに手を差し伸べてくれる人がいるって幸せですね。人に優しくなろうと思える作品でした。でも「キッチン」より「ムーンライト・シャドウ」の方が私好みでした。こちらも大事な人と死別するお話です。一読あれ!ストーリーは・・・私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う-祖母の死、突然の奇妙な同居、不自然であり、自然な日常を、まっすぐな感覚で受けとめ人が死ぬことそして生きることを、世界が不思議な調和にみちていることを、淋しさと優しさの交錯の中であなたに語りかけ、国境も時もこえて読みつがれるロング・ベストセラー、待望の定本決定版。キッチン/満月-キッチン2/ムーンライト・シャドウ ←リンクは文庫になってるけど、ハードカバーで読みました。
2011年06月08日
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ここんとこ良いお天気が続いています~今年は例年より10日ほど長く花粉症の症状が続いたけどその症状も落ち着き、悪阻(胸焼け・吐き気)も終了??心穏やかな春?初夏?を迎えています。でもね、やっぱり食欲はそれほども無く・・・これって悪阻の一種なのかなぁ??昨日は遅ればせながら、敷物やこたつ布団を一掃し衣替え(洋服&靴)も済ませました。なので気持ちもスッキリしてます(^-^)vそして胎教なるものの一環として、超久しぶりにディズニーのCDを聴きました歌える日本語版と悩んだけど、胎教に良いらしい?英語版を選択。聴いてたらディズニーリゾートに行きたくなっちゃいましたーっ(≧▽≦)w読書の方も少しずつしています図書館で借りることが多いので、なかなか新作は読めませんが・・・。司書のみなみちゃんに催促してオススメを聞いたり、読書好きの方の意見を聞いたり、情報収集して普段手に取らないようなものも読むようにしています。だいぶ沢山の本を読むようになって、自分の好みが分かってきたような気がします。もちろんストーリーも大きく関わってくるんだけど、全体的なまとめ方とかすすめ方とか・・・。著者によって合う合わないってありますね(^-^;)「和菓子のアン」 /坂木司以前にもこの著者の本をみなみちゃんに薦められたことがあります。それもスゴク気に入っていたので、今回も期待大♪そして期待が裏切られることなく楽しんで読むことが出来ました。なんだか爽やかで軽いタッチ。読みやすく、読んでてホッコリできます(^-^)v日常生活に推理小説的な事柄も覗かせていて、面白くもあるし感心しちゃったり。そしてなんと言っても和菓子の良さを再確認できます。上生菓子買って、濃いお茶煎れて、ホッコリしたい~♪これから暖かくなってくるので、葛系の和菓子も良いですね~(*´艸`*)あちゃ。。読書感想というより和菓子願望になってる??(爆)ストーリーは・・・やりたいことがわからず、進路を決めないまま高校を卒業した梅本杏子は、「このままじゃニートだ!」と一念発起。デパ地下の和菓子屋で働きはじめた。プロフェッショナルだけど個性的な同僚と、歴史と遊び心に満ちた和菓子に囲まれ、お客さんの謎めいた言動に振り回される、忙しくも心温まる日々。あなたも、しぶ~い日本茶と一緒にいかがですか。「幽霊人命救助隊」 /高野和明ネット上の口コミも良く、あらすじを読んで気になったので手に取った作品です。ちょっと話が長すぎるかも?というのが私の率直な感想・・・。中だるみみたいになって、思いのほか読むのに時間を要しました。でもストーリーとしては悪くないです。自殺願望者の心を受け止めながら、自殺した自身の気持ちを重ね合わせたり。葛藤の中、自殺志願者を助けていくというストーリー。テーマとしては重いけど、ガンバレー!と応援したくなる・・・そんな感じです。実際にこういうことがあり、尚且つ輪廻転生が存在するのなら、自殺志願者を助けるうちに学んだことで、次の人生は自殺なんてせず全う出来るんだろうなぁ。それが生きているうちに分かればいいのに・・・。でもそう思える作品ということは、思い悩んでる人が読めば救われるのかも?!ストーリーは・・・浪人生の高岡裕一は、奇妙な断崖の上で3人の男女に出会った。老ヤクザ、気弱な中年男、アンニュイな若い女。そこへ神が現れ、天国行きの条件に、自殺志願者100人の命を救えと命令する。裕一たちは自殺した幽霊だったのだ。地上に戻った彼らが繰り広げる怒涛の救助作戦。 ←リンクは文庫になってるけど、ハードカバーで読みました。
2011年05月20日
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久しぶりに晴れました~やっぱりジメジメ蒸し蒸しの雨模様より、カラッと晴れた方が好き。気温20度超えとはいえ、まだ春。気持ち良いお天気です(*^-^*)w天気予報で、黄砂がめっちゃ飛ぶと言ってたのが気になりますケド。。ちょっとずつ読み進めていた本があるので、今日はそれを紹介したいと思います。本当は3冊読みきってから紹介しようと思ってたんだけど、その3冊目がなかなか進まずなので、今日は2冊だけ紹介させて頂きますね「つるかめ助産院」 /小川糸こちら書店で目に止まった本です。妙にタイトルに惹かれて・・・。つるかめつるかめ・・・なんか呪文みたいじゃない?(笑)そしてさらーっとあらすじを読んでみると、なんだか読んでみたくなりました。現在妊娠中の私が読むのにふさわしい気がして・・・(*^-^*)w自分の出生や失踪した夫のことなど辛いことが基盤にある中、妊娠を知った主人公。母になることに戸惑いながらも、個性豊かな島の仲間達と一緒に働き、笑ったり、泣いたり。助産院で出産する女性達を見て、自身が母になることを受け止めていくお話です。緩やかな島の生活と、時には厳しく時には優しく見守ってくれる島の人々。心がふんわりします。著者の小川糸さんは、こういう自然を取り入れた人間模様を描くのが得意なんでしょうか?映画化された「食堂かたつむり」もそういう感じですもんね。最終的に夫の失踪は謎のままですが、女性には読んで欲しい本の一つになりました。ストーリーは・・・辛い出生の秘密を抱えるまりあは、ある日突然失踪した夫を探して、南の島をおとずれる。島の助産院の先生から予期せぬ妊娠を告げられて-。すべての命に贈る、誕生と再生の物語。「今ここにいる」ことの奇跡を力強く描き出す感動長編。「KAGEROU」 /齋藤智裕かなりの有名本ですね。楽天ブックスでもレビューが1000件超えてます。ご存知の通り、第5回ポプラ社小説大賞受賞の水嶋ヒロ処女作です。すごく話題になっているので、ホント興味本位で読みました。(笑)出だしはイマイチ入り込めず、これ面白いの?と半信半疑。読み進めていくと、あっという間に読みきってしまいました。少しでも感想を書いてしまうとネタバレしそうというか、全く何も知らないまま読んだ方が楽しめる作品なのであえて何も書きません。ただ実際にあったら怖い話だけど、あっても良いかもしれないとも思ったり。命の考え方次第ですけど・・・。よく考えると深い内容ですが、サラーッと読める作品です。それはそうと。劇中に登場する人物キャウヤが、どうも水嶋ヒロと重なってしまって・・・(^-^;)万が一、映画化するなら本人出演でお願いします。(笑)ストーリーは・・・『KAGEROU』-儚く不確かなもの。廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。命の十字路で二人は、ある契約を交わす。肉体と魂を分かつものとは何か?人を人たらしめているものは何か?深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。哀切かつ峻烈な「命」の物語。それから一つ、ご報告です☆「つるかめ助産院」のレビュー内でも軽く触れていますが・・・現在、妊娠5ヶ月ですここ最近の体調不良は、花粉症&黄砂以外に妊娠によるものも原因の一つでした。元気印&喰人の私が、体調不良・食欲不振なんて有り得ないので?既にお気づきの方もいらっしゃったと思いますが、高年初産であること等の理由からギリギリまで公表しないつもりでした。いわゆる安定期に入り経過良好であること、体調不良を心配して下さる方が多いこともあって、あえてご報告させて頂きます。温かく見守って下さいね。書き溜めたマタニティ日記・妊娠に関するブログを随時UPしていきます個人的な記録なので、スルーして下さって構いません。私に興味ある方は読んで下さっても構いませんケド??・・・(*´艸`*)pupu
2011年05月13日
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瀬尾まいこさんの作品を2つばかり読みました。みなみちゃん(=けいちゃん:やっぱり呼び方を元に戻します。)にオススメしてもらって以来、お気に入りの著者の一人なんだけど、なんと!作品を読むのは2年ぶりくらい??になります。「優しい音楽」 /瀬尾まいこ3編からなる短編集です。ストーリーは、死んだお兄ちゃんに激似の人との恋愛だったり、不倫相手の子供をお世話したり、知らないホームレスのおじさんと共同生活したり、ありえない設定だらけなんだけど、3編に出てくる主人公全員が全て心温かい人間なので、なぜかほっこりします。そういった設定のスパイスがあるからこそ、このほっこり感が出てくるのかなぁ?まさに瀬尾まいこワールド!ストーリーは・・・駅でいきなり声をかけられ、それがきっかけで恋人になったタケルと千波。だが千波は、タケルをなかなか家族に紹介しない。その理由にタケルは深い衝撃を受けるが、ある決意を胸に抱いて一歩を踏みだした-表題作「優しい音楽」。つらい現実を受けとめながらも、希望を見出して歩んでゆく人々の姿が爽やかな感動を呼びおこす。優しさに満ち溢れた瀬尾ワールド全開の短編集。優しい音楽/タイムラグ/がらくた効果←リンクは文庫になってるけど、ハードカバーで読みました。「戸村飯店青春100連発」 /瀬尾まいこタイトルだけ読むと微妙かなぁ~?と思った作品でしたが、読んで良かった!特に今の時期にピッタリな作品です。この春新しいことを始める人や、何かに迷っている人にはぜひ読んでほしいなぁ。そして兄弟っていいな、家族っていいなって思わせる、そんな作品になってます。ストーリーは・・・大阪の下町にある中華料理店・戸村飯店。この店の息子たちは、性格も外見も正反対で仲が悪い。高3の長男・ヘイスケは、昔から要領が良く、頭もいいイケメン。しかし地元の空気が苦手で、高校卒業後は東京の専門学校に通う準備をしていた。一方、高2の次男・コウスケは勉強が苦手。単純でやや短気なのが玉にキズだが、誰からも愛される明朗快活な野球部員。近所に住む同級生・岡野に思いを寄せながら、時間があいているときは店を手伝い、卒業後は店を継ぐつもりでいた。春になり、東京に出てきたヘイスケは、カフェでバイトをしながら新生活をはじめる。一方コウスケは、最後の高校生活を謳歌するため、部活引退後も合唱祭の指揮者に立候補したり、岡野のことを考えたり、忙しい日々を送っていた。ところが冬のある日、コウスケの人生を左右する大問題が現れて・・・。やっぱり読書って楽しい!色々考えさせられるというか、感じ取れるからかな。またオススメ本あったら教えて下さいませー。(特に、みなみちゃん!)そして今日、久しぶりにお弁当を作りました。お仕事で外出するみっちに必要だったので。そして残り物で自分用も♪実は私・・・お弁当の冷たい感じのご飯やおかずが大好き!学校でも会社でもレンジでチンして温めるなんてことは一切しませんでした。しかも普段食べない冷凍食品モノを沢山入れて欲しいとの要望だったので、超手抜き弁当☆(返って高くついてる気もするけど??・・・苦笑。)というわけで、早くお昼にならないかなぁ~。とランチタイムが待ち遠しいエルでした!(笑)
