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えい坊

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2006.02.28
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カテゴリ: review

真夜中のカーボーイ(期間限定) ◆20%OFF!

そんな中の作られたこの作が当時日本でどのように受け入れられたかは定かではないが、この頃からアメリカではそれまで主流だった娯楽的ハリウッド映画から、反体制、反ヒーロー、反ハッピーエンド…暴力やセックスをもリアルに描きいれ、アメリカン・ニューシネマと名を打たれた新しい映画の形が認められるようになり、新しい映画の時代が始まったとされるらしい。

まぁそれでも娯楽、刺激は耐性がつくものなのだから、そういう流れは当然ではあるのだが、いくらか予想はしていたもののこれほどの作品とは。さすがに今見れば当時初めて感じられたようなインパクトには欠けるが、それでも今見ても十分に刺激的な作品である。

お話は、ジゴロを目指しテキサスの片田舎からニューヨークに出てきた田舎者のカーボーイが、思うようにいかずに苦しむ都会で出会った、もう一人の孤独な男との奇妙な友情の姿で、ニューシネマらしい、豊かで恵まれたと見える都会に潜む荒んで退廃的な陰の中、希望を失い朽ちてゆく男達の様が描かれ、69年度のアカデミー賞作品、監督、脚本賞を受賞している作である。

主演はジョン・ヴィイトとダスティン・ホフマンで、共にこの作が2作目程度の初期作だが、当時から数々の主演男優賞の候補者に名をあげられる実力者。にしてもちょっと大根くさいジョン・ヴォイトと、緻密に演じきろうとするようなダスティン・ホフマンは芸風が違うような感じだが、配役としてはピタリと合って、それが見応えを与えてくれているのは確かだろう。

古い映画なので、いささか色はにごり最近作ほどの先鋭感に欠けるが十分な高画質。5.1ではないが、音質も悪くはない。

それにしても当時のジョン・ヴィイトは娘そっくりだこと。





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Last updated  2006.03.31 07:53:52 コメントを書く


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