2011年03月24日
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最近、嬉しいことや悲しいことがあったり、体調不良だったり・・・どうも気持ちの浮き沈みが激しく、日記をUPする気持ちになれませんでした。能天気の私にしてはスゴクめずらしいことかも?!(笑)花粉症の症状が酷くオウチに引きこもりがち、体調不良でめずらしく食欲もない??私は、TVを見てるか寝てるかという、ぐうたら生活をしています。でも寝すぎると悪循環で余計しんどくなったり・・・(^-^;)先週末は、土曜日はサロンへまつげパーマしに行って地元駅で母と待合せ。駅前でお買い物して、実家に帰りました。そうそう。このお買い物中に、バッタリゆっこまん親子に遭遇しました。こういう地元ならではの出来事って、スッゴク嬉しいですね♪夜にはみっちも合流して、両親と4人で外食に行き、食後は実家でのんびりしてました。翌日日曜日は特に予定なし。いつもみっちの実家から貰っている美味しいお水が無くなったので、アポなしで実家へ。お水だけ貰って帰るはずが、ランチ(外食)&お買い物に一緒に行くことになりました。昨日の夜に引き続き、食事の準備をしなくて済むのでラッキーでした(^m^)そして今日もみっちは休日出勤です。残業しすぎで枠を超えてしまい、今月代休1日と早退をしなくちゃいけなくなるらしい!それもちゃんと取れるのか微妙らしいけど、おかげで私はいっそう暇子です。と、前置きが長くなってしまいましたが・・・今日は久しぶりに本のご紹介ですブロ友のjirobeyさんが絶賛していた本を、やっとこ読みました。「星守る犬」 /村上たかしオススメの書籍というか実際にはコミックです。みえりんのお見舞いに向かう電車の中で読んだんですが、電車の中で涙が止まらなくなってしまいました。タイトルからは少し想像できない、哀愁漂う切ない大人なストーリーです。切ないのに心がほっこりするのはなぜかな?今月続編が出版され、今夏には西田敏行主演で映画化されます。(6月11日ロードショー)きっとキレイなひまわり畑も見れると思うので、映画観に行こうかなぁ。でも絶対泣くゎストーリーは・・・とある原野で、朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月・・・。この時間差が意味するものとは?・・・それは哀しくも愉快な一人と一頭の、残されたわずかな“生”を生き抜く旅の終着点・・・。
2011年03月05日
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久しぶりに読んだ本のご紹介海外ドラマやモンハンP3rdのために、読書時間が激減してます。。(^-^;)読もう読もうと思いながらも、伸ばし伸ばしになっていた作品です。「神様のカルテ」 /夏川草介デビュー作でベストセラー。第10回小学館文庫小説賞受賞、2010年本屋大賞2位という作品です。既に続編が出ているし、今夏映画化(櫻井翔・宮崎あおい主演)も決定しているのに、まだ読んでませんでした。。(^-^;)すっごく期待して読んだんだけど、意外と淡々とした作品です。病院モノなのでお涙頂戴なのかと思いきやそうでもないし、あくまで主人公の多忙さと取り巻く人間模様が描かれているという感じ。なので読みやすいといえば読みやすいかな?でも物語として起伏を求めてしまうと物足りないかもしれません。・・・といいながら、私は嫌いじゃないです。(笑)24時間365日対応の病院での過酷な勤務を強いられる医師を中心に、登場人物たちのそれぞれの人生観を上手く表現し、ゆっくりしみじみと考えさせられる内容です。ただ、私の読解不足のせいか?タイトルの「神様のカルテ」という言葉の意味が、読み終わった後でも漠然としか想像できません。続編を読むことによって、少しずつ理解できるようになるかな?ストーリーは・・・栗原一止は信州の小さな病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を三日取れないことも日常茶飯事だ。そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。
2011年01月26日
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結婚して初めての本紹介です春くらいから海外ドラマに嵌っているので、その分読書する時間が激減してます(^-^;)読みたい本を調べる時間もなく、今回はなんとなく手に取った作品が多いかな?タイトルにもした「ヘヴン」は読んでみたいと思ってた作品です。「ヘヴン」 /川上未映子この著者の作品を読むのは、『乳と卵』以来。第138回芥川賞受賞作だったにも関わらず、個人的には微妙だった記憶があります(^-^;)今回は読みにくい大阪弁でなく書かれていました。(笑)そういえば、川上未映子さん・・・。明日OPENのユニクロ心斎橋店のCMに大阪弁で出てますね~(^-^)wこちらの作品は、「いじめ」が題材。主人公(僕)が斜視だということが、いじめに繋がっています。身体的なものってどうしようもないと思うけど、昔と違って外見はある程度変えられる世の中になってるんですよね。。子供の世界観だと、なかなかそれに気付かず辛い日々を過ごすことになります。そんななか出会った友達?とのやりとり、いじめる側の気持ちなどが鮮烈に描かれています。作中には沢山の“ヘヴン”が散りばめられています。友達との時間だとか、いじめる側の百瀬が言った「地獄があるとしたらここだし、天国があるとしたらそれもここだよ。ここがすべてだ。」という言葉だとか、ラスト主人公が見た光景だとか。。途中もどかしい気持ちになることもあるけど、読んで良かったと思います。ただ、これを読む年齢層はどのくらいがいいんだろう?と疑問に思いました。学生目線のはずだけど、とっても大人な思考にも思えたので・・・。ストーリーは・・・「僕とコジマの友情は永遠に続くはずだった。もし彼らが僕たちを放っておいてくれたなら─」驚愕と衝撃、圧倒的感動。涙がとめどなく流れる─。善悪の根源を問う、著者初の長篇小説。「僕たちは歩かない」 /古川日出男26時間制の東京?面白いかも!と手に取った作品です。結果、よく分かりませんでした。というか、私には難しかった??(^-^;)しいてあげるなら、時間の大切さ。2時間多い世界でも結局は未来でしかないということ、過去の時間は多かろうか少なかろうが戻ることは出来ません。結局今を精一杯生きろ!というメッセージだと思います。2時間多い世界があったとしても、結局私なら無駄に過ごしてしまいそうです。(苦笑)時間は有意義に使いましょう!ストーリーは・・・僕たちは気がついた。「僕たちだけが、時間の“こちら側”に住んでいる!」。26時間制の東京で出逢い、同じ厨房で料理を作る僕たちは、クリスマスイブ、時間の秘密を知る画家を食事に招待した。画家はつぶやいた。「22時22分22秒、山手線で一周半、北北東に進むんだ。けして地面に足をつけてはならないよ。冥界に降りるまで、君たちは歩けない」。時間のはざまに消えた仲間を救うため、僕たちはいま時を超えて冥界へ旅立った。 ←リンクは文庫になってるけど、ハードカバーで読みました。「男の始末」 /藤堂志津子タイトルを見て、読んでみようと思った作品です。なぜこのタイトルに惹かれたのかは、私自身も分かりません。(笑)久しぶりに結末に驚かされました。でもあっけない感じも。。というのは、それまでのストーリー展開がゆるいゆるい。日常と過去の出来事を追って進んでいくだけで、ある意味退屈です。何か起こるだろうという期待感だけで読み進めました。50代の女性が主人公というのも、のめり込めなかった原因かな?ストーリーは・・・美衣子は、理髪店を一人で切り盛りしてきたしっかり者の母親と、はずみで家に入れてしまった内縁の夫、青野と三人で暮らしている。ある日、青野の甲斐性のなさに愛想をつかして別れ話を切り出すが、男はなかなか出て行こうとしない・・・。男運にめぐまれない女たちの、ひそやかな心の動きを、乾いた筆致で描く長篇小説。 ←リンクは文庫になってるけど、ハードカバーで読みました。「マリちゃん」 /三田完NHKの歌謡番組担当、退局後もTV番組制作会社で活躍していた著者が書いた芸能関連のストーリー。ちょっと気になったので読んでみることにしました。芸能界の裏を見てきた著者ならではの作品?そう信じ込んで良いものか分からないけど、そういう視点で読み進めました。アイドルって大変なんだなぁ~、本当にそうだったら怖いなぁ~とか思う場面も多々。。アイドル視点で考えると可愛そうなことばかりでした(≧▽≦)w昭和のアイドルでマリちゃんといえば天地真理?勝手にイメージを重ね合わせて読んでしまいました。ごめんなさい・・・(^-^;)ストーリーは・・・「わたし、歌手になってお金を稼ぎます。早く家を出られるように」時は70年代、音楽プロデューサー、芸能プロ社長、ドラマ演出家、芸能記者・・・。暗い眸をした少女は、男たちの手によってトップアイドルに祭り上げられる。しかし、“禁断の愛”をきっかけに、その人生はねじ曲がり、芸能界から忽然と姿を消す。残された男たちの胸に広がる茫漠たる想い。マリちゃんの「真実」はどこにあったのか─?成長し続ける東京の街、活力に満ちた芸能界、欲望と希望の狭間で揺れる男たちを活写した、感動長篇。「わたしの、好きな人」 /八束澄子12歳の少女が思いを寄せる相手として身近にいた人なのは納得いくけど、ちょっと精神的に大人すぎる気がしました。それは家庭環境のせいなのかな?ま。だから、すっごい年上の人を好きになったりするのかもだけど。。そんな恋心だけでなく、家族の描写もきっちりされていて感情移入できます。家族の在り方を問う作品も仕上がってると思います。12歳の少女の恋愛として読むには微妙だったけど、純粋に恋する気持ちとか、家事を頑張ってる様子とか、家族への思いとかには共感できました。少女が色んな経験を経て大人になって、好きだった人と再会する・・・。良い話です!ストーリーは・・・母が出奔し町工場を営む父と兄、そして工員の杉田と、男ばかりの家族の中で暮らす少女・さやか。12歳の彼女が心を寄せたのは、二まわりも年上の人だった・・・。肩車からながめた夕焼け空。夜の駐車場で見つめた月。わたしのそばには、いつもあなたがいてくれた―。これは、ホントの恋。う~ん。。久しぶりに読んだ本のレビュー書いたけど、時間かかっちゃいました。(苦笑)でも、読んだ本を改めて思い出すっていう作業・・・結構良いかもしれません(*^-^*)w
2010年09月30日
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最近忙しさのあまり、読書するペースが落ちてきています。時々読んだりしてるんだけど、感想をブログで紹介できるほど落ち着きのない毎日を過ごしています。そんな中、結構面白かった一冊をご紹介します「エスケープ」 /渡部健アンジャッシュの渡部健さんが書いた小説です。どんな小説を書くの?と興味津々だったけど、購入に至らなかった作品です。図書館で借りて読んでみました。感想を一言で言うと、面白い!芸人が書いた小説だからなのかもしれないけど??(苦笑)アンジャッシュのコントをよく見てる人にはわかり易いオチだったりするようですが、なかなかまとまっていて面白いです。空き巣は犯罪なので容認出来ないけど、平凡な暮らしがつまらないから空き巣という単純さが笑えました(*´艸`*)pupu今度は、インパルス・板倉俊之の『トリガー』も読んでみようかな?(笑)ストーリーは・・・シュウは会社の内定も決まり、かわいい彼女もいる大学四年生。春からは忙しく働き、数年後には彼女と結婚して子どもをもうける予定─。「でもなあ、そんな人生って・・・正直、楽しそうじゃないな」将来は約束されている。でも、その将来には何も刺激がない。ぜいたくな不満だと頭では理解している。けれど・・・。そんなある日、シュウは人生を変えるかも知れない雑誌記事を見つけてしまった。「プロが語る!空き巣手口のすべて!」その日からシュウの日常は一変。かつてない情熱で入念に計画を立て、人生で初の興奮を覚えながらの綿密な下見。すべては完璧で、安全だと思われた空き巣計画。が、しかし…忍び込んだ家の中にはなんと─。
2010年03月10日
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めずらしく文庫本を読みました文庫は、場所を選ばず読めるのがいいですね(*^-^*)v「あの歌がきこえる」 /重松清時代設定的に、私より年上の人が読むと懐かしさ倍増かもしれません。それでも青春っていいなぁ~と思わせる作品です。大人になっていく過程が丁寧に描かれていて、ジ~ンときましたぁ(≧▽≦)wと同時に、私自身がとっても幼い人間だったんだと思い知らされました。作中での「ガキが言うんは『文句』、オトナが言うんは『愚痴』、そこが大事なんよのう」というセリフ・・・、妙に納得してしまいました。(苦笑)ストーリーは・・・意地っ張りだけどマジメなシュウ、お調子者で優しいヤスオ、クールで苦労人のコウジは、中学からの友だち同士。コウジの母親が家出したときも、シュウがカノジョに振られたときも、互いの道を歩き始めた卒業の日にも、三人の胸にはいつも、同じメロディーが響いていた。サザン、RC、かぐや姫、ジョン・レノン・・・色あせない名曲たちに託し、カッコ悪くも懐かしい日々を描く青春小説。
2009年11月26日
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新しい職場も4日目となると、ちょっと慣れてきました??でも、今日は仕事を教えてくれる人が体調不良でお休み。出勤4日目にして1人で仕事をしないといけなくなって、いきなりの試練にビックリ。問題無く一日が終わって、ホッとしました(≧▽≦)w忙しい中?読書は続けています寝る前に読んでいるんだけど、お布団が気持ち良くってペースダウンしてます。(笑)最近読んだ2冊を紹介しま~す(*^-^*)/~「夜にはずっと深い夜を」 /鳥居みゆきどんな作品を書くんだろうと、興味本意で読むことにしました。うーん・・・。といった感じです(´Д`;)黒地に白文字や赤一面という本に趣向を凝らしています。文字数も少なめなので読みやすいけど、内容が面白くないです。独特な鳥居みゆきワールドを理解できないとイマイチだと思います。ストーリーは・・・過剰な愛情、コンプレックス、悲しみ、欲望・・・を抱えた女たち。壊れゆく女たちの孤独が日常をねじれた世界へと変えていく─。女たちの狂気の叫びが闇に響く、美しくも恐ろしい物語。カルト女芸人、鳥居みゆき戦慄の書き下ろし小説。 「喋々喃々」 /小川糸「食堂かたつむり」がとても良かったので、こちらも読むことにしました。前作同様、著者のほんわかした世界が堪能できます。アンティーク着物や普通の食卓、季節描写などはまさにそんな感じ。だけど。主人公の栞、恋人の春一郎の恋愛には、あまり共感出来ませんでした。「生きてるもん同士が出会えたってだけで、そりゃぁ奇跡なんじゃないのかい?」イッセイさんの言葉はとっても、心に残りました。ストーリーは・・・東京・谷中でアンティークきもの店を営む栞。ある日、店に父親とそっくりの声をした男性客が訪れ…。少しずつふくらむ恋心や家族との葛藤を、下町の季節やおいしいものの描写を交えながら丁寧に描く。待望の第2作。
2009年11月19日
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母が不思議そうな顔して「これ洋梨やんなぁ?」と言いながら、洋梨を見せてきました。まさしく洋梨!「そうやけど、なんで?」って聞いたら、ご近所さんが「珍しいりんごを沢山貰ったからお裾分け。」と言って持ってきたらしい?!(笑)さすがに「これ、洋梨ですよ!」とは言えなかったらしい。しかも沢山貰ったっていうのに、1個だけっていうのも笑えました(*´艸`*)pupu「テンペスト」 /池上永一読もうと思いつつ、かなりの長編なので手付かずでした。が、読み始めると面白い~!ここ2日間で、一気に読みきってしまいました(*^-^*)v「男装の麗人」に興味は無いけど、こういう大河ドラマ、結構好きです。歴史大作というよりは、波乱万丈で荒唐無稽な物語。もどかしい気持ちを感じながらも、感動して涙しました。と言いつつ、性描写で気に入らない部分が多少あったこと、脇を固める登場人物の想いをもう少し掘り下げて表現しても良かったのでは?と思うところもありますが沖縄には何度か行ったことがあり、首里城も訪れたことがあります。あの鮮やかな首里城が舞台になった琉球王朝、琉球独自の文化や誇りについて、深く考えさせられる一冊になりました。ストーリーは・・・誰よりも聡明な少女・真鶴は、女であるというだけで学問を修められないことを不公平に思っていた。跡継ぎと目されていた兄の失踪を機に、宦官・孫寧温と名乗り、性を偽って生きていくことを誓う。科試に合格した寧温は、王府の役人として、降りかかる難題を次々と解決し、最速の出世を遂げていく。そんな寧温を阻む、数々の敵。遂に謀反人として八重山に流刑にされた寧温は真鶴に戻り、九死に一生を得る。その類稀なる美貌と才覚を見初められ、自分の意思とは裏腹に王の側室として王宮へ返り咲くこととなる。平穏な生活はペリーの来航により風雲急を告げる。外交に長けた人物として、八重山にいる(と思われている)孫寧温に王府へ戻るよう王命が下る。昼間は宦官の役人、夜は側室と、真鶴は一人二役をこなさなければならなくなってしまう。薩摩と清国、2つの国の狭間で揺れる琉球に近代化の波が押し寄せる。
2009年11月13日
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以前、けいちゃんにオススメされた三崎亜記の「バスジャック」という本が面白かったので、同じ著者の長編にトライしてみました。「刻まれない明日」 /三崎亜記相変わらず奇想天外な展開。それでいて、今回はとってもジ~ンとくるお話でした。独特な三崎ワールドの中に、登場人物の心理描写が優しく描かれていました。深く印象的な作品です。忘れる、忘れない、忘れなければならない。。とても切ないけど、新しく一歩を踏み出すためにはどうすべきか?大切な人を失った人がもう一度歩き出す力は、また人が源になるということ。愛は一つじゃないし、パワーの源になるんだと訴えかけてきます。何かに迷っている人にオススメできる一冊です。長編『失われた町』と続く世界として、展開されているようです。こちらも読んでみようかな??ストーリーは・・・存在しないはずの図書館から借りられる本。ラジオ局に届く失われた人々からのはがき。響き渡る今はもう無い鐘の音。席を空けて待ち続けているレストラン。「開発保留地区」─それは十年前、3095人の人間が消え去った場所。街は今でも彼らがいるかのように日々を営んでいる。あの感動から3年─“失われた時”が息づく街を舞台に描く待望の長編。
2009年11月04日
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今夜は、久しぶりにみなみちゃんと会ってきました(*^-^*)vお互い色々と報告することがあって?サイゼリヤで4時間もお喋り。ドリンクバー5杯も飲みました!(笑)みなみちゃんから、お誕生日プレゼントを頂きましたかわいいシックなエコバッグ。使わない時はワンコになってますそして、今後みなみちゃんを「けいちゃん」と呼ぶことになりました。これがなかなか大変そう・・・。でも、頑張ります!!最近読み終えた本を紹介しますめっちゃ分厚くて、頑張って読みました。(苦笑)「出星前夜」 /飯嶋和一「島原の乱」が舞台となっています。あまり歴史的なものは読まないけど、なんとなく読みたくなり挑戦。かなりの長編に挫けるかと思ったけど、読み出すと止まらなくなりました。単なるキリシタンの反乱だと思い込んでいたけど、そうではないということを教えてくれます。時代背景が違っていても、平和に過ごすために必要なものやこと、色々考えさせられました。そして、現代の生活がいかに快適なものかということを再認識しました。ストーリーは・・・舞台は肥前長崎から島原へ。三代将軍・家光の時代、前作の愚昧な藩主らの苛政にあえぎ、民衆が最後の矜持(きょうじ)を守るため破滅への道をたどらざるを得なかった「島原の乱」の実相を活写する。 人物は、秀吉の朝鮮出兵の際に有馬晴信軍の一将として勇名を馳せた鬼塚監物(おにづかけんもつ)、そして乱勃発の際、若衆らを統べ藩主に叛旗をひるがえした青年・矢矩鍬之介(やのりしゅうのすけ)、折しも半島を襲った伝染病に立ち向かった医師・外崎恵舟(とのざきけいしゅう)、そして『黄金旅風』の主人公・長崎代官末次平左衛門(すえつぐへいざえもん)が登場する。 幕藩体制に抗う誇り高き海民・土豪らの絶望的な闘い。しかし、その中から一閃の光を放つように、後に名医として世に知られるようになる一人の若者が現れる。
2009年10月30日
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ここんとこ嵌っている『本屋大賞』受賞作品の一つを読みました「ボックス!」 /百田尚樹ボクシングの話ってどうかなぁ~と思いつつ読み始めました。作品中に出てくる地名や電車などが地元大阪で街のイメージがしやすいうえに、学生時代の部活動に対して、私自身が肯定的でもあるので、すぐに入り込めることが出来ました。なかなか面白い作品です。まさに青春小説!涙に繋がるスパイスが、至るところに散りばめられていました。この著者の『永遠の0』という作品も読んでみようかな(*^-^*)?ストーリーは・・・高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽という二人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。二人を見守る英語教師・耀子、立ちはだかるライバルたち・・・様々な経験を経て二人が掴み取ったものは!?『永遠の0』で全国の読者を感涙の渦に巻き込んだ百田尚樹が移ろいやすい少年たちの心の成長を感動的に描き出す傑作青春小説。
2009年09月29日
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えぎちゃんにまとめて借りていた伊坂幸太郎作品のうち2冊を読み終えましたどちらも映画化されている作品です。(観てないけど)今までに読んだことある「死神の精度」「終末のフール」「砂漠」とは、なんだかちょっと違うイメージを受けました。私はどちらかというと既読の3作品の方が好きです。「アヒルと鴨のコインロッカー」 /伊坂幸太郎2007年に、濱田岳主演で映画化された作品です。あ!瑛太も出てます。現在と過去が交互に描かれていて、読み進めるにしたがって全貌が明らかになっていく展開です。伏線がいくつも張ってあるので、それらが分かった時には感心させられます!ストーリーは・・・大学入学のために単身仙台に引っ越してきた19歳の椎名(濱田岳)はアパートに引っ越してきたその日、奇妙な隣人・河崎(瑛太)に出会う。彼は初対面だというのにいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はたった一冊の広辞苑。そして彼は2年前に起こった、彼の元カノの琴美(関めぐみ)とブータン人留学生と美人ペットショップ店長・麗子(大塚寧々)にまつわる出来事を語りだす。過去の物語と現在の物語が交錯する中、すべてが明らかになった時、椎名が見たおかしくて切ない真実とは・・・。 「重力ピエロ」 /伊坂幸太郎2009年に、加瀬亮主演で映画化された作品です。題材としては、あまり興味が沸かない内容でした。なのに、ストーリーに引き込まれます(≧▽≦)w間延び感は否めないけど、やっぱり伊坂幸太郎ってスゴイかも??ストーリーは・・・遺伝子研究をする兄・泉水と、自分がピカソの生まれ変わりだと思っている弟・春。そして、優しい父と美しい母。平穏に、そして陽気に過ごすこの家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった時、事件は始まる。謎の連続放火事件と、火事を予見するような謎の落書き(グラフィティアート)の出現。落書きと遺伝子暗号の奇妙なリンク。春を付け回す謎の美女と、突然街に帰ってきた男。すべての謎が解けたとき、24年前から今へと繋がる家族の“謎"が明らかになる・・・。
2009年09月25日
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今日は読書したりDVDを観たりして、ゆっくり過ごしていました。その中で、ここ数日で読んだ本を紹介します「魔女裁判」 / 前川洋一・八津弘幸今年5月スタートした裁判員制度がテーマのドラマのノベライズ本です。題名に惹かれてたのにドラマは観てません。結末は予想範囲内だったけど、途中の意表をつく感じは面白かったです。裁判を勝ち取るために、裁判員を脅迫するという怖いは話・・・実際にあっては許されないことだと思いつつも、有り得ないことも無いのかなぁ~とも思ったり。裁判員に選ばれてみたいなぁ~とも思ってたけど、ちょっと怖くなりました。ストーリーは・・・その事件は、郊外に建つ一軒の洋館で起こった。主の老資産家が、燃えさかる暖炉に頭から倒れ込んで死亡したのである。そして中庭では、窓から飛び出して落下した女が気を失っていた。うつ伏せに倒れた彼女は夕陽に照らされて、この世のものとは思えぬほど神々しかった。その姿は、まるでペンタグラムのように見えたという。古くから“魔術”のシンボルとされてきた五線星形のように・・・。裁判員制度を題材としたドラマ「魔女裁判」(フジテレビ系)をノベライズ。
2009年09月14日
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きゃぁぁ~(*´艸`*)♪今日新たに、2人の友達から妊娠報告の連絡がありましたっ!!お友達で、現在妊娠してる子が4人になります。妊娠フェスティバル~なんだか嬉しくなっちゃって、HAPPY気分満載皆、頑張って元気なベイビーちゃん産んでね♪・・・というわけで??最近読んだ本を2冊、ご紹介します「シンデレラ・ティース」 /坂木司以前読んだ「ホテルジューシー」とリンクしている作品と聞き、気になっていたので読むことにしました。 今回の主人公の性格とかは既に知っていた分、入りやすかったです。歯医者さんの独特の音や治療・・・。私も嫌いで、よっぽどでない限り、歯医者さんには行かない人なんですが、この作品を読むと少し認識が変わるかも??そう思えるくらい、作品中に出てくるクリニックのスタッフ達が良い人ばかりです。また、仕事に対する姿勢についても考えさせられます。初心忘るべからず!!ストーリーは・・・大学二年の夏、サキは母親の計略に引っかかり、大っ嫌いな歯医者で受付のアルバイトをすることになってしまう。個性豊かで、患者に対し優しく接するクリニックのスタッフに次第にとけ込んでいくサキだったが、クリニックに持ち込まれるのは、虫歯だけではなく、患者さんの心に隠された大事な秘密もあって・・・。サキの忘れられない夏が始まった。「母ひとり、娘ひとり」 /大沢あかねあの明るい雰囲気からは、想像できない半生だったんだなぁ~と感慨深く思いました。この本を読むまでは、おじいちゃんが大沢親分だったというので、苦労せずに育ったから無邪気なんだなぁ~と思ってたくらいです。性格の良さっていうのかな?そういうのがすごく伝わってくる内容で、更に好感度UPしました。ストーリーは・・・苦労したとは言いたくないけど、お母さんと私の人生はぬるくなかった。母娘ふたりで生きるのは、なんだかんだと大変だった・・・。笑いと涙の半生を素直に綴った、心温まる永遠のドタバタ愛情物語。笑いと涙の半生を素直に綴った、親子愛あふれる永遠の物語。1 ナニワの愛情に包まれて/2 芸能界へ夢飛行/3 カリスマモデル/4 美しき東京物語/4と1/2 最後のチャンス/5 そして、これからも
2009年08月29日
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今日は特別何も無い一日でした。読み出した本に意外とのめりこんで、ぶっ通しで読みきったくらい?(笑)「告白」 /湊かなえ29回小説推理新人賞受賞作。「いちばん売りたい本」を書店員が投票で決める『本屋大賞』にも選ばれています。2009年の大賞に選ばれたのが、この作品です。驚くことに、この著者のデビュー作!!最初の数ページは、文章が詰まりすぎて読みにくい印象を受けました。読み進めていくうちに、セリフ部分に当たるものだからこういう書き方なのかなぁ??と思うようにしましたが。。登場人物個々の視点で章分けされています。一つの告白から、次々と分かる真実にのめりこみました。読んでいて苦しくなる場面もありましたが、とても面白かったと思います。ストーリーは・・・愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。第29回小説推理新人賞受賞。
2009年08月20日
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最近、またPCの調子が悪いです。そろそろどうにか考えていかないといけないかも??インターネットと写真の整理が出来て、プリンタに繋げればいいんだけどなぁ。モバイル系の小さいのって、そういうの出来るのかな??今日は昼からPCの調子が良かったので、必要なデータを整理してました。いつ、ご臨終になるかもしれないしね(^-^;)「あれから」 /矢口敦子「償い」がベストセラーになった著者です。こちらは訳あってまだ読んでません。。この作品は、痴漢を取り巻く出来事により人生が左右された人々の話が描かれています。現在と過去が交互に書かれていて、分かりやすくまとまった作品になっています。冤罪だったという意味では最終的にハッピーエンドだったのかもしれないけど、個々の登場人物が過去に良かれと思ってしたことが悪い方へ悪い方へ展開され、それぞれの人生に関わってくるという、ある意味考えさせられる話でした。自分や知人に不利な証言は基本したくないと思うのは自然なことかもしれないけど、それによって事実が曲げられていく怖さをよく表現されていると思います。ストーリーは・・・高校1年の千幸と中学3年の夕美姉妹は、ある朝、父が電車内で痴漢をし、咎めた男性を線路に転落死させたと知らされる。二人は偶然出会った大学生たちの力を借り、父の汚名を晴らそうとするが・・・。10年後、看護師として一人働く千幸の前に、忌まわしい過去を彷彿させる女性が現れる。そして、哀しくも驚くべき真実が明らかになる。
2009年08月17日
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みなみちゃんに借りたコミックを読みました「エイキエイキのぶっちゃけ隊!!」 /影木栄貴特番でDAIGOのお姉さんを見たことがあるけど、漫画家とは知りませんでした。私、あまり芸能界なニュースに興味無い方みたいです(^-^;)??内容は、DAIGO姉弟に興味無ければ、なんとも思わない内容かも。コミックエッセイということだけど、あまり笑える部分は無く、むしろ竹下元総理が亡くなるシーンでは泣いてしまったくらいです。DAIGOがどれだけ良い人なのかっていうことは分かりました。(笑)あの喋り方はどうも好きになれないけど、人間としては好印象です。竹下元総理がどれだけ変人だったのかということも分かります!総理になるほどではないけど、私のおじいちゃんも政治家だったので、選挙運動の大変さとかそういうのには共感できました。DAIGOファンやアニオタ、芸能好きの方には、お勧めのコミックです。ストーリーは・・・人気漫画家・影木栄貴。知る人ぞ知る事実は、竹下登元総理大臣の孫娘。そして、今やみんな知ってるDAIGOのお姉さん!!みずからその華麗なる(!?)一族の裏側を語ったコミック・エッセイ集!!
2009年08月07日
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最近、肌あれに悩むエルです。。(≧▽≦)w食生活?それとも規則正しい生活ができて無いから??う~ん。。以前飲んでたチョコラBBプラスを飲み始めました。ほとんど残ってなかったので、今日はハイチオールBを購入。なかなか食品だけでは取りにくいビタミンB。本意ではないけど、錠剤で補って様子をみたいと思います。「短劇」 /坂木司短編集というより、超短編集って感じです。ベリーショート?(笑)この1冊に26作品も収録されています。前回読んだ「ホテルジューシー」とは、全く異なる作品です。初めの方の作品は爽やかな感じだけど、段々ブラックなものが多くなってきます。奇妙な不思議な話。ちょっと不気味??でもある意味、正当な感じもするし??個人的には楽しんで読めました。 ストーリーは・・・たとえば、憂鬱な満員電車の中で。あるいは、道ばたの立て看板の裏側で。はたまた、空き地に掘られた穴ぼこの底で。聞こえませんか。何かがあなたに、話しかけていますよ。坂木司、はじめての奇想短編集。少しビターですが、お口にあいますでしょうか。カフェラテのない日/目撃者/雨やどり/幸福な密室/MM/迷子/ケーキ登場/ほどけないにもほどかある/最後/しつこい油/最後の別れ/恐いのは/変わった趣味/穴を掘る/最先端/肉を拾う/ゴミ掃除/物件案内/壁/試写会/ビル業務/並列歩行/カミサマ/秘祭/眠り姫
2009年08月04日
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地味~に、読書は続けています(*^-^*)v今回は、お友達に借りて読んだ本を2冊紹介します「日本人の知らない日本語」 /蛇蔵・海野凪子いくちゃんお勧めのこの作品。帯を読むだけで笑ってしまいます。コミックエッセイになっているので、読書が苦手な人にも大丈夫!!内容は、納得と爆笑の連続です(*´艸`*)pupu母国語を正しく使える日本人にならないと!!と改めて思いました。あまりに人気本のようで、8月上旬に重版らしいです。感心した内容をひとつご紹介します。「鳩」「蚊」「鴉」「猫」上記の漢字に、音が入っているという共通点があります。しかも、その漢字が表す生物の鳴き声。ある意味覚えやすいですよね?? 「鳩」=「九」クー 「蚊」=「文」ブンブン 「鴉」=「牙」ガー 「猫」=「苗」ミョウストーリーは・・・日本語学校に集まるマジメな外国人生徒たち。そんな彼らの、外国人ならではの日本語の使い方やギモンの数々は、私たち日本人も知らなかった日本語の一面を教えてくれる。日本語のヒミツを知ることができる1冊。日本語学校の先生と外国人学生がくりひろげる笑える日本語バトル。 第1章 外国人の素朴な疑問は超難問/第2章 そんな日本語使いません/第3章 間違いな敬語/第4章 トコロかわれば/第5章 知られざる仮名の過去/第6章 世界の漢字/第7章 そうだったんだ!日本語/第8章 日本のルール/第9章 日本語学校にて/第10章 日本いいクニ「トワイライト2」 /ステファニー・メイヤー「トワイライト」シリーズのパート1に続き、みなみちゃんに借りました。映画でもまだ観て無いストーリーなので、興味しんしん!あっという間に読みきってしまいました。恋愛モノは、コメディー以外あまり好んで手に取らないけど、これは非現実なモンスターが出てくる内容なので、結構のめりこんでます。ありえないけど、自分がベラだったらどうするかなー??とか。(笑)これから、どうなるんだろー??早く続きが読みたいな。ストーリーは・・・「ぼくはきみにふさわしくない。きみは人間で、ぼくはヴァンパイアだ・・・」ベラが恋に落ちた相手は、100年近くも孤独な魂を抱えて生きてきた吸血鬼だった。人間を愛してしまい苦悩する吸血鬼エドワードと、愛のために自分も吸血鬼になることを決意するベラ。たがいの気持ちを確かめ合ったのもつかの間、突然エドワードが冷たい別れの言葉を残して姿を消した。ひとり残されたベラを支えるジェイコブからも驚くべき秘密が明かされ・・・。「いつだってぼくらは、そうして運命に翻弄されるんだな」エドワードが姿を消し、抜け殻となってしまったベラを温かい優しさで包んだのは狼の伝説を受け継ぐジェイコブだった。彼のひたむきな愛にベラの心は揺れる。一方エドワードは、ある決意をしてヴァンパイアの“王族”であるヴォルトゥーリが暮らすイタリアへ向かっていた。それを知ったベラは命がけで追いかけるが・・・。人間と吸血鬼の愛をつらぬこうとする二人に、究極の選択がつきつけられる。全世界の女性を熱狂させた、ヴァンパイア・ロマンスの決定版。
2009年07月30日
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今日は朝から天気が悪かったので、出掛けずに読書してました(^-^)/~読みたい本が溜まってきてるので、時間あるときに読み進めていかないとね?!「バスジャック」 /三崎亜記こちらも、みなみちゃんオススメの本♪著者のことも作風も何も知らないまま読みました。感想は・・・スゴイ!そして面白い!7話の短編集なんだけど、どの話も被らないバラエティに富んだ作品ばかり。とっても短い短編だったり、中編だったり、ストーリー以外でもバラバラ感あります。「二階扉をつけてください」で軽い寒気がし、「しあわせな光」で優しい気分、「二人の記憶」で疑問に思い、「バスジャック」はフ~ンってな感じ。「雨降る夜に」で更に本を好きになり、「動物園」で心が温まって、「送りの夏」で切なくなりました。一言ずつで表したけど、全てのストーリーに個性があります。それでいて、シュールなスパイスが効いてる! 四字熟語で表すと、奇想天外?!この著者の別作品も読んでみようと思います(*^▽^*)wストーリーは・・・驚愕のベストセラー『となり町戦争』の新鋭作家最新作。奇想炸裂の快作から、胸を打つラブストーリーまで。日常を揺るがす驚きと感動の全7編。二階扉をつけてください/しあわせな光/二人の記憶/バスジャック/雨降る夜に/動物園/送りの夏
2009年07月10日
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最近サボリ気味だった?読書本の紹介です(^-^)wみなみちゃんに沢山オススメ本を聞いていて、その中から順に読み進めています。今回はこちらの2冊舞台が北海道と沖縄って極端過ぎかも??(笑)「うたう警官」 /佐々木譲真面目な警察小説です。北海道警察の腐敗した内容が描かれています。実際にどうかなのかは分からないけど、本当にこうだったら怖い!と思わせる内容です(≧▽≦)wよくある?2時間ドラマとかでありそうな内容とも言えないけど、途中のストーリー展開の早さは読んでいてのめりこんでしまいます。道警シリーズの1作目。シリーズとしては3作品あるようです。ストーリーは・・・札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。大通署の刑事たちはただちに現場に向かい、調査が始まった。遺体の女性は北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査と判明。容疑者となった交際相手は、同じ本部に所属する津久井巡査部長だった。やがて津久井に対する射殺命令がでてしまう。調査から外された所轄署の佐伯警部補は、かつて、おとり捜査で組んだことのある津久井の潔白を証明するために有志たちとともに、裏の調査を始めたのだったが・・・。「ホテルジューシー」 /坂木司舞台は沖縄。しかも若い頃誰もが憧れた?リゾートバイト先での物語です。もうすっかり大人になった私には、主人公浩美の頭の固さが気になるところもありましたが、全般的に真面目な彼女には好印象を持って読み進めることが出来ました。その他の登場人物も個性溢れる面々で、読んでてほんわか気分に♪ところどころ出てくる沖縄フードやリゾート感に、旅行欲がフツフツ沸いてきて、気分はすっかり・・・(*´艸`*)♪ あー。沖縄行きたい!!(笑)そうそう。この作品中に出てくる主人公浩美の親友咲子の物語も、別作品『シンデレラ・ティース』で描かれているそうです。内容がリンクしてるらしいので、読んでみようっと!ストーリーは・・・大家族の長女に生まれた柿生浩美=ヒロちゃんは、直情で有能な働きモノ。だがこの夏のバイト先、ホテルジューシーはいつもと相当勝手が違う。昼夜二重人格の“オーナー代理”はじめあやしげな同僚達や、ワケありのお客さんたちに翻弄される日々。怒りつつもけなげに奮闘するヒロちゃんにさらなる災難が・・・。注目の覆面作家がおくる、ひと夏の青春&ミステリ。
2009年07月08日
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読まないといけない本が溜まってきています(≧▽≦)w私の場合・・・友人や図書館で借りることが多いので返却日が気になります。本に限らずDVDも溜まってきているので、ちょっと焦り気味「木曜組曲」 /恩田陸作品によって印象が全然違う著者だなぁーという話から、みなみちゃんに薦めてもらった一冊です。読み始めはそうでもなかったけど、ラストで真相が二点三点して面白かったです。良い意味で期待を裏切られました(*^-^*)vストーリーは・・・耽美派女流作家の巨匠、重松時子が薬物死を遂げてから、すでに四年。彼女と縁の深い女たちが、今年もうぐいす館に集まり、時子を偲ぶ宴が催された。なごやかなはずの五人の会話は、謎のメッセージをきっかけにいつしか告発と告白の嵐に飲み込まれ、うぐいす館の夜は疑心暗鬼のまま、更けてゆく。やがて明らかになる、時子の死の真相とは?期待の新鋭、待望の長篇ミステリー。 「ステップ」 /重松清好きな著者の一人です(*´艸`*)♪「家族」と「死」をテーマに書かれてる作品が多いけど、どれも辛気臭く無くむしろ温かい気持ちにさせられます。この作品もとっても、ジーンときますよ!子育てのバイブルとしても参考になるかも??タイトルや表紙のように、軽くさわやかに読み進められるストーリーなので、良かったら読んでみて下さいね。温かく優しい気持ちになれる一冊です。オススメ★ストーリーは・・・結婚三年目、妻が逝った。のこされた僕らの、新しい生活─泣いて笑って、少しずつ前へ。一緒に成長する「パパと娘」を、季節のうつろいとともに描きます。美紀は、どんどん大きくなる。
2009年06月23日
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予想通り、筋肉痛全開のエルです。。(≧▽≦)wちょっと情けないかも~ダイエット以前に、健康的な身体を作ることを考えないと??それから。今夜の「音楽寅さん」で先日のライブの模様を放送してました。(その時の日記は、コチラ!)改めて良いライブに行ったなぁ~と、しみじみ感じました(*´艸`*)♪そして、最近読んだ本2冊を紹介しますいろんな意味で読んで良かったと思った作品です(*^-^*)w「この本が、世界に存在することに」 /角田光代まさに“本をめぐる物語”が描かれた9つの短編集です。著者の本に対する愛情が、注ぎ込まれた作品だと思います。一冊一冊に「この本が、世界に存在することに」の意味を感じ、感謝して読み続けてきたという思いがあふれた内容だと思いました。私は単なる乱読者に過ぎないなぁーと、改めて思いました。読書は好きで夢中になって読むけど、気に入った作品を何度も読み返すというようなことはしないし、逆にそんな時間があれば違う本をどんどん読んでいきたいと思ってしまいます。きっと、面白くない!!と思った本も、時が経てば何かを感じられるものになるかもしれないなぁーと、「本を読む」という行為を今一度考えさせられました。ストーリーは・・・あいかわらず、いろんなことがある。かなしいこともうれしいことも。もうだめだ、と思うようなつらいことも。そんなとききまって、私はおばあちゃんの言葉を思い出す。できごとより考えのほうがこわい。それで、できるだけ考えないようにする。目先のことをひとつずつ片づけていくようにする。そうすると、いつのまにかできごとは終わり、去って、記憶の底に沈殿している(「さがしもの」)より。旅する本/だれか/手紙/彼と私の本棚/不幸の種/引き出しの奥/ミツザワ書店/さがしもの/初バレンタイン「釈ビューティ!」 /釈由美子キレイだとか、カワイイ女性に目の無い私・・・(*´艸`*)♪やっぱり、これも読んでおかないと?!いつも思うけど、やっぱりキレイな人には秘密があるんですね。努力、努力、努力。。ストイックな真似は出来ないけど、自分の怠慢さはよく分かりました(^-^;)ストーリーは・・・24時間、365日手抜きなし!釈由美子のストイックな美容スタイル。ここにたどり着くまで悩み苦しんだ胸の内を初めて語るエッセイも収録。1 釈式ワークアウト/2 バス&ボディケア/釈’s Beauty Spot/3 フェイシャルケア/4 野菜食/5 釈ビューティ!の素
2009年06月15日
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就寝前の読書は習慣になっているけど、ここ数日読み始めるとスグに寝てしまっています。特に疲れることもしてないんだけどなぁ~(^-^;)??そんな感じで今回は、ちょっと読むのに時間がかかってしまいました。「きのうの世界」 /恩田陸謎の死が気になって、ラストはどうなるんだろう??とワクワクして読んだものの、ラストこれ??って思わされる残念な結果に。。長編だっただけに、ラストの脱力感は相当なもんです?!(´Д`;)やっぱり、この著者は作品によって印象が全然違いますね。ストーリーは・・・塔と水路がある町のはずれ、「水無月橋」で見つかった死体。一年前に失踪したはずの男は、なぜここで殺されたのか?誰も予想できない結末が待っている!!恩田陸が紡ぐ、静かで驚きに満ちた世界。今夜、ミカンちゃんと甲斐ちゃんがRYOに行くらしく、良かったら一緒にってお誘い頂いたんだけど、残念ながら断念しました。お昼過ぎくらいから、原因不明の胃痛に悩まされてるの(≧▽≦)wさっきお薬飲んだので、早く効いてくれるといいなぁ。。
2009年06月11日
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昨夜、信じられない出来事が起こりましたキッチンで滑って転んでしまったのーっ!!それも受け身態勢も出来ないくらい、ツルンっと。。(´Д`;)で。どうにか少しでも衝撃を和らげようと、滑った瞬間に左腕に力を入れてテーブルの上に伸ばしました。そこにあった水切りに思いっきりぶつけてしまい、ガッシャーンと大きな音。食器類が割れたのかと、立ち上がって恐る恐る見ると・・・食器ではなく、小さいまな板が真っ二つに。。我が目を疑いました。ありえな~いっ(≧▽≦)w・・・でもありえました。こんな感じ↓↓それでも、ケガ一つ無い私。。不死身です?!(苦笑)そして。昨日も本を紹介したところですが、また一冊読んでしまいました。ちょこっと読むつもりが、面白くて一気読み?!(笑)「食堂かたつむり」 /小川糸こういう作品好きです。かもめ食堂に通ずるものがある??って、「食堂」繋がりなだけ?(笑)でも、「食べること」をテーマにして、色んな人間と関わってくとことか、そこに色んなドラマがあるという点で共通していると思います。ラストでは、とってもジーンときて、涙しちゃいます。家族愛や食べるということを強く教えてくれる作品です。最近読んだ本では、一番好きかも。。(*´艸`*)ストーリーは・・・料理の神様、お願いします--衝撃的な失恋のあと、倫子は故郷に戻り実家の離れで食堂を始める。ある噂とともに店は評判になるが。失ったもの:恋、家財道具一式、声残ったもの:ぬか床 ふるさとに戻り、メニューのない食堂をはじめた倫子。 お客は一日一組だけ。 そこでの出会いが、徐々にすべてを変えていく。
2009年06月02日
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ちょっとずつ読書熱が再燃してきました。(笑)今回はたまたまですが、著者が芸能人のものばかり。まったくジャンルの違う本だけど、いろんな意味で影響を受けそうです(*´艸`*)♪「モデル失格」 /押切もえ30歳で半生を語るってどうなんだろう??と思いつつも手に取りました。個性的なもえちゃんも好きだったりするし(*´艸`*)??読んだらモデル体型になれる?という淡い期待とは裏腹に、自伝的・心理的な内容がメインになっていました。そんな中でも、「美」に通ずるキーワード?があったので紹介します。 押切もえをつくる8の要素 「言葉」「酸素と水」「フルーツ」「表情」「眠り」 「冷やさない」「旅先でもキレイ」「脱ダイエット」ストーリーは・・・女性ファッション誌『AneCan』のトップモデル・押切もえ。現在、雑誌のみならずテレビ番組やCMなど活躍の場を広げている彼女ですが、そこに至るまでには、実はたくさんの挫折や苦労がありました。モデルとしてのコンプレックス、不遇の時代、絶頂期の事故・・・決して順風満帆とは言えない半生を振り返りつつ、どんなときも努力をおこたらない、あきらめない姿勢の秘密=「HAPPYの見つけ方」に迫ります。「“生きる姿勢”ひとつで、人は誰でも幸せになれる!」渾身のメッセージを込めた、押切もえ初の書き下ろしです。「貴流心氣体」 /貴乃花光司体重を半分にまで絞った親方。TVで見る限り健康的には見えない痩せ方だと思ってたけど、すごく健康的に減量されたようです。単なるダイエット本??と思ったけど、ストレッチに四股を取り入れてたり?力士ならではの視点で書かれていて面白かったです。ストーリーは・・・2年で80キロの減量!しかも美しい痩身!成功の秘密は相撲の心と技にあった。「石田ゆり子京の手習いはじめ」 /石田ゆり子Graziaの好評連載が1冊になったものだそうです。石田ゆり子本人の艶やかな着物姿の写真もUPされていて素敵♪彼女独特のふんわりしたエッセイも楽しめます。京都の伝統工芸や食材等に沢山触れていて、京都だけに留まらず日本という国の良さを再認識する機会を与えてくれます。読んで、見て、気持ちがホッコリする一冊だと思います。ストーリーは・・・女優・石田ゆり子さん書き下ろしの京都案内。京都には日用品から工芸品、また食文化、芸能までさまざまな分野で、地道に伝統を守る方々が生きています。普通の観光ではなかなかふれることのできない、そんなディープな京都を、女優の石田ゆり子さんが一年間にわたって体験した様子を紹介します。4時間正座の茶事体験、祗園のお茶屋で拭き掃除・・・足がしびれた率は、ほぼ100%。毎日、体当たりの珍道中。
2009年06月01日
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久しぶりに、恋愛小説を読みました。普段はあまり読まないジャンル・・・。ある意味、新鮮な気持ちで読むことが出来ました(*^-^*)w20代の頃にもっともっと恋愛しとけば良かったと思っちゃった。(笑)「くまちゃん」 /角田光代報われない恋愛の連鎖で成り立っている連作短篇集です。色んな片思いや恋愛があると、妙に再認識しちゃいました。「10人いれば10通りの恋があり、10通りの失恋がある。それが恋なのだ。」全てべてふられる話だけど、どの話もさっぱりとしているので読みやすかったです。ストーリーは・・・四回ふられても、私はまた、恋をした。五回ふられたって、また恋をするのだろう。なんてことだろう。あんなに手痛い思いをしたというのに――。ある恋が、人生をがらりと変えることもある。こっぴどくふられても、どんなに散々な目に遭っても、いつか立ち直って、仕事に、恋に、真っ直ぐに生きるあなたのための傑作恋愛小説。くまちゃん/アイドル/勝負恋愛/こうもり/浮き草/光の子/乙女相談室
2009年05月26日
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約10ヶ月ぶりに、「ペギー・スー」シリーズ第9弾&第10弾を読みました。どんどんストーリーのスケールが大きくなってきています。(笑)ペギーの隠された秘密も分かりますよん(*^-^*)wこのシリーズいつまで続くのかな??「ペギー・スー 光の罠と明かされた秘密」 /セルジュ・ブリュソロストーリーは・・・恐怖のスーパーヒーロー学校を命からがら逃げ出したペギーと仲間たち。不死身のゼブの体でできた宇宙カプセルで、宇宙空間を浮遊したあげく、地球へと戻るつもりが・・・たどり着いたのは見知らぬ惑星。真冬のような水晶だらけの廃墟の街で凍え死ぬかと思ったら、巨大な灯台から魔法の光が発されて、あらゆるものが驚異的に成長してしまう。奇妙で恐ろしいこの街で生き延びるため、灯台の秘密を探ろうとするペギーたち。しかしその旅はやっぱり危険極まりない冒険に!意地悪な魔法使いたち、火の鳥や鉤爪の巨大怪物、さらに想像を超えた新生物が登場!?そして予想外の深い秘密が、ペギーを待ち受けていた―。急展開に驚きが止まらない、第9弾へ突入。 「ペギー・スー 魔法の星の嫌われ王女」 /セルジュ・ブリュソロストーリーは・・・ふてぶてしくて強気な、私は王女!?はるばる故郷の星で待ち受けていたのは過酷な王女修業と、王国の恐ろしい秘密─。行く道はますます危険に、どんどん奇怪に。あらたな出逢いと冒険がいっぱいの第10弾。
2009年05月17日
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来週、一つ面接にこぎ着けました。ちゃんとした就活ではなく繋ぎ的なものです。とはいえ、ここ決まるとちょっと面白いかも??(*´艸`*)pupu最近読んだ本のご紹介です「ワタシは最高にツイている」 /小林聡美好きな女優さんの1人です。CMとかキュートで見てて笑顔になっちゃいます。題名に惹かれて、久しぶりにエッセイを読みました。なんかポジ思考だったり、単純に面白いのって、読んでても気持ち良い♪ストーリーは・・・ささやかな出来事が、簡単にシアワセにしてくれる。どうにも笑えて、味わい深い。3年間に書きためた、待望のエッセイ集。大殺界のセコいのりきり方/入魂のマユゲ/飼育係の苦悩/とびの休日/ワタシの電脳生活/巨乳、巨乳と言うなかれ/忍耐の『中国物語』/さらば親知らず/スバラシき地味犬/ワタシの懺悔 他「ブラザー・サン シスター・ムーン」 /恩田陸作品の謳い文句を鵜呑みにし、『夜のピクニック』っぽい青春小説かと思っていましたが、実際読んでみてるとちょっと違う。著者自身の大学時代なのかなと思わせる内容です。また、恩田陸の作風ってこんなんだっけ?とも思いました。短いのですぐ読めるけど、消化不良に感じるかもしれません。。(^-^;)ストーリーは・・・ねえ、覚えてる?空から蛇が落ちてきたあの夏の日のことを―本と映画と音楽・・・それさえあれば幸せだった奇蹟のような時間。青春小説の新たなスタンダードナンバー誕生。
2009年05月07日
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最近読んだ本のご紹介です「サンタ・エクスプレス」 /重松清季節風シリーズの「冬」です。以前「春」を読んで、今度は「夏」を読んでみようかなと思っていたけど「冬」にしちゃいました。季節感ゼロ??(笑)なんだか温かい気持ちになれる一冊です(*´艸`*)♪ストーリーは・・・鈴の音ひびく冬が、いとおしい人の温もりを伝えてくれる。ものがたりの歳時記―「冬」の巻、12編。あっつあつの、ほっくほく/コーヒーもう一杯/冬の散歩道/サンタ・エクスプレス/ネコはコタツで/ごまめ/火の用心/その年の初雪/一陽来復/じゅんちゃんの北斗七星/バレンタイン・デビュー/サクラ、イツカ、サク夕方からは、広島土産を貰うため?ミッチーと会いました。(笑)以前タンシチューが食べたいと言っていたので、地元でオススメの洋食屋さんに案内したんだけど、予約席でイッパイで入れませんでした。次にオススメのとんかつ屋さんは休みだったし、なんだかタイミング悪い~~(≧▽≦)w結局、KIKANTAROで、地頭鶏を食べました久しぶりに見た五月山の夜景はキレイでしためっちゃ有名だからかスゴイ人が多くてビックリ★でも、知らない人達と共有する景色も良いもんですね(*^-^*)w
2009年04月30日
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今日は、愛妹みえりんのお誕生日日付が変わると共にお祝いメール送信しました。素敵な一日になったかな?私はめずらしく?何の予定も無い一日でした。就活関連の電話があったり、ちょこっと外出したりしたけど、久しぶりにゆっくり音楽聴いたり、最近読み始めた本を読みきりました。「訣別の森」/ 末浦広海この著者の作品を読むのは初めて。ストーリーの展開や人物設定にちょっと(いや、かなり?)無理があるかなぁーと思ったけど、最終的には楽しめました。北海道の広大さ、社会性や環境問題の一部に重点を置いていてスケールの大きさを感じさせながらも、闇社会と通ずる等??な展開もあり・・・。きっと読み手によっては、二分すると思います。単純に先を読みたくなる展開を楽しむという感じで読むことをおすすめします。ミステリーだけど、いろんな意味で愛に溢れた作品だとも思いました。ストーリーは・・・ドクターヘリの機長・槇村は、墜落した取材ヘリを救出。怪我人は、自衛隊時代にかつて愛した部下・一恵だった。その夜、一恵は入院先から姿を消した―。課せられた「使命」と「魂の絆」の狭間で、男たちが咆哮する!第54回江戸川乱歩賞受賞作。
2009年04月28日
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またまた、最近読んだ本のご紹介~就寝前に読むのが日課だけど、最近は早朝に読んでることが多いです。なんか夜は日付が変わると眠くなって、スグ寝ちゃうの(≧▽≦)w本を持ったまま朝になってることが多々あります。。「東京島」/ 桐野夏生この著者の作品を読むのは、今回で2つめ。前回読んだ「魂萌え」とは全く雰囲気の違う内容でした。年配?女性が主人公という点では同じ??(苦笑)食欲・性欲をいかに満たすか、生きるためには手段を選ばない行動・・・ヘビやトカゲを食べたり、女性が1人とはいえ自分の母親世代の女性を性の対象としたり等。平凡な生活を送ってる私には理解不能なことが多かったです(´Д`;)それでも、女性の強さと怖さに納得させられました。ストーリーは・・・32人が流れ着いた太平洋の涯の島に、女は清子ひとりだけ。いつまで待っても、助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。果たして、ここは地獄か、楽園か?いつか脱出できるのか―。食欲と性欲と感情を剥き出しに、生にすがりつく人間たちの極限状態を容赦なく描き、読者の手を止めさせない傑作長篇誕生。
2009年04月21日
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先週、たまたま立ち寄った本屋さんで手にとった作品です。ディズニーランドのお話だというので、思わず買っちゃったぁ(*´艸`*)題名はもちろん、ランキング1位でもあったし?(笑)「最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話」/ 中村克涙が止まりませんでしたぁ(≧▽≦)wゲストの悲しいドラマにキャストの優しさが加わって、涙無しでは読めません。ディズニーリゾートのゲストに対する接し方や臨機応変な対応等は、本当に立派だと思います。自分の人に対する接し方を考えさせられます。ディズニーストアで学生時代にアルバイトしてたけど、徹底的な研修を受けました。親会社であるオリエンタルランドになるともっと徹底されてるんだろうなぁ。残念なことに、盗用疑惑が浮上していますねぇ。。(´Д`;)なんでも、読売新聞に掲載された「小さな親切はがきキャンペーン」の入賞作品がほぼそのまま収録されているとか、掲載されている複数のエピソードが、過去にインターネットの掲示板に投稿された文章と酷似しているらしい。確かに聞いたことあるような内容のものもありますが、そういうことを気にせず単純に読んで欲しいなぁ。1時間あれば読破出来るくらい読みやすいし、オススメです!そして、ディズニーリゾートに遊びに行きましょ♪ストーリーは・・・東京ディズニーランドのキャストだけが知っている涙が止まらない物語。明日からの人生を変える1冊。東京ディズニーランドの開業に携わり、当パークのスーパーバイザーを約15年間つとめた著者が、キャストたちへ丁寧に語り伝えていた「ディズニーランドの心温まる出来事」。
2009年04月19日
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みなみちゃんと一緒に観た映画の原作を読みました実は映画行く前には借りていたんだけど、あえて映画鑑賞した後に読もうと決めていたの。だって、大概・・・原作の方が面白いんだもーん(≧▽≦)w映画での人物設定が、原作とはちょっと違うかも??と言っていたみなみちゃんの意見に納得~!なんか違う。。原作の方がキレイ感があるかも?ストーリー自体は、結構忠実でした。本を読み進めていくと映画の複習をしてるみたいだったし?(苦笑)吸血鬼ラブ・ストーリーという全く普段読まないジャンルだけど、なかなか面白いです。今回のは「トワイライト」シリーズのパート1になるんだけど、続きが気になります。みなみちゃん、続編も貸してねー(^-^@)/~映画もちゃんと続編公開あるのかなぁ??ストーリーは・・・高校生のベラは、母親の再婚でワシントン州の小さな町フォークスで父親と暮らす事になる。そこでベラは謎めいた美青年エドワードと出会う。やがて二人は恋に落ちるが、実はエドワードにはある秘密があった―彼は不死のヴァンパイアで、1918年から年をとっていないのだ! だがエドワードには牙がなく、人間の血は飲まない。動物の血が唯一の栄養源なのだ。そしてエドワードにとってベラは、90年間待ち続けた運命の相手だった・・・。
2009年04月16日
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今日は、最終出勤日でした。こんな日に限って残業・・・(´Д`;)皮肉にも、この会社でいて一番遅くまでいたかも?最近忙しく?読書ペースが遅くなっています。そんな中、初めて松本清張作品を読みました。「黒革の手帖」 /松本清張以前、米倉涼子主演でドラマ化されていた作品です。ドラマは観たり観なかったりだったんだけど、それとなくあらすじは知っていました。なんでもそうだけど、やっぱり原作で読む方が面白いかも??有り得ない設定だけど、そんなことお構いなしに読み進めることが出来ました。ラスト・・・ある意味、めちゃめちゃコワイです(≧▽≦)wストーリーは・・・7500万円の横領金を資本に、銀座のママに転身したベテラン女子行員、原口元子。店のホステス波子のパトロンである産婦人科病院長楢林に目をつけた元子は、元愛人の婦長を抱きこんで隠し預金を調べあげ、5000万円を出させるのに成功する。次に彼女は、医大専門予備校の理事長橋田を利用するため、その誘いに応じるが・・・。夜の紳士たちを獲物に、彼女の欲望はさらにひろがってゆく。元子を恨む波子は楢林と別れ、大物総会屋をパトロンにクラブを開く。政治家秘書の安島を通じ、医大の裏口入学者のリストを手中にした元子は、橋田をおどし、一流クラブ、ルダン買取りの仮契約を結ぶ。しかし橋田、安島らの仕組んだ罠が元子を待ち受ける。安島との一夜での妊娠の不安に怯える元子の前には黒服の男たちが・・・。夜の世界に生きる女の野望を描くサスペンス長編。
2009年03月31日
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2週間ぶりの紹介になりますが、地味に読書は続けています。「利休にたずねよ」 /山本兼一第140回直木賞作品。最近、受賞作品ってどんな感じだろうと手にとる機会が増えてきました。素人目でなく玄人目で選ばれる作品に興味が湧いてきたの。といいつつ、私は超素人なんですが。。(^-^;)時代小説を読んだのは学生以来かも?利休の生涯を色んな人物の視点で構成された内容に斬新さを感じました。やっぱり偉人だとか、道を極める人って、ある意味変人なんですね??(笑)ストーリーは・・・飛び抜けた美的センスを持ち、刀の抜き身のごとき鋭さを感じさせる若者が恋に落ちた。堺の魚屋の息子・千与四郎--。後に茶の湯を大成した男・千利休である。女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ利休は、おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に対峙し、気に入られ、天下一の茶頭に昇り詰めていく。利休は一茶人にとどまらず、秀吉の参謀としてその力を如何なく発揮。秀吉の天下取りを強力に後押しした。しかし、その鋭さゆえに、やがて対立。秀吉に嫌われ、切腹を命ぜられる。本書は、利休好みの水指を見て、そのふくよかさに驚き、侘び茶人という一般的解釈に疑問を感じた著者が、利休の研ぎ澄まされた感性、色艶のある世界を生み出した背景に何があったのかに迫った長編歴史小説である。「チーム・バチスタの栄光」 /海堂尊今日TVで映画『チーム・バチスタの栄光』が放映されてますね。個人的には、めっちゃタイムリー?!(苦笑)映画と原作ではキャスト田口公平が田口公子と性別を変えた形になっています。これ、ドラマだと田口公平になってるんですねー。(ドラマも映画も観てなかった。。。)ドラマ「医龍」で知ったバチスタ手術。イメージはそんな感じ。良い機会なので、今日映画も観ました。普段あまり身近でないお話だったので、やはり映像の方が分かり易いですね。ストーリーは・・・東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術である「バチスタ手術」の専門チームを作り、 次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。 しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。 そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、 不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった・・・。
2009年03月02日
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特にこれといって何も無かった普通の一日でしたぁ(^-^;)最近読んだ本を1冊ご紹介「夕映え天使」 /浅田次郎浅田次郎作品は結構好きです。中でも「壬生義士伝」「椿山課長の七日間」「地下鉄に乗って」がお気に入り♪今回は短編集なので、読書しない人でも読みやすいかも??次郎ワールド満載の哀愁漂う感じとか、心静かにジーンときちゃいます。切ない感じの中にも幸せがあるみたいな。。(*´艸`*)著者の年齢だから、こういう系統の作品が多いのかな?ストーリーは・・・さびれた商店街の、父と息子二人だけの小さな中華料理店。味気ない日々を過ごす俺たちの前に現れた天使のような女・純子。あいつは線香花火のように儚い思い出を俺たちに残し、突然消えてしまった。表題作「夕映え天使」をはじめ、「切符」「特別な一日」「琥珀」「丘の上の白い家」「樹海の人」の6編の短篇を収録。特別な一日の普通の出来事、日常の生活に起こる特別な事件。 3月末注文分まで、楽天ブックスでは送料無料です!本だけでなく、CD、DVD、PCソフトも。早速、溜まってたポイント使って、「まっぷるマガジン 四国 ’09」買っちゃったぁ。実質タダ~♪来月、念願の道後温泉に行ってきまーすっ(^-^@)/~
2009年02月17日
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仕事のこと、また状況が変わってきましたっ(≧▽≦)w私が受ける受けないという単純なことだけでなく、契約外業務に問題があると派遣会社が言い出しました。(遅いねん!)来週、会社vs派遣会社の話し合い。派遣会社の方も上司が出てくる模様。円満解決を望んでるけど、もう私の範囲を離れてしまったようで、結果を待つだけになりました。どうなることやら(´Д`;)??先日(2009年1月15日)発表のあった第140回芥川賞を獲った津村記久子さんの著書をまとめて読みました。今回受賞作の「ポトスライムの舟」は、まだ読んでないけどね(^-^;)「君は永遠にそいつらより若い」 /津村記久子2005年に「津村記久生」名義で投稿した「マンイーター」で、第21回太宰治賞を受賞し小説家になった作品。この作品を単行本化するときに「君は永遠にそいつらより若い」に改題したそうです。題名から切ない系の話かと勝手な想像してたんだけど、なかなかシュールで面白かったです。ただ面白いだけでなく精神的に深い内容にも触れています。軽いタッチに見せかけながらも深い作品です。ストーリーは・・・身長175センチ、22歳、処女。いや、「女の童貞」と呼んでほしい―就職が決まった大学四年生のだるい日常の底に潜む、うっすらとした、だが、すぐそこにある悪意。そしてかすかな希望・・・?第21回太宰治賞受賞作。「アレグリアとは仕事はできない」 /津村記久子これは正直入り込めない作品でした(´Д`;)出だしから、コピー機に対しての不満が炸裂してるんだけど、物に当たる感じがどうも受け入れにくくて・・・。ストーリーは・・・どうしてこんなに使えない機械を入れたんだ。1台のコピー機が社内の人間関係をあぶりだし、思いもかけない方向に発展する表題作ほか、ある事件を、遭遇した人それぞれの視点で描いた「地下鉄の叙事詩」も収録。「カソウスキの行方」 /津村記久子カソウスキって何だろう??って思ってたら、仮想好きのことらしい!窮地に陥ったりしたときに、仮想して楽しく過ごすようにするというポジティブさがいいかも。色んな1人遊びがあるんだなぁ~としみじみ。同時収録の「Everyday I Write A Book」と「花婿のハムラビ法典」も面白かったです。簡単にサラーっと読めますよん(^-^)wストーリーは・・・郊外の倉庫管理部門に左遷された独身女性・イリエ(28歳)は日々のやりきれなさから逃れるため、同僚の独身男性・森川を好きになったと仮想してみることに・・・。第138回芥川賞候補作。 そうそう。今日は素敵なニュースが♪YUKIちゃんが、妊娠7ヶ月目に入っていて5月に出産予定なんだって元気な赤ちゃんが生まれますように!JUDY AND MARYのデビュー15周年を記念して、トリビュートアルバムが3/18に発売されるし、ここ数日YUKIちゃんニュース祭りだゎ♪1ファンとして大塚愛がアルバムに参加してるのが微妙だけどね。。(´Д`;)
2009年02月05日
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今年こそヨーロッパ旅行を実現させようと思っています(*´艸`*)♪そんな中、気持ちを盛り上げる為に、手に取った一冊。「スイスのかわいい宝物」 /チエミ・クラヴァデッチャー・ツカモトスイスの街並み・風景・生活・アンティーク・雑貨などが、いっぱい詰まってます景色はもちろん、伝統衣装も素敵♪スイスの食べ物と言えば、穴あきチーズやチョコかな。穴あきチーズと白パンって、まさにハイジの世界~(*^-^*)w*キーナーの木おもちゃ**イニシャル・モノグラム*1890~1920年代に、スイスのSt.Gallenで作られた美しいイニシャルモノグラムのモチーフ。当時は、洋服や布の小物、テーブルクロスやベッドカバーなど、自分のものである事を証明するために使われていたそうです。めっちゃカワイイ~(*´艸`*)♪著者のチエミさんが雑貨の買い付けや仕入れを担当されている国内のお店。。『菫埜 Sumireno』静岡県島田市の山に囲まれた自然の中にある花と雑貨のお店で、ここでは本に載ってたカワイイ雑貨が購入できるみたい♪(イニシャル・モノグラムの写真は、こちらのHPから引用させて頂きました。)内容は・・・大切なものに囲まれた、スイスの暮らしと愛らしい雑貨。 ドイツ・フランス・イタリアなどに囲まれた小さな国スイス。自然が豊かで、どこかスローでゆったりとした暮らしが魅力的。一つ一つていねいに集めた雑貨や日々の暮らしを、たくさんの写真とともに紹介します。『マルタのやさしい刺繍』の主演女優、シュテファニー・グラーザーのインタビュー記事も掲載。スイスのかわいい町/デザインあれこれ/おいしいもの/絵本のお話/かわいいお店/季節の楽しみそういえば、スイス映画『マルタの優しい刺繍』を観たいと思いつつ、大阪での上映がなく断念してたんだけど、4月に宝塚シネ・ピピアで上映されるみたい♪いっちょ、観に行きますかぁ(^-^@)/~
2009年02月03日
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日に日に、花粉症の症状が悪化してきているエルです。(≧▽≦)w(そして会社の人にはやっぱり風邪を引いていると思われていました。。)今からこんなんだと、花粉最盛期が恐ろしいですここんとこ食べ物と本のことしか書いてないような気がするけど、今日もそんな感じ。ま。読んでみる?と軽く決めた本と、ずっと読みたかった本と2冊。紹介します!「長女の説明書」 /スザンヌ藤原サブタイトルに「お姉ちゃんにまかせなさい!」。。やっぱりそういうイメージあるのね。。(^-^;)??しっかりしてそうでしてないのが長女ですよー!って、これは長男にも言えるかな。。ここでいう長女は、上にはお兄ちゃんも居ないという本当に一番上のお姉ちゃんのことを指してるらしい!まさに私??(苦笑)全部が全部当てはまるわけじゃないけど、納得できる部分もありました。以下、抜粋です。基本スペック ・お兄ちゃんやお姉ちゃんがいたらいいのにと思ったことがある。 ・モノが捨てられない。 ・他人の言い間違いは指摘せずにはいられない。 ・お茶碗に、ご飯粒は残さない。 ・ときどき「小学校の先生の字みたい~」って言われる。通常モード ・秩序が乱れるのは嫌いです。 ・一を聞かれたら十を返す。 ・よかれと思ってとった行動が、逆に嫌がられたりする。 ・人に「お姉ちゃん」と呼ばれるのがイヤ。 ・朝は強いけど、二度寝は普通。けど二度寝の前に逆算して、この時間までは 大丈夫って頭に入れてから寝る。 起きないといけない時間になったら、ババッと起きて即行動。外交モード ・飲み会に行くと幹事じゃなくてもついつい場を仕切る。幹事なら尚更仕切る。 ・おでかけ先のリサーチはかかさない。 ・自由奔放な人間は嫌い。 ・学生時代、ノートはきっちりとってるタイプ。 ・勝負に勝つために、周りから固めていきます。 ・わざと過酷なスケジュールで自分を追い込む。 ・会社のデスクはきちんと整理されている。だけど、自分の部屋は案外きたない。恋愛モード ・チャラい感じの男に声掛けられてもムシ。 ・亭主関白万歳!付き合うなら年下、でも結婚するなら年上。 ・彼と手をつなぎたくても、自分からはつながない。 ・おごられ下手。 ・恋愛に妥協は禁物!シークレットモード ・”妹”気質に憧れる。 ・よく「しっかりもの」って言われるけど、実は妹のほうが全然しっかりしてる。 ・ときどき、ふと遠くへ行ってしまいたくなる。ストーリーは・・・「あんたはお姉さんなんだから」と、親からずっと言われてきた長女。”しきり屋で責任感がある”っていうだけではない、長女の本当の姿が、セルフチェックで一発で見えてきます。長女が、自分自身を知るために、また、長女の本音を知りたいと考えている友だちやカレシのために、読んでナットクの説明書。「阪急電車」 /有川浩阪急電車沿線に住んでいるからこそ読みたくなる本ですよね??これが、京阪電車や南海電車なら読まなかったと思います。あ!でも、阪神電車なら読んだかも。。?(*´艸`*)?電車を舞台にした作り方には感心しました。また、知っている地名や場所(友達が働いてる場所が2ヶ所も登場!)が出てきて、身近に感じました。そういう意味で面白かったです。ストーリーは・・・恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車・・・。8駅から成る、片道わずか15分間の阪急電鉄今津線で、駅ごとに乗り降りする乗客の物語。人生の決定的な瞬間が鮮やかに描かれた傑作。 電車は、人数分の人生を乗せて、どこまでもは続かない線路を走っていく―片道わずか15分。そのとき、物語が動き出す。
2009年01月20日
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